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Always Look on the Bright Side of Life
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でもよんらめカテゴリ(※読んだららめぇの略)ではないのですスイマセンでもある意味よんだらだめだ

なんかこう絵も文もあまりにも捗らない日が続いてて連載ファイル開いてもなんかこう、こんなアレで連載書くのもどうかなぁみたいな感じでうだうだしててなんかこう、短いの!短いの書きたい!ってなって書きました一時間ちょいくらいしかかかってなくて構想練ってる時間も1分くらいなので(どんだけ手抜きなんだよみたいな)クオリティ屑です人に読ませていいもんじゃありませんがなんかこう、ちょっと意味不明だなと思いながらも文章書く練習にはなったかもしれません
ついきからー。
なんで慌てて書いたかって、今日うpすることに意味があったんですね。
世界終われー!(


**その前にやけたきのみについて考察したい
↓のこれ合わせて今作品数6ですね。やっと6かよ。ちょっとびっくりしました。
そのうち企画外が3。
うちのサイトの短編の中に作品がだいたい18(厨房の時の含む)。
載せてない奴でこれなら載せるに堪えうるかな……ってやつが……大目に見て9 花の入り江(ポケ徹同人誌)入れて10 生まれゆく君へ(マサポケ同人誌)入れて10
少なめに見ると3(     きらきらはいつか載せるとして、てんたかくうまこゆるもポケ徹では凄い評価していただいたし全然載せられる、哀れなryもまぁちょっと恥ずかしいけど載せられないことはない
goaheadとクモのすは反響が他よりあったけど個人的に気に入ってないけどネタはいいと思うから書きなおせれば行けそう(そんなことより新しいの書けよと思う) そういえば前きたのさんと言えばクモのすですと言ってくれた方までいた
ベストプレイスもSPURTもgoodnightもポケノベ企画作品で、一応得票も頂いてる、でもこれらはちょっと手かかってなさすぎてどうなんだろうなって思う ↓のやつレベル(goodnightは明らかに↓の奴以下 SPURTで同レベル
Imissyou以下はちょっと無理かな……wwwくらやみなんかは花の入り江と完全に同時期だけどどうしてここまで差がついたか(うーばー元ネタだからあんなに中二病(中二病でさえない)なんだな
書きたいのはいっぱいある。でも形になりそう&書く意欲あるやつはいまんとこない。
連載書く気復活してくれー。年末年始で六日くらい休めそうだからそこでがっつり創作したいー。

いや考察したかったのはこんなことじゃないんだけどさ間違えた話間違えた!
まぁいいや後日考えを纏めてブログに落とそうそうしよう 間違ってもツイッターに書かないように私!残しときたい話題だからな!!いいな!!!!
***


では追記からどうぞ!((((






『世界は終わらなかった』






 ポリゴンは進み続ける。何の色もなかった。何の音もなかった。誰も傍にいなかったし、見えなかったし、ポリゴンは足音は立てないから、何の音もない。ひとりぼっちだった。色がないと言うのは、嘘だ。真っ白があった。覆い尽くす真っ白と、曇天の灰が、広がっていた。延々と。けど、人によれば「銀」と言うかもしれない。白銀。音はないからつまり風もなくて、無音映画のそれのように、しんしんと、色味のない白さは流れていた。
 色味は懐かしかった。そういうものを探して、ポリゴンは進んでいた。身から出る暑さも、染み入る寒さも、ポリゴンは持っていない。そういう生き物だから。自分がそういう生き物であることをポリゴンは知っていたし、だからといってどうと思ったこともなかった。生き物だと言うのも怪しかった。思うと言うのも怪しい。感情というやつを持っているのかいないのか、ポリゴンには不明瞭だった。
 不明瞭。天と地との境はもはや見当たらなかった。振り向くことはないけれど、きっと振り向いても、同じ無味空間が続いている。その無味がつまらなくはなかった。けれど匂いもなかった。触感もなかった。空気に触れて進んでいるとも、ポリゴンには知れなかった。ふわふわでもない、すうっと、すうーっと、雪面からわずかばかり浮かんだところを、ポリゴンは進み続ける。ただただ進み続ける。そして静かに雪を受けて。雪を受けて。雪を受けた。瞳は動かない。それが瞳と呼べるのかも怪しかった。そんなものがなくたって多分、ポリゴンには景色は見える。言うなれば画用紙の上の一つの点に等しかった。見るべき景色も、特には見当たらないけれど。
 いや。見るべき景色が。見つかって、ポリゴンはわずかに高揚した。幾年振りに内に高鳴りを覚えた。そういうプログラムが自分の中に眠っていたのだと、ポリゴンはそこで気付いた。高鳴り。懐かしささえ覚えて。まるで生き物のよう。いくつもの星霜を経て、ポリゴンは何か、生き物のような何かをその内に得てしまったのか。
 果たしてそれは、草だった。緑の草。雪原の中に、ひとつ。風もないのに揺れていた。ポリゴンはすうっと止まった。そうしてひとところにとどまるのもまた、いつくらいぶりだったのだろう。ポリゴンは念じた。燃えろ。燃えろ、わたくしの体。ゆっくりとアップを始める、ポリゴンの中の何か。草は揺れていた。アップを終えた透明な何かがポリゴンの中を駆け巡り始めると、早かった。縦横無尽に駆け巡るそれは、熱を生んだ。燃えろ、燃えろ。ポリゴンはじわじわと熱くなった。草は妙な動きをする。やがてポリゴンの熱でじわじわと雪が溶けると、そこに埋まっていたのは、一匹のナゾノクサにすぎなかった。
 どうもありがとう。纏わりつこうとする雪を払い退けるようにしながら、ナゾノクサは礼を述べた。そして尋ねる。きみはなぜここにいるのかと。答えを発することを、ポリゴンは最初は諦めていた。発するという術をポリゴンは生来持っていなかった。けれども一瞬期待した。自分の中に生まれ出た、生き物のような、それ。
【アイタイ ヒト ガ イル ノヨ】
 電子音。ナゾノクサは微笑む。微笑むだけだった。よっこらせ、と雪の中から這い出て、また身震いした。
「それで、これからどこにゆくの」
【アイタイ ヒト イル トコロ】
「そう」
 みょ、みょ、と跳ねながら、ナゾノクサは歩き始めた。
 色と、音。取り戻した感覚はそれだった。影、光。雪原に落ちた足跡が、平らの世界に、かすかな余韻を生む。その上に、しんしんと、積もる雪。いつかは消えてしまうの。それでもいい、とポリゴンは考えた。ポリゴンのまっすぐ進む世界に、色と、音とを加えた彼が、なぜだか素敵に感ぜられた。
 素敵なもの。色。声。感情。匂い。熱。身振り。表情。影。音。人に何かを与えうる、すべてのもの。たまらなく愛おしいもの。それらを苦も無く生み出すもの。与え続けるもの。当然のように、あたたかいもの。たまらなく羨ましいもの。生きとし生けるすべてのもの。
「世界がね」
 ナゾノクサは言った。声は白んだ息と共に、白銀に溶け込んで、ポリゴンの頭を溶かす。
「終わるんだってさ」
 みょ、みょ、と跳ねながら、振り向きもせずにそう言った。
 真っ白の世界に。昼間の露草の鮮やかな緑と、ひそやかで芳醇な夜の空色。隕石のような赤の瞳がふたつ、そのちいさな宇宙に瞬いていた。きれいね、とポリゴンは思う。隕石のようなその瞳。小さく開く口。そこから覗く柔らかな舌先。吐息。雪を払いながら揺れる草。そして雪原に映える体躯の紺。
「あなたは知っていた?」
【イイエ】
「ぼくはひと月まえ位に知った。世界は終わるんだって。十二月二十一日なんだって。どうして終わるのか、どうやって終わるのか知れないけれど、世界は終わるのだとニュースは言っていた。ばかみたいに寒いだろ最近、ぼくは、ああ、これか、と思った」
 何かを成したくて、と、彼は言った。みょ、みょ、と跳ねる足跡は、幾分間隔を広げていた。それも美しいと、ポリゴンは思う。足跡も、色彩も、声も、言葉も。
「世界が終わると聞いた日から、旅に出たんだ。北の方へ、行きたいと思った。誰の足跡もない、誰の踏んだことのない、なぁんの汚れもないどこかで、その時を迎えたいと思った」
【ナァンノ ケガレ モ ナイ】
「それはきっと、とても遠いところなんだろうな」
 それはきっと、何の色味もないところなのだろう。
 なぜだろう。ポリゴンはがっかりした。美しいと思っていたものが、急に色褪せて見えはじめた。なぜ彼は、なぁんの汚れもないどこかを、こんなに求めているのだろう。最期の時をそこに埋めると決めたのだろう。それは例えば、こんなに寂しい雪野原。それは例えば、深くて暗い、海の底。それは例えば、目も開けられない、灼熱の地。
 なぜだろう。そこにはきっと何もない。色も、匂いも、感情も。熱も、光も、表情も。ひとつの音さえ。聞き取ることなどできはしない。すべて失いたがったときに、すべてのものは、色味を失くす。
「ぼくには、……きみの言葉は、残念ながら分からないけれど」
 失意も。悲しみも、痛みも、苦しみも。嬉しさや楽しさに繋がるものの、その喪失感でさえも。
 羨ましい。羨ましいのに、いらないという。
「でも、なんとなく、分かるよ。きみがここにいる理由」
 ああ。
 ちがうの。
 それはちがう。
【ワタクシハ】
 欲していたのよ、会いたい人が、ずっといたの。
 世界に色味をくれる人。
 落ち込んだり、喜んだりしている人。笑ったり、嗚咽をあげたりしている人。
 青いもの。隕石のような赤いもの。露草のような緑のもの。夜空のような紺色のもの。その艶やかな頭の弾く、雪色の白い光でさえも。
 いとおしくて、抱きしめてしまいたくなるような。
 何か、生きてて、あたたかいもの。
「……今日が何月何日だか知ってる?」
 十二月二十日だよ。今が何時で、いつ明日になるのか、明日のいつ世界が終わるのか、ぼくは知らないけどね。みょ、みょ、と跳ねるたび、残る足跡。傾斜のかかったまあるい窪み。たまらなかった。ふわりと額に落ちたひとひらが、音もなく溶ける。水に還る。ああ。そんなことがたまらなかった。
 そうだ。
 ずっと、あなたに会いたかった。
 すうっと光が射してきた。見えなかった空と大地との境界から、焼けつくすような眩しさをもって、朝日が顔を覗かせる。向こうは雲が切れているのね。そんなことに気付いて、ポリゴンは微笑んだ。微笑もうとした。ナゾノクサもふっと笑った。空の下からの朝焼けが、曇天を映して、雪を映して、淡い早暁の色だった。こんな色味を、ポリゴンは久々に見た。見えないだけだったのかもしれなかった。
「朝が来たね。二十一日になったんだ。今日のどこかで、世界が終わるよ。こんなまっさらな場所で、こんな素晴らしい景色を見ながら終われるなら、それも本望かもしれない」
 晴れやかな声が凍える空気に溶け込んだ。ポリゴンはまた微笑んだ。
 あなたに会えた。それで満足だった。あなたに会えて、高鳴りを覚えた。あなたに会えて、かすかな落胆を知った。あなたに会えて、こんな世界の淡さを知った。白でさえ、色味だった。世界は色味に満ちていた。
 気が付けば、ポリゴンの周りは、こんなにも美しいもので満ち溢れていた。
 ぽっ、ぽっ、と、雪原に凹凸がうまれた。顔を出した新雪のちいさなバニプッチたちは、朝日を見やって、朝だ、朝だねぇ、と口々に言う。鈴の鳴るようなささやかな声色は、なんらかの喜びに満ちていた。こちらに振り向いたそれらの瞳は、一様に、きらきらと輝いていた。
「やあ、やあ」
「おはよう、バニプッチくん。終わりの朝が始まったね」
 ナゾノクサに、バニプッチたちは次々と。
「やあ、きみはなにを言っているの」
「終わったんだよ」
「終わりの夜が!」
「遂に終わりはこなかった!」
 ナゾノクサと、ポリゴンは、一斉に立ち止まった。
 ぽこぽこと生まれるバニプッチたちは、生を噛みしめるように雪原を跳ね回る。雪の白、生き物の白の間に、刹那の光陰が無数に生まれた。その白のほのかに映す、あまりにも鮮やかな色彩に、ポリゴンは気付いた。そして笑った。それは、自分の、体の色なのだ。ばかみたい。あったかいピンク、冴えた水色。自分は色味だったのだ。それはもう、目の眩むような、美しさだった。
「ああ……ぼく、旅をしすぎて、日付を数え間違えていたのかな。今日はもう、二十二日なのか」
 空を仰ぐ。雪はいつしか止んでいた。張り詰めていたものが、ほどけて、抱きすくめられたみたいに、気の抜けた表情で、彼は言った。
「世界は終わらなかった」









***
おーわり。ポケノベのうちの短編スレに落としてみましたが明日の朝読んで発狂して消す可能性が大いにあります つらら溶けるも一晩小説だったけどあれ結構気に入ってるんだよな(一晩は一晩でも確か4時間くらいは書いてたけど なんかポリゴンのキャラがつららと被ってしまったような、むしろ被せたような ああいうのすきですね私
いやまぁあとは特に語ることないですね。
この小説は何がしたかったんでしょうね。
タイピングですかね。
うーん。
もうちょっとタイトルなんかあったかもなー。
今日はちょっと遅いのでサイトには気が向いたら上げます。

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