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タイトルの通りです。
8月9月連載サボってなにしてたかって、ポケモンストーリーテラーフェス http://storyfes.php.xdomain.jp/novels/ さんに二作品投稿させていただいていました。書いたのはもう結構前になるので語りたいこともだいたい忘れてしまった感はあるのですが、ざっくりと感想&反省会を残しておきます。追記から~~~














 ちなみにこれを書いているのは結果発表日のお昼で、まだ結果を知らないドキドキ状態なのですが、結果出て感想いただきすぎてからだと多分ちゃんと書けないと思うので今のうちに書いておきます 


■A部門
SNEAK in the Shadows!!!!!

http://storyfes.php.xdomain.jp/novels/

 四年振りっすよ、四年振りに短編を書きました。企画参加は5年ぶりです。
 これはねえ制作過程に関しては正直本当にいい思い出がないです!!!難産難産アンド難産でした 呻き苦しみながら書きました こんなハイテンションの文章を呻きながら書いている地獄のような光景よ
 心底楽しかったのは投稿直前に場面区切りの

 ・ ● ■ ■ ■ ■ ● ・

 (小ゴース、大ゴース、リモコン、スニーク、ミタナァ、アッチッチ、大ゴース、小ゴース)
を考えた後、最後アリスが合流したあと

・ ● ■ ■ □ ■ ■ ● ・

こう変化するのを書いたときくらいじゃないでしょうか でも誰も突っ込んでくれない(憤怒


・元ネタ
影もまた真なり/神谷浩史
http://sp.uta-net.com/song/213372/
 リンク先歌詞です 音源を聞いていただけないのが残念!
 今回の作品は私の中で結構特殊で、話を考える前に先に脳内PVが出来上がるという謎の制作過程を辿りました。この曲と出会ったのは多分今年の春くらいで、原型はその頃からいつか書こうと思って温存してたものです。
 歌詞そのまんまやんけっていうくらい曲から生まれた作品です、特に二番。リスペクトを込めてタイトルをそのまま使わせてもらいたかったんですが、タイトル検索されたら歌手名で一発で身バレするので断念しました(結果タイトルは今のが良かったかなと思っている)。代わりに出来るだけ歌詞を詰め込むことに腐心しました。
 曲調もちょっとレトロなかっこよさとダサカワイさが共存してて大好きです。キャラや文章のポップな雰囲気は曲調から生まれました。曲が好きすぎて、ちゃんとした歌手の方にカバーしていただきたいなと思っている事は秘密。

 ということで、温存してたネタだったんですよ。ここ数年持ってた短編ネタでは圧倒的に一番お気に入りの、秘蔵っ子のような大事なネタでした。スーツを着ている顔のない影が、スキップを見られるところからの出会い。二度と会えないかもしれない的な、ずっと足元に控えている影だ的な。ちゃんとあっためて、いつかきっちり満足のいくオチが思い浮かんだときに、形にしよ~って思ってたんです。
 実はっていうかお察しかもしれませんが、5万字超える中編くらいになるかな~と思ってたんですよ。
 今回大会には別のネタで行こう思ってたんですが、どうもそれが形にならなかったんですよ。でも何か出したいっていうことで悩んだ末、一番書きたいもの・書けそうなものを書こうってことで、まだ固まり切ってないこのネタを投入することにしたのです。
 場面を削って飛ばして、キャラも削ったりしました(そもそも主人公はカクレオンでした。でもゴーストの中にカクレオンがいる点についてから話し始めたら完全に字数足りないので退場してもらいました、ゴメンナ)。最初はスニーク、ミタナァ、リモコン(ラジオのくだりを入れるため新規投入)の三人組で行こうと思ってたんですが、アッチッチという名前を思いついた瞬間にアッチッチが削れなくなってしまいました。
 ってことで色々と変更がありゴタついて、ゴタついたのを整理する間もなく書きだしたので、充分に煮詰め切れなかった、半煮え。物語が加速するまで字数を要しすぎてることや、アリスのサビエルに対する思いの布石をほとんど撒けず終盤にどどっと説明せざるをえなくなったこと、光と影は別の世界で生きるしかないでやんすみたいな話だったのにアリス幽霊オチでは何も解決してない気がするとか(これに関して言えば前向きな解釈もできるけれど)、結局色々と後悔が残ってます。『PV』は作れていても『プロット作成』に費やせる時間があんまりなかったので自分の中でシミュレーションが足りず、筆が乗らなかったんだろうなあと思う。展開のまずさを文章の勢いでぶっ飛ばすような書き味でした。お気に入りの温存ネタだったこともあり、時間を置いて読み返して尚、結構悔しさが残ります。
 大事に大事に温めたかったネタを、企画用にリサイズしたけど、100%の精度でリサイズできなかった、っていう後悔、ですかね。ううんやりきれなかった。悔しい。
 でも、このネタでなければ今回出せなかったことも多分事実なんだ。仕方ない。ひとまず、数年ぶりに短編を仕上げられたことに関しては、自分を評価してやりたいところ。

 しかし『きらきら』に似てますよね。私もプロット段階できらきらに似てると思いました。ポケモンが集まって皆で力を合わせてラストシーン走って向かっていく感じとか完全にきらきら。あまりにもきらきらすぎるのでちょっと書くのを躊躇ったレベルです。
 ジャンルとしては、私の持ち球では直球よね。剛速球ですよ。ストレートで勝負しました。
 まあジャンルはね。文章は完全に魔球でしたけどね!!!


・その他の元ネタ

ポケモン名→僕はポケモンにアホみたいな名前をつけるのが好きなんだ。ミタナァとアッチッチがめっちゃお気に入りです。スニークは上記歌詞から頂きました。

サビエル→それっぽいファミリーネームが思いつかねえな~まあ書いてから考えるとして仮名をどっかから取ってくるか、ってことで、カープ選手から取ってきました(あまりフルネームでコールされる選手じゃないのでバレると思ってなかった)実はこの選手のサビエルはファーストネームなんですが、あの偉人のザビエルってラストネームじゃないですか。だからいいかなって思ったんです。基準ガバガバです。仮名のはずだったんですが書いてるうちにしっくりきてしまいました。

ライムライト→歌詞から。この歌詞のライムライト、おそらく映画のライムライトだと思うんですよ、チャップリンだっけ。そんで映画を見て参考資料にしよ思うてたんですが、諸事情あって見られませんでした。替わりに動画検索して出てきたのが

Limelight / Terry's theme ライムライト / テリーのテーマ https://youtu.be/A9H3EdB85Ps

これなんですけどね、1分50秒くらいにバレエダンスのシーンがあるんですよ。それを見てあまりにもうっとりして、アリスがバレエダンサーになりました。

ウェットティッシュ→それっぽい町の名前が思いつかねえな~まあ書いてから考えるとして仮名をどっかから取ってくるか、ってことでテーブルの上を見渡した私の目に飛び込んできたものは……あっ(察し)


・文章
 企画ページ自作コメ欄にも書いたんですが、内省的で美しい厚みのある作品では絶対敵わねえなと思ったんですよ。それは文章もまた然りなんですよ、表現力で真っ向勝負したら太刀打ちできない人が多すぎる。よって変化球を投げました。いやまあ嘘なんですけどね。
 実は、最初は全編普通に書いてたんです。が、推敲段階で
>足は、ちょっと短いけれど……顔立ちはハッキリしているし。腹も、ちょっとだけ、出ているけれど……包容力が、もう、すごいのだ!
 ここを一旦こうしてみた瞬間に、色々と止まらなくなりました(実話)。海外児童書みたいと仰ってくださってる方がいらして大変恐縮なのですが、「メインキャラだったカクレオンを削っちゃったのが申し訳ないから、カクレオンに語らせてる設定で行こう!」というノリで生まれたのがこの文章です。
 自分としても、あんまり書いたことのない文体です、挑戦でした。こういうノリの文章が(特にポケノベルじゃない出身の方々に)受け入れられるのかどうか結構心配してました。思ったよりも多くの方に好感触頂いているようで、ほっとしてます、今のところは(開票前)。
 いやまあ書くのは超大変だったんですが、「……」とか「――」とかを思う存分散りばめられたり、エクスクラメーションをいっぱい重ねられたり、改行や空行を惜しみなく使いまくったりと、普段連載で出来ないような文章表現をしまくれたのは、結構楽しかったです。普段抑圧されてる鬱憤が晴れてスッキリした的な。お陰様で連載の文章に戻るのに苦戦しました。

・総括
 とにかくね、ミタナァが新しいスーツを渡すところと、一番最後アリスがパパに手を振るところが、書きたかったんですよ!!!!!私はね!!!!!!!!そこが書けたから満足なんですよ!!!!!!!!!!!!!!好きなシーンは本当に多いなあ!パーティーシーンはもちろん、アリスが飛び降りてきて一緒に踊るとこ、スニークに対するミタナァの叫び、「そうでやんす、毎日楽しいでやんす!」、あとラジオで誘拐予告のシーンとアリスの反応、そして弟子たちを片手で制する何もかも分かってるサビエルパパが大好きだ~~~~!!!!あと何回も言いますが普段やれないようなネットっぽい文章表現をいっぱいできたのは本当にそれなりに楽しかった……そして書くのに苦戦しました
 いっやあもう本当に難産でしたねコイツはね 生みの苦しみですわ お気に入りネタだけあってキャラにも物語にも愛着が深いし、苦しんで産んだ分だけ愛してるんやろって言われるとそれもそうなんですが、個人的に『きらきら』を越えられなかったと思ってるのがやっぱ悔いが残ります。でも読み返してみて、後半は我ながら面白くできてたかな。
 なんかねえ、ツイッターで知ってる人や知らない人が「泣いた」って仰ってくださってるのを見て、私も普通に泣きました。いっぱい名前を呼んでもらったり、ファンアート書きたいとか朗読したいとか仰っていただけ、作者冥利に尽きます、キャラも浮かばれます(浮かばれていいのだろうか)。書いてよかったです、ホントに。大会の中ではかなり長めの作品になりましたが、読んでくださってありがとうございました。





 そんな『SNEAK in the Shadows!!!!!』を7割くらい書き終えた頃、運営のめめさんがツイキャスをされていたんですが、そこでとんでもないことを耳にしたんです


「Aは制限3万字、Bは1万字やで」


 な、な、な、なんだって……!? 人の話を聞かないことに定評のある私くん、実はそれまでBも三万字書けると思っていました
 というのも、私Bに大作が集まるものとてっきり思っていたんです。Aは三題噺で温存ネタを使いやすいとはいえ、お題にまあまあクセがあるので、Aの方がネタ作品、Bの方が真面目作品って感じになるかなあ思うてたんですよ(まあ結果は……)。そんでAの方が順位狙えるやろ思うてたんです。でもBの方が字数少ないんだったらAに大作がバカスカ投稿されている事は分かり切ってることですよね。まあ私その瞬間まで分かってなかったんですけどね。スニーク(初稿7割)の難産っぷりに自信を失っていた私はこれから起こる悲劇を確信した。そして思ったんです――じゃあBも書こう、ってね。
 というのが半分、めめさんがそんときのツイキャスで「30作は欲しいなあ」と仰ってたのが半分。作数に協力したろという気持ちも結構あったんですが、結果42作も集まったんだから凄いよね。


ってことで書いたのが
■B部門
ふじのしま
http://storyfes.php.xdomain.jp/novels/27.html

 え~これは最高に楽しく書けました!!! 楽しかった思い出しかない
 企画ページの感想欄に書いたことが全てなんであんまり書くこともないんですが……じつは制作過程もよく覚えていません一瞬の出来事すぎて……スニーク書き上げてなんか絵とか描いてその後「じゃあB書くか~!」つってひゃっはあたのしいいいいwwwwwwwwwwつって気付いたら書き終わってました(実話)
 作者ハピエン厨です。バッドエンドを書いたことがないってことはないんですが、もう長らくないのは事実なので、考えるだけで結構楽しかった。バッドエンドたのしいっすね。かわいい子を沈めるのはちょっと良心が痛んで胸糞な後味になりそうですが、こういう無能モブ少年だったらお前が悪いんやで……って思いながら沈められるので気持ちいいですね。この楽しさは癖になりそうです。
 テーマ「ふじ」を作品の真ん中にもってくるのが難しくて、最初は「不時着」を中心にしようと思ってたんですがうまくいかず、「じゃあいっぱい突っ込んでテーマの薄さを誤魔化したれ!」とたくさんたくさん突っ込みました。この過程も楽しかった~。

 この作品は特に文章が気に入ってます。スニークは「いつもやらない文章表現」にかなり特化していたんですが、こっちは逆に「いつも通りに自分が好きな文章で書く」という感じで書いたので、連載読んでる方にはリズム感とかでバレるかなあ思うてたんですが意外とバレなかったですね。月蝕も書きたい放題やってる訳じゃないからかな。
 今作品の冒頭シーンとラストシーンの文章のリズム感は本当に性癖でお気に入りだし、頭から終わりまで筆が躍るわ躍るわって感じでした。躍るわ躍るわって感じの上に、(字数制限にひっかかって)字数の割に推敲・言葉の選抜をじっくり行う事ができたので、個人的にはかなり隙の無い仕上がった文章になってます。伏線・回収の流れも我ながら綺麗に敷けたかなあと。かなり理想に近い短編が作れました。自画自賛自画自賛。
 書くのは一瞬だったんですが、こういう話にしようと決めてから、マップを調べたりマボロシじまに関するウワサとか集めたりするのにはそこそこ時間使いました。取材って意味では3万字近いスニークと同じくらいは時間取れたのかもしれません。ゲームのマップを利用してお話を書いた経験が多くないので(ゼロではない)、新鮮で楽しかったです。
 なんだろう、一発屋ネタ芸人みたいな作品、って企画コメ欄に書いたんですが、まさにその通りと思っていて、こういう企画でストーリー性や訴えるものの薄い作品が高評価得られるのか?というのは結構疑問なんですが、まあこっちに関してはね、自分が満足しまくってるから完全にオッケーです。皆がそーなのそーなの言ってるの見てソーナノばりにニコニコしてました、ありがとう。テーマ「ふじ」に特化しすぎてよそに投げづらいのだけがネックです。






以上!
ひっさびさに短編が書けて、本当に嬉しかった~。また企画があったら参加したいなあと思います。お疲れ様でした!開票が楽しみだぜ(開票日13時現在)。







開票後(http://storyfes.php.xdomain.jp/result.html




ええええええええええええ……(動揺)




とんでもなく身に余る結果を頂いてしまいました……これは……夢なのか……そうなのか……まだ長い夢を見ているのか
今回、まああの、正直、どっちも本気で上位を取りに行こうとは思っていました。ただ凄くレベルの高い大会で、負けたわと思った作品も何作もあり、周りの評価を見ても疑心暗鬼というか、どっちか3位以内くらいに入れれば御の字やなあと思っていたんです。えええええ……。
頂いた感想を拝読したり、ツイッタでおめでとうと言っていただけたりして、ちょっと実感が湧いてきました。そしてこんな色々全力で台無しにするような反省会をアップしてええんやろうかと真剣に悩み始めました。でも投げます。これが真の姿だからだ スニークは、もっと、私好みに、出来たはずなんえす!!! まあ私好みに出来た結果票がどうなってたのかは分かりませんけどね!!

いやほんとに夢じゃないんですかね 夢なら醒めてって感じなんですけど 私明日からカープとか刀とか女装とかBLの話で普通にTLを荒らしてええんやろうか まあ荒らしますけど(断言
凄いなあ。なんか……いや……ほんまに……夢みたいな出来事ですわ
感謝感謝です。読んでくれた全ての方に、投票してくれた全ての方に。運営のめめさん、灰戸さんにも!



本当にありがたい結果を頂きました。何書いていいのか分からなくてあんまり呟けてませんがめっちゃ喜んですます。嬉しい。ありえん。こんなことがあっていいのか。


でも、ちっとも満足したくないです。


いや、本当に。ぼかぁ絶対にもっと良い作品を作ってやりますよ。とらとまだ面白い作品出せるのかよって言わせてやりますよ。精進します。ほのぼのもキャラ小説ももっと極めたいし、今度はもっと、別のジャンルでも、上を目指してやるぜ(一位とは言わないけど!w)!






とりあえず明日からは連載マンに戻りますけどね!できれば連載も読んでくれよな!!!!
また企画があって、上手く連載の流れの隙間に嵌めることができたら、チャレンジしてみたいなと思います。一緒に楽しんでくれたすべての人、本当にありがとう!!!めっちゃタグ騒がしてすいませんでした!!!wwwあ~~~~~ったのしかった~~~~~!!!!!!

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