Always Look on the Bright Side of Life
あらすじ
家まで帰ってきたはいいものの、トウヤはミソラを自室に残して立ち去ってしまう。
直後現れたエイパムが持っていってしまった白い鈴を取り返すため、一人町へ駆け出したミソラであったが……
「返せぇー!」
人混みの中を疾風のごとく駆け抜けるミソラの叫びも虚しく、家の屋根を飛び渡っていくエイパムとの距離は広がっていくばかりであった。鈴の軽やかに鳴る音も、もはや聞き取る事はできない。
ミソラは走り続けた。途中何人か吹き飛ばして白い目を向けられたが、そんなものはどうでもよかった。
エイパムが飛び込んだ路地に入ると、壁に鈴の音が反響して聞こえた。
追い込んだ! ミソラはニタリと笑った。エイパムが立ち往生しているはずの小路へ角を曲がって、そのさきの行き止まりと、そこに立つ一匹を見た。
そしてミソラは目を剥いた。
「……!」
目の前のエイパムが神々しい輝きを放ち、虹色の光の中へと溶け込んでいくではないか!
ミソラの開ききった青い瞳には、だんだんと形を変えていく光――人間の大人を形作っていく光が、くっきりと描かれている。
「ステージ・オン!――ミラクル・マジカル・プリフォルム!」
晴れ渡った青空、そこに突き抜けて高らかに響き渡ったその声は、昨日今日の付き合いで「聞き慣れた」とは言えないものの、確かに記憶の中の、しかし普段の様子とは(声のトーン的な意味で)一線を画した――
「今日もメタモルフォーゼの具合は良好だな……ん?」
――トウヤのものであった。
「あ……ミソラ」
まさに開いた口が塞がらないミソラの顔を見て、トウヤ(フリフリのレースを惜しみ無く使ったひまわり色のキラキラしたセーラー服に、アゲハント大の大きなリボンをつけて、肩から何かポシェットっぽいものをぶら下げている)は頬を染め、恥ずかしそうにぽりぽりと頭を掻いた。
いつのまにか彼の後ろにいたハリは幼女が好みそうなソフトピンクに変色していて、相変わらずの笑みを湛えて二人を見守っている。
「見られてしまっては仕方がない。ミソラ、最後に1つだけ聞いてくれ。僕は――」
女なら天女のような微笑みを浮かべて、
「――痣とか家とか環境破壊とかには、何かいろいろ複雑な問題が絡み合っていると思っていたが、別にそんなことはなかった」
その言葉を聞いて、ミソラはようやく立ち上がって答えた。
「お師匠様……私も、記憶喪失の外人が荒野の真ん中にいるのは何か悲しい経緯があったような気がしていましたが、別にそんなことはありませんでした」
「さあ行こう――僕たちの戦いはこれからだ!」
「はい、お師匠様っ!」
二人の勇気が、世界を救うと信じて―――!!
ご愛読ありがとうございました!北埜すいむ先生の次回作にご期待ください!
ひっきー「っていうのはどう?」
却下です
以上エイプリルフールでした(´・ω・←
いや去年よりはよくないですか…あれ
なんもせずに突然ここで私は男です言い出したの去年だよね?
幼女萌え変態サイトになったのは一昨年だよね?
これをね
徹底さんで更新して、更新報告までしようかなと思ってたんですが(
さすがにやめました。
実際に書いてみたら想像してたよりもいろいろぶち壊しそうだったので
寝よ。
こんなんに30分もかかってんよー
ケータイでももっと早打ちできたらいいのになあ。
家まで帰ってきたはいいものの、トウヤはミソラを自室に残して立ち去ってしまう。
直後現れたエイパムが持っていってしまった白い鈴を取り返すため、一人町へ駆け出したミソラであったが……
「返せぇー!」
人混みの中を疾風のごとく駆け抜けるミソラの叫びも虚しく、家の屋根を飛び渡っていくエイパムとの距離は広がっていくばかりであった。鈴の軽やかに鳴る音も、もはや聞き取る事はできない。
ミソラは走り続けた。途中何人か吹き飛ばして白い目を向けられたが、そんなものはどうでもよかった。
エイパムが飛び込んだ路地に入ると、壁に鈴の音が反響して聞こえた。
追い込んだ! ミソラはニタリと笑った。エイパムが立ち往生しているはずの小路へ角を曲がって、そのさきの行き止まりと、そこに立つ一匹を見た。
そしてミソラは目を剥いた。
「……!」
目の前のエイパムが神々しい輝きを放ち、虹色の光の中へと溶け込んでいくではないか!
ミソラの開ききった青い瞳には、だんだんと形を変えていく光――人間の大人を形作っていく光が、くっきりと描かれている。
「ステージ・オン!――ミラクル・マジカル・プリフォルム!」
晴れ渡った青空、そこに突き抜けて高らかに響き渡ったその声は、昨日今日の付き合いで「聞き慣れた」とは言えないものの、確かに記憶の中の、しかし普段の様子とは(声のトーン的な意味で)一線を画した――
「今日もメタモルフォーゼの具合は良好だな……ん?」
――トウヤのものであった。
「あ……ミソラ」
まさに開いた口が塞がらないミソラの顔を見て、トウヤ(フリフリのレースを惜しみ無く使ったひまわり色のキラキラしたセーラー服に、アゲハント大の大きなリボンをつけて、肩から何かポシェットっぽいものをぶら下げている)は頬を染め、恥ずかしそうにぽりぽりと頭を掻いた。
いつのまにか彼の後ろにいたハリは幼女が好みそうなソフトピンクに変色していて、相変わらずの笑みを湛えて二人を見守っている。
「見られてしまっては仕方がない。ミソラ、最後に1つだけ聞いてくれ。僕は――」
女なら天女のような微笑みを浮かべて、
「――痣とか家とか環境破壊とかには、何かいろいろ複雑な問題が絡み合っていると思っていたが、別にそんなことはなかった」
その言葉を聞いて、ミソラはようやく立ち上がって答えた。
「お師匠様……私も、記憶喪失の外人が荒野の真ん中にいるのは何か悲しい経緯があったような気がしていましたが、別にそんなことはありませんでした」
「さあ行こう――僕たちの戦いはこれからだ!」
「はい、お師匠様っ!」
二人の勇気が、世界を救うと信じて―――!!
ご愛読ありがとうございました!北埜すいむ先生の次回作にご期待ください!
ひっきー「っていうのはどう?」
却下です
以上エイプリルフールでした(´・ω・←
いや去年よりはよくないですか…あれ
なんもせずに突然ここで私は男です言い出したの去年だよね?
幼女萌え変態サイトになったのは一昨年だよね?
これをね
徹底さんで更新して、更新報告までしようかなと思ってたんですが(
さすがにやめました。
実際に書いてみたら想像してたよりもいろいろぶち壊しそうだったので
寝よ。
こんなんに30分もかかってんよー
ケータイでももっと早打ちできたらいいのになあ。
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