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です 反省会じゃないので他のことは喋りません

Q どうして10-1以降ブログに更新報告記事作らなかったんですか?
A 存在を忘れていたからです。




追記から~ 10-5までのありとあらゆるネタバレ注意















グレンというのはですね、構想当初名前付きのモブだったという話は何度もしたんですけれど、
構想当初というのは~1-8までなんですよ(と1-9の間に結構間が開いている)。グレンが出てきたのは1-10なんです。よって登場時点では既に色々と固まっていました。
月蝕は後付け設定の多さでは他に類を見ないレベル(笑うところ)なんですけれども、実はこのグレンっていう人は、ほぼ登場時点の設定のまま存在しています。そういう意味でとても珍しいキャラ。安定感があるのも頷ける。



という前提のもとで解説を デカイ出来事も細かいのもありますが 次書きたいのでサクサク行きます!


>ハギが一番最初に話したのは『裏路地は危険だから絶対に行ってくれるな』ということだった。

これはグレン絡みじゃないですが一応、ハギの息子のヨシくんが裏路地で死んだというのの絡みの話です(6-4-2)



>あいつには、僕が『良い子』だろうと『悪い子』だろうと関係ない。

これもグレン絡みじゃありませんが、トウヤが『悪い子』であるくだりは結構いっぱいあります(伏線とは呼び難いので確認しなくてもいいです)。2-1-1、からの長い夜の果て-3あたり、そして6-4『僕は、悪い子だから、その子のかわりはできません』このへんです、あとは7-8-2とか、8-7-4とかも。もうちょっとあるかも。自分が悪い子だから~だという暗示をかけているトウヤ。が、悪い子でも大丈夫かも、と思ってしまった相手がグレン。トウヤをココウに繋ぎ止めた一番の要因になりました。



>「別に隠してた訳じゃないぞ? 聞かれなかったから言わなかっただけ……、」
 ひょうきんに茶化そうとしたグレンも、トウヤの表情を見た瞬間に、道化を演じるのを諦めた。
「……いや、隠してたな。すまんかった」

グレンはこう言ってますが、実はトウヤは、グレンがどんな仕事をしているのか聞いたことがあると発言しています(8-8-2、スタジアムでトウミソタケヒロがグレンの仕事について触れるシーン)。グレンはトウヤに聞かれて誤魔化したことさえ忘れている。



>「ホウガで開発中のポケモン強化剤のこと、その中の特定成分にアレルギー反応を起こすお前の体質のこと、それと、バンギラスの爆破実験の候補地としてココウ周辺が挙げられていることを聞いて、納得がいったな」

伝わってるだろうか 多分落ち着いて考えたら分かります ちょっと今説明していいのか分からない 多分そのうちトウヤが優しく解説してくれると思う、ミソラとかに
ちなみにリューエルの中でヨーギラスを使った研究をしていたのはホウガ(トウヤの実家があった町)だけ、という旨は既に出ています(2-1-3、1章の爆発後についてレンジャーさんと話し合う場面)。



>「第一、お前が綺麗さっぱり忘れちまうから、こんなことになったんだろうが」

ここはどっちかっていうとこれからです 分かっていただけたかな?



>「今年ハシリイに行った時に、リューエルを狙った盗人に出くわしたんだ。『煙草の匂い』を嗅ぎ分ける訓練をされたチラーミィを連れていて、僕はそいつに目を付けられた。丁度、君に貰った煙草を吸った後のことだよ。その煙草、リューエルの団内でしか出回っていないものだそうだな」

5-10~5-11です、エトとトウヤが一緒に歩いててチラーミィが襲いかかってくるシーンがありました。トウヤがチラーミィを蹴り飛ばしてガキをナイフで脅す回です。今はミソラの手に渡っている果物ナイフ活躍回(ちなみに果物ナイフ初登場は5-5、ミソラがリナのリードを買うシーンでタグを切るのに使用)。



>父が狂ったように煙草を吸っていた

3-4-2 ……くらいかな?もう一回ほど書いた気もする……いつも煙草の匂いがするとしか書いてない ちょっと甘かったですね まあ伏線と呼べるほどのものではありませんがね



>グレンに貰う煙草の煙を吸うとなんとなく父の顔を蘇らせていた

3-4-2、5-10-1 かな? まだあるかも
煙草のくだりはできれば気付いてほしくなかったので、煙草は書きつつもあんまり伏線らしくしませんでした、がまだ説明できない大きな伏線がひとつあります 後日



>「ハシリイから帰った後、僕に『帰ってきてから妙にさっぱりした』みたいなことを言っただろ。その後、『キブツで何かあったのか』と聞いてきた。確かに僕は、ハシリイから帰った後すぐにキブツに飛んで、リューエルと交戦した。……

トウヤがキブツに行っているのは6章、交戦しているのは6-5、グレンの発言は7-8-4(トウヤとグレンが二人でカミサマの話をしてるとこ)



>今朝の酒場で宿の名を不自然に尋ねてきたことも、怪我をしていることを言い当てたのも、『ガバイトを連れたトレーナーがヒガメの宿で負傷した』という情報を持っていたなら、辻褄が合う。

10-2ですね
ちなみに、トウヤは『“ガバイトを連れたトレーナーが”、という漠然とした情報で、トウヤが犯人じゃないかと個人的に疑ったグレンが鎌を掛けてきた』と考えていますが、9-6-2の時点でミヅキがトウヤと特定できる情報まで推察している(あくまで推察の域は出ない)ので、グレンの個人的な行動なのか上からの命令なのかは疑問です。




>「春先くらいに、レンジャーの家の前で君のヨノワールに襲われろう」
>「ターゲットの家と間違って襲ったって言ったんだ」
>「本当なのかと聞いたら、お前の女に手を出すようなことはしない、と答えた

2-1-ラストから2-2-1と2-2-3です 懐かしい~~ ここのグレンの言いくるめの強引さに気付いてたら8章の仕事のくだり待たんでもグレンが胡散臭いことは分かってたろうと思ってます
グレンはうっかり失言が多い 「グレンがうっかりやさんであることが物語的に重要」みたいな話をしてたのはこのあたりでした



> ホウガを出た頃から、身を預けられるものを、ずっと欲していた。そういう顔をして近づいてくるものに、だから、気を許してしまえた。だけど、その優しさの裏側を、いつか目にしてしまうとしたら。信頼の方向が、一方通行かもしれないと、気付いてしまうとしたら。

伏線じゃないんですが、ちなみにこれは6-5のポエムをそのまま引用しています エテボースと対戦するシーンです お気に入りなので横流ししました
5章のチラーミィ騒動で、グレンがリューエル団員であることをトウヤはほぼ確信しています。6章のこのシーン、そして『騙すならもっと上手に騙してくれよ』という台詞は、『両親が事故死したと知らされていたと嘘をつかれていたこと』にかかっているように見せかけて、実はグレンのことにも掛かっていました。嘘を吐かれていたと確信する出来事がトウヤに立て続けに重なったんです。
ちなみにちなみに、6-2でトウヤがアズサに「君のことを信用してもいいのか」と問いかけるシーンがありますが、これは5章を経たトウヤが周囲に対して疑り深くなっているという描写でした。テラをグレンに返却したのも、トウヤの中には「盗聴器とか仕掛けてあるかもしれないから」みたいな理由が半分くらいはあったんですが、テラには何も仕掛けてありませんでした。迷惑千万なヤツですね。




こんなもんかな?

そういえば、8章で、トウヤがカナミから結婚妊娠の報告を受けた後、グレンの家で飲んで潰れるシーンがあったじゃないですか、8-6なんですけど。8-6の最後の塊の一個手前、潰れて寝てるトウヤに対してグレンの独白的な場面があるんですが
ここまで来て読み返してもらったらもしかしたら意味が分かるかもしれません。まだ分からないかもしれません。


以下引用


> ……大きな溜め息を、煙と共に吐き出して、男はどっと背もたれに寄りかかった。我の強いところは、トウヤのポケモンの大きな魅力だ。その一体目の手持ちにつけては、今更聞きわけの良いお人形のふりなんか、できる性分じゃなかったはずだ。彼女に敢えてそれをさせる元凶を除くことは、きっと自分では叶わないのだろう。トウヤとハリとは距離が近すぎて、自分とは、酷く遠すぎる。
 何もできない。十二年掛けて紡ぎあげた『友人』なんて繋がりは、堪らないほど、無力だった。
「どうして、俺を頼れないんだ」
 あてのない言葉が机に落ちる。トウヤが散々零したビールの跡が、まだ染みになって残っている。
「俺は、何のために……」
 ――消えいりかけた本音が、口から洩れたのだと気付いたのは。はっと顔を上げた瞬間に、やっとこちらを見た月色の瞳と、視線がばっちりと合致したからだった。
 グレンは笑った。闇夜に美しく輝く目が、その誤魔化しを見抜いていた。何本目かの煙草殻を灰皿の上に揉みつけて、思い出したように、その燃えかすでハリを指す。
「ハリ。お前、俺のこと嫌いだろう」
 鈍重な一拍のあと、こくりと上下に、頭が動く。弟分の手持ちの非礼さに、呆れて男は頬杖を付いた。だろうなあ。興味を失くしたように主へ戻っていく黄色の視線を、追いかけて、グレンは続ける。
「俺も、今の俺は嫌いだよ」
 まるで自分ではないようで。……ニコチンのもたらす陶酔感は、遅れて現れてきたようだ。寝返りを打つトウヤの呑気な顔を目に入れても、殴りたいなんて強い気持ちは、もう米一粒さえ湧かなかった。



やっぱりうっかりやさんなんですよね。

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