Always Look on the Bright Side of Life
はいどうも!5章反省会その2を始めますよ!
その1→ http://kogu.blog.shinobi.jp/Entry/1369/
・何を言っているのか分からないと思いますが察しの良い方は未更新分のネタバレをしてしまう可能性があります
ついきから~~~
5-1&5-2のときより長いよ!!
■5-3
「よかった……」
約9800字。
パート1
いや~これは正真正銘全力の繋ぎパートなんですけど、何が楽しかったって風景描写なんですよ。風景描写なんですよ(大事二回
この章のポイントの一つは砂漠の街である点なんですよね。このハシリイという町は周りを砂漠に囲われている訳なんです。ココウもそうなんですけど違うのはこの辺は本当に一般的にイメージされる砂の砂漠であるっていう点。ココウって岩石砂漠なんですよ。砂丘とかないんです。ないんですよ。多分砂の砂漠だと思われてるけど岩石砂漠なんです実は。
そのハシリイの砂漠描写の何が楽しかったって、これ私が学生時代に中国の砂漠に研究調査に行った時の経験がまんま生きてる部分なんです。例えばモコシ畑であるとか、
>再びさっさと進んでいくのは、踏み固められた砂地の上。行く手には馬車らしき轍が畑に沿って続いている。
とか(やっぱり砂漠の中にも人が住んでると歩きやすい通用路があるんですよ)
>向こうには、砂色のなだらかな山地と、ぽつぽつと等間隔に立つ樹木。
とか(本当に防砂の意味があるのか疑わしい防砂林)
>堅そうな葉をもつ草本が這っていたり、
とか(痛い)
>何らかのポケモンの糞だろうか、乾燥した黒い小さなものがぽつぽつと転がっている。
とか(羊です)
しょうみ明らかに 無 駄 な 情 景 描 写 多 す ぎ な事は 書 い て る 当 時 か ら 分 か っ て ま し た が (必死)それでも僕は書きたかったの!!!!分かって!!!!!でもなぜかカナミの家は日本家屋でしたね!!!!!
リグレーの名前をつけるパート。リグレーの名前をつけるパート。。。ここ凄いお気に入りです 分かってもらえるように描写してるつもりですがいっちゃん最初にトウヤがミソラの名前を考えるところをオマージュしてる訳なんです ミソラの名前考えるときは日が落ちるまで黙って悩み続けた人がポケモンの名前は3秒でつけるっていうところが凄い好きです トウヤのネーミングセンスが割と死んでるっていうすっごい無意味な設定
どうでもいいんですがこのへんのリグレーの動きが我ながらかわいすぎですね。。。こんなちょろまかしたかわいいポケモン書くことはもうあんまりないんじゃないかな。。。
*
そして三秒で考えた名前を物凄い速さで改めているトウヤ
最初はテレで行くつもりだったような気がするんですがなんでテラにしたのかはあんまり覚えてませんみたいな話はしたんでしたっけ?なんかレイコさんにテレかな???って言ったからテラにしたんですよねみたいなニュアンスのことをこないだブログクラップで仰られたような気がするんですが当人全く覚えておりませんのですがそうなら多分そうなんですかね……?(
なんでテラにしたんだろう。地球。まぁなんかこう宇宙的なポケモンなんでいいんじゃないですかね。トウヤが呼びやすいように呼びやすいように改造していって紆余曲折あってテラになったという設定です。。
ハシリイの町に到着~この町の様子が中国に行った時のアレを反映しているのかと言うと割とそうでもありません。。だから町の外の描写は気合入れてたんです。活かせる部分だったから。分かりますか。。。
テレポート便!この設定は割と好きなのでそのうちげっしょく外ででも短編が書けたらいいなあと思います。そういえば以前どなたかに「受け付けているのは『物資』のみで人間の輸送サービスは存在せず、というのもポケモンの力加減と気分次第では、転送した物資が行方知れずとなったり、また転送先で原型を留めていない状態になっていたりすることがあるからだそうで」というのがハリーポッターの影響ですかみたいなことを言われた気もしますが私はハリーポッターには全く詳しくないので違います。白状すると某Hさんが書かれたオリジナル小説の影響です。丸パクしてすいませんきっとHさん月蝕もブログも読まれてないと思うから気付いてない……(ニコッ
ハシリイはココウよりかなり裕福で発展した町です。ココウより「砂漠のオアシス」って言葉が似合う町。気候はココウとあまり変わりませんが寒いも熱いもやや穏やかで、農耕もかなり盛んです。『砂漠の中の水の町』っていう台詞が出てきますし、のちのマリルパートでも説明してますが、湧水地なんですね。噴水とかあるしね。それで「走井」です。大阪に同じ地名があるらしい。水が湧き出る場所だってさ。
> それでヴェルは、と早口に問うのを聞くと、ミソラもその小さな声にかじりついた。はい、はい、と、何度かの応酬。それから、トウヤの表情がふっと緩むのを見て、ミソラも今度こそ、ほっとした。
「よかった……」
この「よかった……」が凄い好きなんですよ これがトウヤとミソラのどっちが発した言葉と読者様が捉えられていたのかとても気になりますが私は決めていません しいて言えばどっちも!こういう台詞の書き方はあんまりしたことなかったからとても好きです
*
町ブラしながらお話。
・ヴェルに孫がいるって書くとおばあちゃんにも感じますがポケモンで孫って別にそんなにおばあちゃん感ないですよねよく考えれば。まぁその辺月蝕はゲーム踏襲してないので勘弁してください。ひ孫くらいにしとけばよかったな。
・>興味をそそられる数々の景色の中に、必ずと言っていいほど映り込む青くて丸い物体の存在に、ミソラはそのあたりで気付きはじめる。
人々と寄り添うようにして、小さなあんよでてちてちと歩いていく、ぷにっとした丸耳の獣。体を覆う細やかな体毛は短く明るい青色で、腹の部分だけが眩しい位の白さ。特徴的なのはその尻から伸びる尻尾なのだが、ぎざぎざとくねる細い尾の先端に、用途不明の水球らしきものがひっついてぽよんぽよんと跳ねている。顔と体が一体となった真ん丸の顔面、きゅっと口角を上げて前を見据える黒々した瞳を見つめながら、ミソラはそのポケモンとすれ違った。
情景描写の話の時も書きましたがこの回本当にこういう無駄な描写が多いんですよね( こんなに容姿を描写したの月蝕の中では初めてなはずです。私マリル好きすぎ。
・言っときますがリードは最後のリナに引っ張られてミソラが走るところがやりたいがために登場した無駄設定です
・>「なぜ、ここでマリルか」
この設定がまた凄い無駄でしたね!!マリルVSテッカニンをやることは決めてたのでそのフラグでもまいとこうかみたいな気持ちだったんだと思うんですが明らかに回収しきれてません本当にありがとうございました
・>「お師匠様もマリル好きなんですか?」
私が好きなポケモンは基本全部好きなはずです
・調子づいたお師匠様、あえなく落水
*
テラ暴走後の落水パート。水も滴る良いお師匠様状態のお師匠様書くの三回目ですよ。二回目はまだしも一回目がどこなのか思い出せる人は本当にありがとうございます。んなもん読むんじゃない。
>「……帰ったら……」
「帰ったら?」
「グレンを痛い目に遭わせよう……」
更新当時ここが結構ウケてとらとは笑っていました
・無駄な色違い登場
・幼 女 登 場
■5-3裏
「ちんちくりんじゃなあい!」
約2900文字。
★ハヤテすっごいかわいい★ ハヤテ担当回ですがハヤテすごいかわいい つうかこの更新分ポケモン全員かわいいじゃないですか なんかもう全部かわいすぎて全部引用したいので逆に何話したらいいか分かりません
特にちんちくりんのくだりが最高ですね!!ちんちくりんのくだり最高ですね!!!!自分で言うのも最高ですがちんちくりんのくだり最高ですね!!!!!!ちんちくりんじゃなあい
>「あああ思い出した! じゃあキミ、あのときの、あれだ! 丸くてちんちくりんの!」
「ちんちくりんじゃない!」
「そう、そういえばまだフカマルだったな、丸くてちんちくりんの」
「ハリまでぇ」
「ちんちくりん……」
「もーメグミー!」
「ちんちくりんってなによ、おちえてよ」
リナの声。ちんちくりんと言うのは、と真面目に説明しようとしたハリを、あーあーっと鳴いておれは防いだ。
「あー思い出したよすっきりした、そうだまずキミが来たんだ、そんでマイダーリンがお腹がすいて今にも死にそうになって生死の淵を彷徨っていたボクを見つけて駆け寄ってきて……」
「お腹がすいて今にも死にそうになってピーピー泣いてたちんちくりんのハヤテを見つけて……」
「ちんちくりんじゃない!」
「おもむろにボクを抱きしめて」
「ちんちくりんの頭を殴って」
「ちんちくりんじゃない!」
「『なんと、なんと愛らしい姿! おお可哀想にマイハニー、今宵目覚めし愛の力で、僕は必ずや! 君を魔の手から救ってみせよう……!』」
「『ちょっと朝食も昼食も夕食も抜かしたくらいで逃げるんじゃない、手を煩わせるなこのちんちくりんめが!』」
「ちんちくりんじゃなあい!」
騒いでいる間に、ハヤテのおかげでハリが機嫌良くてよかったぁ、というメグミの間延びした声が聞こえた。
ハヤテいぢりでストレス発散してるハリと必死なハヤテもかわいいし最後のハリのことしか考えてないメグミとか最高にかわいい
>けろりとしているテラを肩車したまま、知らない人の笑いものにされたマスターは一人でしょげているだけなのだ。あれがおれだったら絶対殴られている。三回殴られて、五回は蹴られているはずだ。
マスターがDV男みたいになってますが多分だいたいそんな感じです コツンくらいだけどな!一応言っとくけどな!
>「おれ、考えたんだけど……」
「ない頭で?」
「うん」
肯定の即答 かわいい
>「マスターって、おれがオスだから怒るのかな」
この疑惑に意味があるのかないのかはさておき事実ではあるような気はします ポケモンとはいえ女の子には遠慮してるんじゃないかな(棒読み
いや違うんですよ本当は 本当は違うんですけどね ここで詳しく話すのは憚られますがトウヤが気兼ねなく蹴ったり殴ったりじゃれあったりできるのは実はハヤテだけじゃないですか 意外と ね?
>あーあ。もっと早く言ってよ、ハリー。
か わ い い (結論)
■5-4
「はぁちゃんが生まれたときー!」
13,400文字。
さあ問題の回ですね!!
~パート1 幼女登場~
・>「ブ、ブリッジができるようになった!」
これを書いた後6歳の女の子の身体能力がいかほどのものかとか糞気持ち悪いことを必死に検索していたのを昨日のことのように思い出します
幼女!!!!!!!!!月蝕でおにいさん×幼女という展開をまさかやるとは私も予想してなかったんですが思いついた瞬間にあー書かなきゃ(使命感)と思って爆誕したはあちゃんというキャラなんですがぶっちゃけ本編にはあんまり存在が関わらないじゃないですか????でもいいんです マスコットです 幼女も書きたかったし幼女にいちゃつかれて困ってる師匠も書きたかったしそれを見て嫉妬してるミソラも書きたかった
ミソラの嫉妬具合はマジで書きながらゴロンゴロンしてました お前そんなに幼女に嫉妬できるのかよ
・カナミが自転車に乗って登場する件
これアニポケリスペクトなんですけど誰か気付いてくれたんですかね???一回ツイッターでも呟いた気がするんですけどケンジがマリルを自転車の前かごに入れてる話があったはずなんですよ あれがあまりにもかわいかったので無意味に再現しました
・カナミに既視感を覚えるミソラ
ここものごっつい伏線なので何も語れませんが
>目の前にきゅっと止まる車輪、サドルに跨ったまま、今年は来ないのかと思った、とニッと見せる歯の並びや、高く伸ばして、まるで子供にするように男の頭を掻き撫でる手の動き
ここでミソラの動揺にかまけてこっそりトウヤの頭を撫でさせてることに気付いて欲しい ミソラごめんと思いながら僕は一人で悶えていた
あと
> 『ミソラ』という人が立つ、ぽっかりと浮かぶ円形の陸地の、その外の。風も息吹も何もない海だと思っていた暗闇の、一点、それはきっと紛れもなく、得体の知れない『自分』と言う、陸続きの一部分だ。
この描写がすっごい好きなんですよ すっごい好きなんですよ 解説するのもどうかと思いつつ、つまり「ミソラがいつも端から無いモノとしている『記憶を失う以前』にも、本当に『自分』というのが存在していて、それは今の『ミソラ』と繋がっている」ということです あーわかりづら!この遠まわし間凄い好き!!伝わってなくても好き!!!
>「い、いえ……あの……」
移ろう視線は、名前も知らない女の方へ。……聞くことを一瞬躊躇したのがなぜなのか、その時はまだ、ミソラは分からないが。
「……どこかで私と会ったことがありますか?」
この『聞くことを一瞬躊躇した』理由や『その問いかけに対するカナミの反応を見ることに怯えていた』理由は、この時点ではまだ自覚がなくて、つまり過去を知ってしまうと今の幸せな毎日がどうなってしまうかということで、その辺6章に繋がってくるお話
あともうお分かりかもしれませんが
>「髪が長かったことって……」
「髪?」
「ありましたっけ」
「……え、えと……?」
「このくらい……」
ギャグパートに扮してますがこれも伏線なのでよろしくお願いします このネタバレ反省会
*
~パート2 嵐の前のなんとやら~
そういえば藤白さんちの諸事情についてあんまり話してなかったなと思うんですが
話さなかったら話さなかったでいつかどっかで書くような気はしてるし(7年前番外とか(か、書かないかな……))どうしよっかな~って感じなので伏字にしときます、こんなところを読んでる稀有な人はあんまりいないと思いますがネタバレ回避したいひとは反転スルーで
***
入退院を繰り返している現在の母親はハヅキの母親で、カナミとエトの母親ではありません。カナミとエトの母親はエトが8年前くらいに病気で他界していて、母親が死んだ直後に父親が別の女を連れ込んで、ハヅキを作って、んでその一年後に父親が事故で死ぬと。あれこれ書いたっけ。書いたよね。6章で書いたんだわ。藤白の父親とトウヤは面識があるんですが、知り合って二年目の年に行こうとしたら向かってる間に事故で死んだって話。だから現在病気がちで入退院を繰り返し、カナミに家事を背負わせている母親は、彼女と血を繋げていない。実母が死んだ直後に連れ込まれてきた女ですから、もうその辺の事情が分かる年頃になっていたカナミは実は現母のことをあまりよく思っていない。でもかわいい妹の実母であることに代わりは無いし良い姉でいたいから、現母にも良い顔をして面倒を見なければならない。という状況。5-9.5でカナが疲れてるのはそういう事情があってなんです。そういう環境で育っていたから、同じく普通の幸せな家庭での生活から途中で放り出されてしまったトウヤには親近感を覚えた。みたいな。本当は流されただけのトウヤよりカナは苦労してるんです。作中で一番苦労してるのはきっとカナです。一番かわいそうなのはグレンだけど。
どうでもいいんですがカナミ(香波)とエト(江斗)にはさんずいが入ってて、ハヅキ(葉月)には入ってないのは、上二人は死んだ母親が付けた名前で、はあちゃんだけ父親がつけた名前だから、ってのがあったりとか。とか。
***
以上どうでもいい裏設定でした。日本語不自由ですいません。
じゃあ中身の話をします
>「お師匠様も一緒にいてくださいますし……」
そうなんですかお師匠様、とニヤニヤしながらカナミはトウヤへ顔を向けるが、そういう扱いも慣れたとばかりにトウヤは取り合う様子もない。
元カノの前でクールぶってるお師匠様かわいい
藤白の女の子、特にカナは非常に笑顔の表情が印象的な人です。私の中で。いつもけらけら笑っている幸福な人。でも(上記のネタバレ)裏で重い家庭事情を抱えながらもいつも幸せであろうとする、そういう幸福感のあるところがとても素敵だと思うんです。そういうところにトウヤは惹かれたんじゃないですかね。そうであってくれ。
そういえばマリルの機嫌が悪い理由は裏読まないと理解できない仕様になっていたらしいですね。いつだか読者様に指摘されて気付きましたが。それはちょっと申し訳なかった。まぁ同時掲載だったのでそういうのがあってもいいんじゃないかと思います。
> でも大変だったねぇ、トウヤも、と再び無理矢理に頭を撫でられると、トウヤは嫌そうに首を縮めた。けれども合間に聞こえた、久しぶりに労(ねぎら)われた、というささやかな声に、ミソラは彼らの関係性をほんの少し覗いたような気分になる。
あーたまんねえな 労うにふりがなをふるかどうか小一時間悩んでいたのも記憶に新しい このたまんねえなーと思ってるシーンでこれなんて読むんだ??と思われたくなかったのでふりがなつけました
>腕にぶら下がるくらいの勢いで大喜びするハヅキに、無茶言うなよ、と呆れるトウヤ、声を上げて笑うカナミ。……一緒に来てよかったのだろうか、という思いが一瞬頭をよぎり、慌てて払拭する。うきうきと上下する小さな掌を宥めるように、不慣れな動きでそっと包み込む、男の大きな右手。ちくりというくらいの些細な痛みが胸をついた。
おにいさん×幼女に激しく嫉妬するミソラ しばらくってどれくらい?三時間くらい?とか幼女の台詞考えるのは難しくもありめっちゃ楽しくもあった!!このへん楽しかったな~
家についてからの会話のくだりは誰にもリアクションもらえなかった記憶がありますが自分では凄く気に入ってる!おどおどしてるミソラを前にして、一年振りに再会したばかりのトウヤとカナが早速息が合ってるところがお気に入りです!!褐色の小瓶はイメージ的にはウコンの力です!!!!
~パート3 宴会シーン~
問題のパートですね!!!!!!!!他にもたくさん大事なこと(ミソラの記憶とか嫉妬とかトウカナのそこはかとないイチャイチャ感とか)があった回なんですがこのパートがあったおかげでいい感じにカモフラージュされた感はありました!!!!!!!
このパートについて何を書かなければいけないかというと
この部分も私の中国での体験を元に書いているという点なんですよ!!ね!!!
我々の一団が宴会に連れて行かれてゲロッパになった場所では『パイチュー』という字面に起こすと非常にアレなお酒を飲まされてたんですがこれがアルコール度数で言えば5~60度くらいある猛烈に強い酒なんですよ おちょこみたいなサイズのちいさいコップに入れていただくんですが私くらい弱いと舐めるだけでファーーーーwwwwレベルなのでもう一杯目から相当クラックラ来ます トウヤが飲まされてる消毒液同前の液体はそれに近いものと考えていただければ
>わざとらしく器の中身を茶碗にひっくり返しながら、
飲みたくない時はこういう風に茶碗に入れたり口に含んでお茶を飲むふりをしてお茶の中に戻したりして回避するそうです(でもそうするとその後お茶さえ飲めなくなる
酔っ払い描写にはちょっとこだわり(?)がある昨今なんですが、一番のお気に入りは9.5なんですが
>男に笑顔で勧められて例の透明で強い奴を酌まれ、半分以上ぼたぼた零しながらちまっとした器を空にすると、悲鳴じみた声を上げながらトウヤは机に伏せる。伏せている間に器にはまた例の奴が盛られた。
「もうだめだ」
「だ、大丈夫ですか……」
「帰りたい」
「どこへ……?」
ここもそれっぽくて凄い好きです(
>「良い子なんです、自慢の弟子です、僕なんかには勿体無い」
ミソラは前半しか聞いてませんがトウヤが言いたかったのは『僕なんかには勿体無い』の部分なんですよねっていうちょっとした齟齬
エト初登場! なんでエトというキャラが生まれたのかはこれまたいまいち覚えてませんが僕はこの人がごっつい好きです エトの話はまた今度します
そういやここで藤白のじいちゃんが出てきてるんですがこの後じいちゃんとばあちゃんの存在を抹殺したのはわざとですっていうか無理でした。ただでさえこれ以上長引かせる訳にはいかないかった。というかじいちゃんばあちゃんがいるってことを書いたのがそもそもよくなかった。
>「こんだけの人数の前でやれんもんが、本番務まる訳なかろうが」
「やれぃ、やれぃ!」
広島弁なんですかね……?(
水陣VS地陣の舞いの話。えーっと何から話そうかな
> 誰かの呼名を受けて、トウヤは徐に顔を上げた。そこに広がる、己へ向けられた幾多の、酔っ払いたちの、期待の眼差し。男はまた一瞬で事を解した。差し出された例の杯をぼんやりと受け取って、虚ろな手つきで流し込んで――これ以上飲んで大丈夫だろうか。ミソラの心配をよそに、その表情から急に眠気が吹き飛んだ。
再び巻き起こる手拍子。背中側に並べてあった空の酒瓶を薙ぎ倒しながら、トウヤはふらりと立ち上がった。そして低くする姿勢、鋭さを増す眼差し、但し充血している。対峙するエトの眼鏡の奥の瞳が不意に恐怖と狼狽を帯びた。ぽかんとしたルリリを小脇に抱え、恍惚の表情で抱き着いているリグレーを首にひっつけたまま、トウヤは雑な包帯の左腕を、すっ、とエトに向けて伸ばす――酔拳、という言葉がミソラの脳裏に一瞬浮かんで、消えた。
ここの描写、描写の移り方とかがそこはかとなく映像浮かんでくるっぽくてなんか好きです
>「飄々乎として、世を遺(わす)れて独り立ち……」
冷静沈着、覇気はなく、細く震える歌い調子の声色に――トウヤは大きく息を吸うと、カッと目を開き、
「――羽化して登仙するが如しィッ!」
叫んだ。そして跳んだ。
えーとまずは原典について話をしますね(目を逸らしながら
蘇軾の『前赤壁賦』。そこから来てる四字熟語で『羽化登仙』。だいたい『お酒飲んでめっちゃ幸せ』 って意味です。
漢検準1を受けた時に照風さんから頂いた教材の中に乗ってたや~つなので原典は照風さんとも言えます。感謝。。
そういえばものかきさんのポケべんさんとよっぱらいコラボをさせていただいたのこのあたりでした。このへんのトウヤを読まれてものさんが書かれたあの凄い潰れてるトウヤが生まれたということです ものさん恐ろしい子!(感謝
>多分リグレーの念力であろう、明らかに人外モノの可視オーラを纏いながら再び臨戦態勢を取るトウヤに、エトもまた震えながら、もう少し大きな声で何か言う。それに普段の十倍くらいの声量で喚き返す呂律の回らない師匠を、
この辺とか読み返しながらいつも頭抱えるんですが我ながらカオスすぎてwww普段の十倍の声量ってどんなだよって思いますが普段がいかに小さいかということです 普段の声量が小さいことは5-3だかでも書いてます どうでもいい
>手拍子を打っていた人たちが立ち上がり意味不明なダンスを始めて
これ5章ラストあたりのえったんの舞いパートで書かなきゃいけなかったのに書くの忘れてたからくやしい~~~~~!!!!!!!!
いや~しかし5章を代表するパートともいえるかも知れませんが、それにしたって地の分多いですね。こんなん読ませてすいません。。
~パート4 入浴シーン~
宴会に紛れてますがこの回幼女の裸体も書いてますからね!?!?!??!?!
はあちゃんがトウヤのことをお父さんだったらいいのになあと思っていることは実はトウヤは気付いているんですよ実は 自分が全くお父さんになれないことも知りつつ はあちゃんは自分のおかあさんのこともお母さんだと思っているし、実は歳の離れた姉のこともお母さんだと思っている カナとトウヤが付き合えばトウヤは必然的にお父さんと言うことになる訳です でもカナははあちゃんのこと妹としか思ってないしトウヤだってはあちゃんを自分の娘だと思える訳ないじゃん、懐いてもらえてそう言う風に思ってもらえるのは本人的にはもう心が千切れるくらいとってもとっても嬉しいんだけど みたいな
そして嫉妬するミソラ
>ミソラは何も返さなかった。返せなかった。道すがら、ぎこちなく繋ぎあっていた大小の掌をふと思い出す。こうやって一緒にお風呂に入ったりも、もしかしたらしたのかもしれない。……でもね、お師匠様は。はぁちゃんだけのものじゃないんだよ――そんな思いは、ミソラのぶくぶくの中に紛れさせて、お湯にこっそり溶かしてしまった。
ここ危なすぎるからね?????というか5章のミソラ全体的にお師匠様愛が強まりすぎてもはやきもいからね
~パート5 ベッドシーン(意味深)~
まぁ布団なんですけどね この回5パートもあったのか
仕方なく主人を介抱しようとするハリとそれを抱きしめるトウヤと抱きしめられて抵抗しようとするハリと寝ぼけて名前を呼ばれて抵抗するのやめて身を委ねるハリに対して「電気消した方がいい??」って聞く空気読めすぎなミソラだけで僕は結構このシーンお腹いっぱいなんですが
このあとの このあとの
>「ミソラ」
低い声。無防備になっていた心にふっと触れられたみたいで、どきっとして目を開けた。
ここからが ここからが 僕は凄い月蝕っぽいなあというか トウヤとミソラっぽいなあと思って すごく好きと言うか いつもの月蝕に戻った的な切り替えのシーン あーこのシーンは……いいですね……良いですね……糞茶番だけの宴会シーンのせいで完全に日陰だったけどな……
■5-4裏
「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
約3900文字。
マリーかわいすぎやろ……(頭抱え 全然反省しないどころかかわいいかわいい好き好き言ってるだけの反省会に成り下がってますがもういいんですちょっと急いでます(
マリルは僕♂ばっかり書いてるんですがたまにはメスも書いてみたいところですね。しかしマリーのこのキャラクターは凄いお気に入りです。テラよりお気に入りです。この自分が一番正しいと思ってるわがまま感がすごい私の中のマリル像に合致してて良い。
>「だからマリオぼくはマリオだと言ってるだろうがっていうかもううるさいうるさいこのサボテン女めその口だかなんだか分からない奇々怪々なミステリーホールに腐ったモコシ突っ込もがーっ」
このセリフとか凄い好きwwww
あとハリメグ回にしてハヤリナ回でもあります 前のハヤテ語りのあたりでわざとらしく出したハヤテがリナ好きをわざとらしくすぐさま回収
ハリとメグミは凄く通じ合ってる的なところがあって、どちらかというとメグミの方がハリに拠っているところがあるのですが、実はうわ手なのはハリよりもメグミなんですよね~そういう関係性が好きです。とても強いけど不安定はメグミ。とても大人だけどどっか意固地で子供っぽさもあるハリ。すごい好き。
> 離れろ、と体を動かしてもテラは一向に落ちる気配もなかった。これは、なるほど、見た目より重い。
これは、なるほど見た目より重い(からトウヤいつも大変なんだな)。
> トウヤに纏わりつき始めた二匹をじっと睨んでいると、何を思ったのか、ハリも行ってくれば、とメグミが言った。少し笑いながら。ハリがいくならおれも、とハヤテ。わたしは首を振る。行くものか、あんな所。……わたしが行ったところで、あれのために、何が出来る訳でもない。
立ち上がり、何か(多分水陣祭の催しの関係だろうが)喚いて、品も理性もなく酒と料理の上を跳び越えていく主人。そこでどっと倒れ、倒れていればいいものをテラに念力で引き起こされて、また茶番を始める主人。酒の力で無理をして。
節々に全力で心配してる様子が滲み出ているハリが好き
>「心配?」メグミが問う。
「当然だ」それは主人だから。
ああ主人だからな!!!!!!!
> すっ、と念が消えて、力尽きたと言わんばかりに崩れ落ちそうになるトウヤを、あの女が、笑いながら抱きとめる。……そのあたりで顔を戻すと、当たってた、とメグミが囁いた。
「……何が」
「ハリの好きな人」
他の女とイチャついているの見たくなくて目を背けたからな
>「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
それは、自分に確かめるように。
あああああーーー(ペッタンペッタン
> 不毛かなぁ、とメグミは言う。何を。そうだよ。決まっている。
溜め息も出る。わたしは天を仰いだ。月は無情に輝くばかり。
なぜだろう。
この町に来ると、なぜだか、とても、いらいらするのだ。
ここの四行くsssっそお気に入りなので本当にお気に入りなのでよろしくお願いします 月は無情に輝くばかり
ここが好きここが好きって延々言い続けるだけの反省会~
■5-4.5(幕間)
「おかえり。トウヤ」
http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi5-4.htm ここです
約2600字
これね
読んでない人けっこういらっしゃるんだと思うんですけど
本当は本編理解するにあたって凄い重要な部分?ではなくて
でもトウヤがハシリイや藤白の家について何を思っているのかについての補完になっていて
それは9.5や5章末で事足りなくはないんですけど
ここ私の中でけっこうたまらないので
本当は読んでくださいと声を大にして言いたいんですが
いかんせん こ の 更 新 分 恥 ず か し い の で
あんまりwwwww大声でwwwwwwww読んでくださいってwwwwwwww言ってるけどwwwwwwww今言ってるんだけどwwwwwwwwwふっwwwwwwwwwwww
表でミソラの話、裏でハリの話、幕間でトウヤの話っていう5-4関連は凄いたっぷりな更新分で申し訳なかったんですがいや~それにしてもこの幕間は これ反省かい書いてないということを知った時愕然としました 今更この恥ずかしい話について語らねばならないのかと いや語らなくてもいいんですけどね!?読めよって言えればそれでいいんですけど恥ずかしすぎて言えないので
ちなみにここの酔っ払い描写はあんまりリアリティない。けど酔っぱらってないとモノローグ(?)だってとうやはこんなこと言えないと思うから別にいいや
>それから、とカナミは顔を上げた。
「言うの忘れてた」
「何?」
ふふん、とカナミはいつにない笑い方をして。
「おかえり。トウヤ」
そう言ってまた、子供みたいに、わしわしと頭を撫でられる。
心臓がぎゅうと締まった。
(……馬鹿が)
黙って背を向けた。ふらふらしてるよ、気をつけなよ、と笑う声が聞こえる。こんなやりとりに、そんな毎年の言葉にさえ、いちいち動じるほどに、ここにいるのが、好きで、好きで。
大きく息をついた。全部吐き出すみたいに。暗くて冷たい廊下へ歩いていく。懐かしい景色。――ああ、帰ってきた、と。そんな風に思ってしまえるのが辛い。いつまでいるの、なんて言われるのが、ずーっと居てくれるって、なんて、言われるのが、凄く、辛い。
そんな事、叶うはずもないのに。
その人たちに、こんなにも家族にしてもらえるのが、凄く、怖い。
ここね
もうね
本当にね
「馬鹿が」 っていうのも
「好きで 好きで」 も
帰ってきたと思える場所に言えなかった「ただいま」も
大好きで気兼ねないはずなのに
もう七年も伝えられないとうやが
なんつうかもう切ないので
親ばかですいません次の反省会につづく!!(死
その1→ http://kogu.blog.shinobi.jp/Entry/1369/
・何を言っているのか分からないと思いますが察しの良い方は未更新分のネタバレをしてしまう可能性があります
ついきから~~~
5-1&5-2のときより長いよ!!
■5-3
「よかった……」
約9800字。
パート1
いや~これは正真正銘全力の繋ぎパートなんですけど、何が楽しかったって風景描写なんですよ。風景描写なんですよ(大事二回
この章のポイントの一つは砂漠の街である点なんですよね。このハシリイという町は周りを砂漠に囲われている訳なんです。ココウもそうなんですけど違うのはこの辺は本当に一般的にイメージされる砂の砂漠であるっていう点。ココウって岩石砂漠なんですよ。砂丘とかないんです。ないんですよ。多分砂の砂漠だと思われてるけど岩石砂漠なんです実は。
そのハシリイの砂漠描写の何が楽しかったって、これ私が学生時代に中国の砂漠に研究調査に行った時の経験がまんま生きてる部分なんです。例えばモコシ畑であるとか、
>再びさっさと進んでいくのは、踏み固められた砂地の上。行く手には馬車らしき轍が畑に沿って続いている。
とか(やっぱり砂漠の中にも人が住んでると歩きやすい通用路があるんですよ)
>向こうには、砂色のなだらかな山地と、ぽつぽつと等間隔に立つ樹木。
とか(本当に防砂の意味があるのか疑わしい防砂林)
>堅そうな葉をもつ草本が這っていたり、
とか(痛い)
>何らかのポケモンの糞だろうか、乾燥した黒い小さなものがぽつぽつと転がっている。
とか(羊です)
しょうみ明らかに 無 駄 な 情 景 描 写 多 す ぎ な事は 書 い て る 当 時 か ら 分 か っ て ま し た が (必死)それでも僕は書きたかったの!!!!分かって!!!!!でもなぜかカナミの家は日本家屋でしたね!!!!!
リグレーの名前をつけるパート。リグレーの名前をつけるパート。。。ここ凄いお気に入りです 分かってもらえるように描写してるつもりですがいっちゃん最初にトウヤがミソラの名前を考えるところをオマージュしてる訳なんです ミソラの名前考えるときは日が落ちるまで黙って悩み続けた人がポケモンの名前は3秒でつけるっていうところが凄い好きです トウヤのネーミングセンスが割と死んでるっていうすっごい無意味な設定
どうでもいいんですがこのへんのリグレーの動きが我ながらかわいすぎですね。。。こんなちょろまかしたかわいいポケモン書くことはもうあんまりないんじゃないかな。。。
*
そして三秒で考えた名前を物凄い速さで改めているトウヤ
最初はテレで行くつもりだったような気がするんですがなんでテラにしたのかはあんまり覚えてませんみたいな話はしたんでしたっけ?なんかレイコさんにテレかな???って言ったからテラにしたんですよねみたいなニュアンスのことをこないだブログクラップで仰られたような気がするんですが当人全く覚えておりませんのですがそうなら多分そうなんですかね……?(
なんでテラにしたんだろう。地球。まぁなんかこう宇宙的なポケモンなんでいいんじゃないですかね。トウヤが呼びやすいように呼びやすいように改造していって紆余曲折あってテラになったという設定です。。
ハシリイの町に到着~この町の様子が中国に行った時のアレを反映しているのかと言うと割とそうでもありません。。だから町の外の描写は気合入れてたんです。活かせる部分だったから。分かりますか。。。
テレポート便!この設定は割と好きなのでそのうちげっしょく外ででも短編が書けたらいいなあと思います。そういえば以前どなたかに「受け付けているのは『物資』のみで人間の輸送サービスは存在せず、というのもポケモンの力加減と気分次第では、転送した物資が行方知れずとなったり、また転送先で原型を留めていない状態になっていたりすることがあるからだそうで」というのがハリーポッターの影響ですかみたいなことを言われた気もしますが私はハリーポッターには全く詳しくないので違います。白状すると某Hさんが書かれたオリジナル小説の影響です。丸パクしてすいませんきっとHさん月蝕もブログも読まれてないと思うから気付いてない……(ニコッ
ハシリイはココウよりかなり裕福で発展した町です。ココウより「砂漠のオアシス」って言葉が似合う町。気候はココウとあまり変わりませんが寒いも熱いもやや穏やかで、農耕もかなり盛んです。『砂漠の中の水の町』っていう台詞が出てきますし、のちのマリルパートでも説明してますが、湧水地なんですね。噴水とかあるしね。それで「走井」です。大阪に同じ地名があるらしい。水が湧き出る場所だってさ。
> それでヴェルは、と早口に問うのを聞くと、ミソラもその小さな声にかじりついた。はい、はい、と、何度かの応酬。それから、トウヤの表情がふっと緩むのを見て、ミソラも今度こそ、ほっとした。
「よかった……」
この「よかった……」が凄い好きなんですよ これがトウヤとミソラのどっちが発した言葉と読者様が捉えられていたのかとても気になりますが私は決めていません しいて言えばどっちも!こういう台詞の書き方はあんまりしたことなかったからとても好きです
*
町ブラしながらお話。
・ヴェルに孫がいるって書くとおばあちゃんにも感じますがポケモンで孫って別にそんなにおばあちゃん感ないですよねよく考えれば。まぁその辺月蝕はゲーム踏襲してないので勘弁してください。ひ孫くらいにしとけばよかったな。
・>興味をそそられる数々の景色の中に、必ずと言っていいほど映り込む青くて丸い物体の存在に、ミソラはそのあたりで気付きはじめる。
人々と寄り添うようにして、小さなあんよでてちてちと歩いていく、ぷにっとした丸耳の獣。体を覆う細やかな体毛は短く明るい青色で、腹の部分だけが眩しい位の白さ。特徴的なのはその尻から伸びる尻尾なのだが、ぎざぎざとくねる細い尾の先端に、用途不明の水球らしきものがひっついてぽよんぽよんと跳ねている。顔と体が一体となった真ん丸の顔面、きゅっと口角を上げて前を見据える黒々した瞳を見つめながら、ミソラはそのポケモンとすれ違った。
情景描写の話の時も書きましたがこの回本当にこういう無駄な描写が多いんですよね( こんなに容姿を描写したの月蝕の中では初めてなはずです。私マリル好きすぎ。
・言っときますがリードは最後のリナに引っ張られてミソラが走るところがやりたいがために登場した無駄設定です
・>「なぜ、ここでマリルか」
この設定がまた凄い無駄でしたね!!マリルVSテッカニンをやることは決めてたのでそのフラグでもまいとこうかみたいな気持ちだったんだと思うんですが明らかに回収しきれてません本当にありがとうございました
・>「お師匠様もマリル好きなんですか?」
私が好きなポケモンは基本全部好きなはずです
・調子づいたお師匠様、あえなく落水
*
テラ暴走後の落水パート。水も滴る良いお師匠様状態のお師匠様書くの三回目ですよ。二回目はまだしも一回目がどこなのか思い出せる人は本当にありがとうございます。んなもん読むんじゃない。
>「……帰ったら……」
「帰ったら?」
「グレンを痛い目に遭わせよう……」
更新当時ここが結構ウケてとらとは笑っていました
・無駄な色違い登場
・幼 女 登 場
■5-3裏
「ちんちくりんじゃなあい!」
約2900文字。
★ハヤテすっごいかわいい★ ハヤテ担当回ですがハヤテすごいかわいい つうかこの更新分ポケモン全員かわいいじゃないですか なんかもう全部かわいすぎて全部引用したいので逆に何話したらいいか分かりません
特にちんちくりんのくだりが最高ですね!!ちんちくりんのくだり最高ですね!!!!自分で言うのも最高ですがちんちくりんのくだり最高ですね!!!!!!ちんちくりんじゃなあい
>「あああ思い出した! じゃあキミ、あのときの、あれだ! 丸くてちんちくりんの!」
「ちんちくりんじゃない!」
「そう、そういえばまだフカマルだったな、丸くてちんちくりんの」
「ハリまでぇ」
「ちんちくりん……」
「もーメグミー!」
「ちんちくりんってなによ、おちえてよ」
リナの声。ちんちくりんと言うのは、と真面目に説明しようとしたハリを、あーあーっと鳴いておれは防いだ。
「あー思い出したよすっきりした、そうだまずキミが来たんだ、そんでマイダーリンがお腹がすいて今にも死にそうになって生死の淵を彷徨っていたボクを見つけて駆け寄ってきて……」
「お腹がすいて今にも死にそうになってピーピー泣いてたちんちくりんのハヤテを見つけて……」
「ちんちくりんじゃない!」
「おもむろにボクを抱きしめて」
「ちんちくりんの頭を殴って」
「ちんちくりんじゃない!」
「『なんと、なんと愛らしい姿! おお可哀想にマイハニー、今宵目覚めし愛の力で、僕は必ずや! 君を魔の手から救ってみせよう……!』」
「『ちょっと朝食も昼食も夕食も抜かしたくらいで逃げるんじゃない、手を煩わせるなこのちんちくりんめが!』」
「ちんちくりんじゃなあい!」
騒いでいる間に、ハヤテのおかげでハリが機嫌良くてよかったぁ、というメグミの間延びした声が聞こえた。
ハヤテいぢりでストレス発散してるハリと必死なハヤテもかわいいし最後のハリのことしか考えてないメグミとか最高にかわいい
>けろりとしているテラを肩車したまま、知らない人の笑いものにされたマスターは一人でしょげているだけなのだ。あれがおれだったら絶対殴られている。三回殴られて、五回は蹴られているはずだ。
マスターがDV男みたいになってますが多分だいたいそんな感じです コツンくらいだけどな!一応言っとくけどな!
>「おれ、考えたんだけど……」
「ない頭で?」
「うん」
肯定の即答 かわいい
>「マスターって、おれがオスだから怒るのかな」
この疑惑に意味があるのかないのかはさておき事実ではあるような気はします ポケモンとはいえ女の子には遠慮してるんじゃないかな(棒読み
いや違うんですよ本当は 本当は違うんですけどね ここで詳しく話すのは憚られますがトウヤが気兼ねなく蹴ったり殴ったりじゃれあったりできるのは実はハヤテだけじゃないですか 意外と ね?
>あーあ。もっと早く言ってよ、ハリー。
か わ い い (結論)
■5-4
「はぁちゃんが生まれたときー!」
13,400文字。
さあ問題の回ですね!!
~パート1 幼女登場~
・>「ブ、ブリッジができるようになった!」
これを書いた後6歳の女の子の身体能力がいかほどのものかとか糞気持ち悪いことを必死に検索していたのを昨日のことのように思い出します
幼女!!!!!!!!!月蝕でおにいさん×幼女という展開をまさかやるとは私も予想してなかったんですが思いついた瞬間にあー書かなきゃ(使命感)と思って爆誕したはあちゃんというキャラなんですがぶっちゃけ本編にはあんまり存在が関わらないじゃないですか????でもいいんです マスコットです 幼女も書きたかったし幼女にいちゃつかれて困ってる師匠も書きたかったしそれを見て嫉妬してるミソラも書きたかった
ミソラの嫉妬具合はマジで書きながらゴロンゴロンしてました お前そんなに幼女に嫉妬できるのかよ
・カナミが自転車に乗って登場する件
これアニポケリスペクトなんですけど誰か気付いてくれたんですかね???一回ツイッターでも呟いた気がするんですけどケンジがマリルを自転車の前かごに入れてる話があったはずなんですよ あれがあまりにもかわいかったので無意味に再現しました
・カナミに既視感を覚えるミソラ
ここものごっつい伏線なので何も語れませんが
>目の前にきゅっと止まる車輪、サドルに跨ったまま、今年は来ないのかと思った、とニッと見せる歯の並びや、高く伸ばして、まるで子供にするように男の頭を掻き撫でる手の動き
ここでミソラの動揺にかまけてこっそりトウヤの頭を撫でさせてることに気付いて欲しい ミソラごめんと思いながら僕は一人で悶えていた
あと
> 『ミソラ』という人が立つ、ぽっかりと浮かぶ円形の陸地の、その外の。風も息吹も何もない海だと思っていた暗闇の、一点、それはきっと紛れもなく、得体の知れない『自分』と言う、陸続きの一部分だ。
この描写がすっごい好きなんですよ すっごい好きなんですよ 解説するのもどうかと思いつつ、つまり「ミソラがいつも端から無いモノとしている『記憶を失う以前』にも、本当に『自分』というのが存在していて、それは今の『ミソラ』と繋がっている」ということです あーわかりづら!この遠まわし間凄い好き!!伝わってなくても好き!!!
>「い、いえ……あの……」
移ろう視線は、名前も知らない女の方へ。……聞くことを一瞬躊躇したのがなぜなのか、その時はまだ、ミソラは分からないが。
「……どこかで私と会ったことがありますか?」
この『聞くことを一瞬躊躇した』理由や『その問いかけに対するカナミの反応を見ることに怯えていた』理由は、この時点ではまだ自覚がなくて、つまり過去を知ってしまうと今の幸せな毎日がどうなってしまうかということで、その辺6章に繋がってくるお話
あともうお分かりかもしれませんが
>「髪が長かったことって……」
「髪?」
「ありましたっけ」
「……え、えと……?」
「このくらい……」
ギャグパートに扮してますがこれも伏線なのでよろしくお願いします このネタバレ反省会
*
~パート2 嵐の前のなんとやら~
そういえば藤白さんちの諸事情についてあんまり話してなかったなと思うんですが
話さなかったら話さなかったでいつかどっかで書くような気はしてるし(7年前番外とか(か、書かないかな……))どうしよっかな~って感じなので伏字にしときます、こんなところを読んでる稀有な人はあんまりいないと思いますがネタバレ回避したいひとは反転スルーで
***
入退院を繰り返している現在の母親はハヅキの母親で、カナミとエトの母親ではありません。カナミとエトの母親はエトが8年前くらいに病気で他界していて、母親が死んだ直後に父親が別の女を連れ込んで、ハヅキを作って、んでその一年後に父親が事故で死ぬと。あれこれ書いたっけ。書いたよね。6章で書いたんだわ。藤白の父親とトウヤは面識があるんですが、知り合って二年目の年に行こうとしたら向かってる間に事故で死んだって話。だから現在病気がちで入退院を繰り返し、カナミに家事を背負わせている母親は、彼女と血を繋げていない。実母が死んだ直後に連れ込まれてきた女ですから、もうその辺の事情が分かる年頃になっていたカナミは実は現母のことをあまりよく思っていない。でもかわいい妹の実母であることに代わりは無いし良い姉でいたいから、現母にも良い顔をして面倒を見なければならない。という状況。5-9.5でカナが疲れてるのはそういう事情があってなんです。そういう環境で育っていたから、同じく普通の幸せな家庭での生活から途中で放り出されてしまったトウヤには親近感を覚えた。みたいな。本当は流されただけのトウヤよりカナは苦労してるんです。作中で一番苦労してるのはきっとカナです。一番かわいそうなのはグレンだけど。
どうでもいいんですがカナミ(香波)とエト(江斗)にはさんずいが入ってて、ハヅキ(葉月)には入ってないのは、上二人は死んだ母親が付けた名前で、はあちゃんだけ父親がつけた名前だから、ってのがあったりとか。とか。
***
以上どうでもいい裏設定でした。日本語不自由ですいません。
じゃあ中身の話をします
>「お師匠様も一緒にいてくださいますし……」
そうなんですかお師匠様、とニヤニヤしながらカナミはトウヤへ顔を向けるが、そういう扱いも慣れたとばかりにトウヤは取り合う様子もない。
元カノの前でクールぶってるお師匠様かわいい
藤白の女の子、特にカナは非常に笑顔の表情が印象的な人です。私の中で。いつもけらけら笑っている幸福な人。でも(上記のネタバレ)裏で重い家庭事情を抱えながらもいつも幸せであろうとする、そういう幸福感のあるところがとても素敵だと思うんです。そういうところにトウヤは惹かれたんじゃないですかね。そうであってくれ。
そういえばマリルの機嫌が悪い理由は裏読まないと理解できない仕様になっていたらしいですね。いつだか読者様に指摘されて気付きましたが。それはちょっと申し訳なかった。まぁ同時掲載だったのでそういうのがあってもいいんじゃないかと思います。
> でも大変だったねぇ、トウヤも、と再び無理矢理に頭を撫でられると、トウヤは嫌そうに首を縮めた。けれども合間に聞こえた、久しぶりに労(ねぎら)われた、というささやかな声に、ミソラは彼らの関係性をほんの少し覗いたような気分になる。
あーたまんねえな 労うにふりがなをふるかどうか小一時間悩んでいたのも記憶に新しい このたまんねえなーと思ってるシーンでこれなんて読むんだ??と思われたくなかったのでふりがなつけました
>腕にぶら下がるくらいの勢いで大喜びするハヅキに、無茶言うなよ、と呆れるトウヤ、声を上げて笑うカナミ。……一緒に来てよかったのだろうか、という思いが一瞬頭をよぎり、慌てて払拭する。うきうきと上下する小さな掌を宥めるように、不慣れな動きでそっと包み込む、男の大きな右手。ちくりというくらいの些細な痛みが胸をついた。
おにいさん×幼女に激しく嫉妬するミソラ しばらくってどれくらい?三時間くらい?とか幼女の台詞考えるのは難しくもありめっちゃ楽しくもあった!!このへん楽しかったな~
家についてからの会話のくだりは誰にもリアクションもらえなかった記憶がありますが自分では凄く気に入ってる!おどおどしてるミソラを前にして、一年振りに再会したばかりのトウヤとカナが早速息が合ってるところがお気に入りです!!褐色の小瓶はイメージ的にはウコンの力です!!!!
~パート3 宴会シーン~
問題のパートですね!!!!!!!!他にもたくさん大事なこと(ミソラの記憶とか嫉妬とかトウカナのそこはかとないイチャイチャ感とか)があった回なんですがこのパートがあったおかげでいい感じにカモフラージュされた感はありました!!!!!!!
このパートについて何を書かなければいけないかというと
この部分も私の中国での体験を元に書いているという点なんですよ!!ね!!!
我々の一団が宴会に連れて行かれてゲロッパになった場所では『パイチュー』という字面に起こすと非常にアレなお酒を飲まされてたんですがこれがアルコール度数で言えば5~60度くらいある猛烈に強い酒なんですよ おちょこみたいなサイズのちいさいコップに入れていただくんですが私くらい弱いと舐めるだけでファーーーーwwwwレベルなのでもう一杯目から相当クラックラ来ます トウヤが飲まされてる消毒液同前の液体はそれに近いものと考えていただければ
>わざとらしく器の中身を茶碗にひっくり返しながら、
飲みたくない時はこういう風に茶碗に入れたり口に含んでお茶を飲むふりをしてお茶の中に戻したりして回避するそうです(でもそうするとその後お茶さえ飲めなくなる
酔っ払い描写にはちょっとこだわり(?)がある昨今なんですが、一番のお気に入りは9.5なんですが
>男に笑顔で勧められて例の透明で強い奴を酌まれ、半分以上ぼたぼた零しながらちまっとした器を空にすると、悲鳴じみた声を上げながらトウヤは机に伏せる。伏せている間に器にはまた例の奴が盛られた。
「もうだめだ」
「だ、大丈夫ですか……」
「帰りたい」
「どこへ……?」
ここもそれっぽくて凄い好きです(
>「良い子なんです、自慢の弟子です、僕なんかには勿体無い」
ミソラは前半しか聞いてませんがトウヤが言いたかったのは『僕なんかには勿体無い』の部分なんですよねっていうちょっとした齟齬
エト初登場! なんでエトというキャラが生まれたのかはこれまたいまいち覚えてませんが僕はこの人がごっつい好きです エトの話はまた今度します
そういやここで藤白のじいちゃんが出てきてるんですがこの後じいちゃんとばあちゃんの存在を抹殺したのはわざとですっていうか無理でした。ただでさえこれ以上長引かせる訳にはいかないかった。というかじいちゃんばあちゃんがいるってことを書いたのがそもそもよくなかった。
>「こんだけの人数の前でやれんもんが、本番務まる訳なかろうが」
「やれぃ、やれぃ!」
広島弁なんですかね……?(
水陣VS地陣の舞いの話。えーっと何から話そうかな
> 誰かの呼名を受けて、トウヤは徐に顔を上げた。そこに広がる、己へ向けられた幾多の、酔っ払いたちの、期待の眼差し。男はまた一瞬で事を解した。差し出された例の杯をぼんやりと受け取って、虚ろな手つきで流し込んで――これ以上飲んで大丈夫だろうか。ミソラの心配をよそに、その表情から急に眠気が吹き飛んだ。
再び巻き起こる手拍子。背中側に並べてあった空の酒瓶を薙ぎ倒しながら、トウヤはふらりと立ち上がった。そして低くする姿勢、鋭さを増す眼差し、但し充血している。対峙するエトの眼鏡の奥の瞳が不意に恐怖と狼狽を帯びた。ぽかんとしたルリリを小脇に抱え、恍惚の表情で抱き着いているリグレーを首にひっつけたまま、トウヤは雑な包帯の左腕を、すっ、とエトに向けて伸ばす――酔拳、という言葉がミソラの脳裏に一瞬浮かんで、消えた。
ここの描写、描写の移り方とかがそこはかとなく映像浮かんでくるっぽくてなんか好きです
>「飄々乎として、世を遺(わす)れて独り立ち……」
冷静沈着、覇気はなく、細く震える歌い調子の声色に――トウヤは大きく息を吸うと、カッと目を開き、
「――羽化して登仙するが如しィッ!」
叫んだ。そして跳んだ。
えーとまずは原典について話をしますね(目を逸らしながら
蘇軾の『前赤壁賦』。そこから来てる四字熟語で『羽化登仙』。だいたい『お酒飲んでめっちゃ幸せ』 って意味です。
漢検準1を受けた時に照風さんから頂いた教材の中に乗ってたや~つなので原典は照風さんとも言えます。感謝。。
そういえばものかきさんのポケべんさんとよっぱらいコラボをさせていただいたのこのあたりでした。このへんのトウヤを読まれてものさんが書かれたあの凄い潰れてるトウヤが生まれたということです ものさん恐ろしい子!(感謝
>多分リグレーの念力であろう、明らかに人外モノの可視オーラを纏いながら再び臨戦態勢を取るトウヤに、エトもまた震えながら、もう少し大きな声で何か言う。それに普段の十倍くらいの声量で喚き返す呂律の回らない師匠を、
この辺とか読み返しながらいつも頭抱えるんですが我ながらカオスすぎてwww普段の十倍の声量ってどんなだよって思いますが普段がいかに小さいかということです 普段の声量が小さいことは5-3だかでも書いてます どうでもいい
>手拍子を打っていた人たちが立ち上がり意味不明なダンスを始めて
これ5章ラストあたりのえったんの舞いパートで書かなきゃいけなかったのに書くの忘れてたからくやしい~~~~~!!!!!!!!
いや~しかし5章を代表するパートともいえるかも知れませんが、それにしたって地の分多いですね。こんなん読ませてすいません。。
~パート4 入浴シーン~
宴会に紛れてますがこの回幼女の裸体も書いてますからね!?!?!??!?!
はあちゃんがトウヤのことをお父さんだったらいいのになあと思っていることは実はトウヤは気付いているんですよ実は 自分が全くお父さんになれないことも知りつつ はあちゃんは自分のおかあさんのこともお母さんだと思っているし、実は歳の離れた姉のこともお母さんだと思っている カナとトウヤが付き合えばトウヤは必然的にお父さんと言うことになる訳です でもカナははあちゃんのこと妹としか思ってないしトウヤだってはあちゃんを自分の娘だと思える訳ないじゃん、懐いてもらえてそう言う風に思ってもらえるのは本人的にはもう心が千切れるくらいとってもとっても嬉しいんだけど みたいな
そして嫉妬するミソラ
>ミソラは何も返さなかった。返せなかった。道すがら、ぎこちなく繋ぎあっていた大小の掌をふと思い出す。こうやって一緒にお風呂に入ったりも、もしかしたらしたのかもしれない。……でもね、お師匠様は。はぁちゃんだけのものじゃないんだよ――そんな思いは、ミソラのぶくぶくの中に紛れさせて、お湯にこっそり溶かしてしまった。
ここ危なすぎるからね?????というか5章のミソラ全体的にお師匠様愛が強まりすぎてもはやきもいからね
~パート5 ベッドシーン(意味深)~
まぁ布団なんですけどね この回5パートもあったのか
仕方なく主人を介抱しようとするハリとそれを抱きしめるトウヤと抱きしめられて抵抗しようとするハリと寝ぼけて名前を呼ばれて抵抗するのやめて身を委ねるハリに対して「電気消した方がいい??」って聞く空気読めすぎなミソラだけで僕は結構このシーンお腹いっぱいなんですが
このあとの このあとの
>「ミソラ」
低い声。無防備になっていた心にふっと触れられたみたいで、どきっとして目を開けた。
ここからが ここからが 僕は凄い月蝕っぽいなあというか トウヤとミソラっぽいなあと思って すごく好きと言うか いつもの月蝕に戻った的な切り替えのシーン あーこのシーンは……いいですね……良いですね……糞茶番だけの宴会シーンのせいで完全に日陰だったけどな……
■5-4裏
「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
約3900文字。
マリーかわいすぎやろ……(頭抱え 全然反省しないどころかかわいいかわいい好き好き言ってるだけの反省会に成り下がってますがもういいんですちょっと急いでます(
マリルは僕♂ばっかり書いてるんですがたまにはメスも書いてみたいところですね。しかしマリーのこのキャラクターは凄いお気に入りです。テラよりお気に入りです。この自分が一番正しいと思ってるわがまま感がすごい私の中のマリル像に合致してて良い。
>「だからマリオぼくはマリオだと言ってるだろうがっていうかもううるさいうるさいこのサボテン女めその口だかなんだか分からない奇々怪々なミステリーホールに腐ったモコシ突っ込もがーっ」
このセリフとか凄い好きwwww
あとハリメグ回にしてハヤリナ回でもあります 前のハヤテ語りのあたりでわざとらしく出したハヤテがリナ好きをわざとらしくすぐさま回収
ハリとメグミは凄く通じ合ってる的なところがあって、どちらかというとメグミの方がハリに拠っているところがあるのですが、実はうわ手なのはハリよりもメグミなんですよね~そういう関係性が好きです。とても強いけど不安定はメグミ。とても大人だけどどっか意固地で子供っぽさもあるハリ。すごい好き。
> 離れろ、と体を動かしてもテラは一向に落ちる気配もなかった。これは、なるほど、見た目より重い。
これは、なるほど見た目より重い(からトウヤいつも大変なんだな)。
> トウヤに纏わりつき始めた二匹をじっと睨んでいると、何を思ったのか、ハリも行ってくれば、とメグミが言った。少し笑いながら。ハリがいくならおれも、とハヤテ。わたしは首を振る。行くものか、あんな所。……わたしが行ったところで、あれのために、何が出来る訳でもない。
立ち上がり、何か(多分水陣祭の催しの関係だろうが)喚いて、品も理性もなく酒と料理の上を跳び越えていく主人。そこでどっと倒れ、倒れていればいいものをテラに念力で引き起こされて、また茶番を始める主人。酒の力で無理をして。
節々に全力で心配してる様子が滲み出ているハリが好き
>「心配?」メグミが問う。
「当然だ」それは主人だから。
ああ主人だからな!!!!!!!
> すっ、と念が消えて、力尽きたと言わんばかりに崩れ落ちそうになるトウヤを、あの女が、笑いながら抱きとめる。……そのあたりで顔を戻すと、当たってた、とメグミが囁いた。
「……何が」
「ハリの好きな人」
他の女とイチャついているの見たくなくて目を背けたからな
>「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
それは、自分に確かめるように。
あああああーーー(ペッタンペッタン
> 不毛かなぁ、とメグミは言う。何を。そうだよ。決まっている。
溜め息も出る。わたしは天を仰いだ。月は無情に輝くばかり。
なぜだろう。
この町に来ると、なぜだか、とても、いらいらするのだ。
ここの四行くsssっそお気に入りなので本当にお気に入りなのでよろしくお願いします 月は無情に輝くばかり
ここが好きここが好きって延々言い続けるだけの反省会~
■5-4.5(幕間)
「おかえり。トウヤ」
http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi5-4.htm ここです
約2600字
これね
読んでない人けっこういらっしゃるんだと思うんですけど
本当は本編理解するにあたって凄い重要な部分?ではなくて
でもトウヤがハシリイや藤白の家について何を思っているのかについての補完になっていて
それは9.5や5章末で事足りなくはないんですけど
ここ私の中でけっこうたまらないので
本当は読んでくださいと声を大にして言いたいんですが
いかんせん こ の 更 新 分 恥 ず か し い の で
あんまりwwwww大声でwwwwwwww読んでくださいってwwwwwwww言ってるけどwwwwwwww今言ってるんだけどwwwwwwwwwふっwwwwwwwwwwww
表でミソラの話、裏でハリの話、幕間でトウヤの話っていう5-4関連は凄いたっぷりな更新分で申し訳なかったんですがいや~それにしてもこの幕間は これ反省かい書いてないということを知った時愕然としました 今更この恥ずかしい話について語らねばならないのかと いや語らなくてもいいんですけどね!?読めよって言えればそれでいいんですけど恥ずかしすぎて言えないので
ちなみにここの酔っ払い描写はあんまりリアリティない。けど酔っぱらってないとモノローグ(?)だってとうやはこんなこと言えないと思うから別にいいや
>それから、とカナミは顔を上げた。
「言うの忘れてた」
「何?」
ふふん、とカナミはいつにない笑い方をして。
「おかえり。トウヤ」
そう言ってまた、子供みたいに、わしわしと頭を撫でられる。
心臓がぎゅうと締まった。
(……馬鹿が)
黙って背を向けた。ふらふらしてるよ、気をつけなよ、と笑う声が聞こえる。こんなやりとりに、そんな毎年の言葉にさえ、いちいち動じるほどに、ここにいるのが、好きで、好きで。
大きく息をついた。全部吐き出すみたいに。暗くて冷たい廊下へ歩いていく。懐かしい景色。――ああ、帰ってきた、と。そんな風に思ってしまえるのが辛い。いつまでいるの、なんて言われるのが、ずーっと居てくれるって、なんて、言われるのが、凄く、辛い。
そんな事、叶うはずもないのに。
その人たちに、こんなにも家族にしてもらえるのが、凄く、怖い。
ここね
もうね
本当にね
「馬鹿が」 っていうのも
「好きで 好きで」 も
帰ってきたと思える場所に言えなかった「ただいま」も
大好きで気兼ねないはずなのに
もう七年も伝えられないとうやが
なんつうかもう切ないので
親ばかですいません次の反省会につづく!!(死
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