Always Look on the Bright Side of Life
8章終了です~お疲れ様でした!
8-12はオマケがあるのでそっちもよろしくな! http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi8-12.htm
https://www.youtube.com/watch?v=0tlFefMLRnE
8章後半EDはミスター◎ルドレンの「口笛」でお願いします! 前半EDのセカオワとえらいちがいですね!
この曲は本当に本当に本当に本当に大好きな曲ですし、大好きなミスチルの中の本当に大切な曲なので自作に当てるのちょっと尻込みするところでもあるんですが、ここは ここだけは この曲じゃないですか 絶対この曲なんですよ 分かります 分かります!!
完全に描写が引っ張られてる場所が一か所ありますがどっちかっていうと寄せました。決してアローラに寄せた訳ではありません(813投稿した後にゲームのあのシーン見て恥ずかしくなっちゃった……ヘッ)
アローラ旅行記はまた今度!ムーンクリアしました!!めっちゃ良かったです!!
デカイ
8章はそもそもこの表紙絵でいくつもりだったんですよ。何でやめたかってポケ徹の表紙絵サイズすっごい小さいじゃないですか 色々と収まりきらないので
まああの恒例の嘘表紙絵なんですけどね 現行表紙絵もじゃっかん嘘表紙絵でしたね!楽しいね!
8-1くらいのイメージで。実際にはとうやはたけひろの首に傘つっこむんですが
傘持ってるのに全員濡れてるやんみたいな感じです 濡れてる表現ができねえなと思ってやめたのもありますしがんばって髪の毛をへにょってさせようとすると思った以上に誰だてめえらになるのでやめたっていうのもあります。
追記からちょっとだけ話を ちょっとだけ
8-13くらいまでのネタバレが含まれます
8章は本当に色々と悩んだり 色々と悩んだり自信を無くしたり完全に自信を無くしたりやる気を失ったり死のう!!消そう!!って思ったりスッゴイ色々と心が乱高下だったんですがだいたいトウヤのせいでしたね
ミソタケ回に見せかけたトウヤのメンタルジェットコースター回でありグレンくん大活躍回だったんですが実はトウヤとタケヒロが喧嘩して仲直りするっていうのが8章のメインテーマだった(過去形)んです。予定してた表紙絵はそういうことです。
なんにしろ8章は本当に思い出深い章になりました。内容もだし、書いてた時の状態もだ。ホントに。腹立つので若宮トウヤは私が100回殴ります。
*
えーっと今回は811~812のはんせいかいなので 全体としての話はまた今度 全部反省会してもいいんですが
■811
ここね!
多分ここ あれなんですよ 一番盛り上がるところのはずなんですよ ここを一番盛り上がるところに持ってこれないといけない構成の章だったんです!
811~812の構成の中で、決まってた事って
・タケミソが戦ってツーが進化してミソラが勝つ
・その裏でトウヤとグレンがテラの話をする
・このシーンをアズサ目線で描写する
・トウヤVSミソラ戦は淡々と書く
これだけなんです。
810~811の間が空いたのって、811の構成が凄い面倒なことになってたからなんですよ
まず戦闘プロットを組む
トウヤとグレンの会話シーンプロットを組む
それをイイカンジに繋ぎ合わせる っていう感じだったんですが、
多分、スタンドでのパートをよそでやってタケミソ戦をストレートに描写すれば、
もっとこう、ストレートに、こう、なんていうか……強いものが、書けたはずなんですよね。
でもしたくなかったんですよね。
811っていうのはトモダチ戦って銘打って出したんだけど、それはみそらとたけひろの戦いでありながら、とうやとぐれんの戦いでもあるし、ここ二組の友人観の違いって言うのを8章通してやってきた訳で。ここをやっぱり同時進行で、対比して書かないと、意味がないなあと思って
結果としてどうなんだろうなあというのはまだ冷静に見れてないんですけれども、
一つ分かるのは 結果としてタケヒロ側の描写は結構おざなりにしてしまったなあと思うんです。が。
でもタケヒロの考えてることってさあ、多分分かるんですよ、書かなくても。多分ね。多分だけどね。分かってもらえてたらいいよね。たけひろってまっすぐだから
だから敢えて書く必要もないかなあと思った 書いたら必ず盛り上がるパートではあったんですよ 本当はもっと上手に構成できたかもしれないそしたらタケヒロ側の描写もできたかもしれないし盛り上げられたかもしれないし
でも書き上げてみて思ったのは、一番最後のタケヒロが通用路で膝を抱えて泣いてる、あのシーンで全部事足りたかなあと 思うのね 事足りてなかったら辛いけどそうだと信じたい 811のタケヒロの見せ場を戦闘中には書かずあの嗚咽に集約したことには意味があったと信じたい
タケヒロは頑張ったけどさあ、頑張ったんだけど、結局何もしてないっちゃしてないんだよな。なんか、そうだろ。それを自覚したんだということが伝わればよかったんだけどなあ。どうかなあ。
まあどっちにしろツーの進化シーンを踏み台的にしたのはちょっとアレでしたと思います
進化したら「ぼうふう」を覚えるんだと勘違いしてたんですよ! ぼうふうって「雨の時はかならず命中する」っていうっょぃ技で一騎打ちさせるには最高だな!!って思ったの!でもピジョットまで進化しないと覚えないんですね!!そこからプロットが崩れ出したんだよ!!
・タケミソパートの話
見たいドラマ(にげはじ)が差し迫っているのでサクッと
>「リナはさ、今までさ、ずっと知らん顔だったじゃない。戦うの、好きでしょ。好きなように、戦ってたでしょ。ねえ、いいんだよ。それだけでいいんだよ。……なのにさあ……」
この「なのにさあ」が凄く好きなんですよね。ミソラはこんなこと言う子じゃなかったんだよ。
>冷凍ビームがトレーナーボックスにあたるあたりのはなし
これ通じたのか?描いてて通じるのか?ってすごい思ってたんですが通じたんですかね
このへんは結構お気に入りなんですがいかんせん書きながら書いた(プロットになかったという意味)のでなんか そうタケミソ戦って全体的に書きながら書けると信じ切ってたんですよねだから難しかったんですよね
ミソラは8章通して同じところをグルグル巡っている感じはしますよね。書いてみてこんなにグルグル巡って同じところに戻るのかあと思わざるをえませんでした。でも回る過程っていうか、このめぐる輪の中に入っていった、その工程は、見せられたかなと思います。そうだったらいいな。ミソラがグルグル巡ってる間に事は動いたんですけどね。
戦闘描写は全体的にお気に入りかと言われるとそうでもないんですよね。でも今の限界がこれだなあきっと。
・テラの話
これがやりたかったんですよ。811は実はこっちがメインだったんです私の中では。物語的にはたけみそ戦がメインにならなきゃいけなかったんですけどね。
これは本当にすっごく昔から存在しているパートで、何度もイメトレを繰り返してきたところだったはずなんですがいざとなるとトウヤが全然台詞が出てこなくて本当に焦りました。プロットにもしたためてたんですがしっくりこないというか
8章はたけみその裏でとうやとぐれんの仲がいいのか悪いのかみたいな話を延々と忍ばせてきた章で、その全部がこのシーンを書くためにあったと言わざるをえない訳なので 本当に難しかった
スタンド会話パートの後半をアズサ視点で描写したのは「二人を客観的に見れる人が要る」っていうのが一点だったんですが まあトウヤもしくはグレンにここを語らせると何とは言いませんが大変まずいので無理だったんです
タケミソ戦に入る前の部分のミソラの「……なのにさあ……」も非常に厭らしくて好きなんですが、グレンの「それで? それだけか?」にからの三言に関しては 色々と決定的で本当に好き トウヤの言いたいことも分かるけどさ、グレンはとっても正しいでしょ。どちらだけが正しいとも言わないし、どっちも間違ってる部分もあるんですが、ずっと言いたかったことをグレンが言ってくれたって感じでしょ 私はこの人が大好きです
アズサはいるけどさ、彼女は年下だし自分でも気付かぬうちにトウヤに寄っている部分はあって、こうやってトウヤに物を言えた人ってここのグレンが初めてなんじゃないかなあと思う この人はそういう点で本当に重要人物ですよね。ね。
> テラはバトルに夢中になって我を忘れるような、そんな子じゃない。ポケモンの本性の全てが戦闘狂いだと思っているなら大間違いだ。戦わせたことがなくたって、数日付き合っていれば分かる。本性が見抜けないお前の目が腐っているのだと、数か月鍛えて心変わりしたのだろうと、そう言いたければ、言えばいい。だが、心はそんなに簡単に、変わるものか。少なくとも僕は、ずっと信じていたものに、騙されていたと気付いても、嫌いになんてなれなかった。
ここまで含めてずっとイメトレしてた部分でした。なんだかんだで楽しかった。
もっと喋れるんですがドラマが
■8-12
ここはトウヤ側から書くと決めていて、その上で「トウヤの心理描写は極力排除して淡々と試合を終わらせる」という感じでずっとイメージしてた部分です
812の推敲は楽しかった~。久々に推敲らしい推敲をしたという感じです。最近の私の趣味傾向としてなるべく難しい言葉を使わずに、とりあえず伝わる文章で書こう、って思って書いてるんですが(そうなってたらいいな)、ここに関してはもう音や漢字のイメージとリズム感だけで文章を組み上げていったってカンジ。本当に楽しかった~!!
ここ文章すきなとこ上げていったらキリがないんですが
>泥濘になったフィールドをぐしゃりぐしゃりと踏みしめる、痛いほど突き刺さる雨、跳ね返る中、薄墨を流した、虚ろな世界で。
>ふわりと軽やかな金糸の髪は、今はただただ重力に倣い、底へ向かって、すとんと落ちて、若しくは身体に貼り付いている。
>こんなものと、二人きりで、真っ暗な冬の砂漠の中へ、踏み出していくのだと思った。
このへんのリズム感が好きですね 声に出して読みたいすいむ語
バトルが終わってからは思ったより心情描写が入ったなって感じです。何を謝ってるんですかって聞いて欲しかったですよね、ミソラにね。でもトウヤはその問いに今日はちゃんと答えられたんだろうな。
・後半
ノーコメント!
■8-12.5 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi8-12.htm
あずにゃんクッソかわいくないですか クッソかわいいです アズサが敬語を喋ってる所がもうちょっと読みたくてこれを付け加えたんですが、なんてことはない、あずにゃんかわいいよー!!!!っていうただそれだけの回になりました。我が子ながら本当にかわいいです。
*
8-13と8章総括はまたこんど語りますね!!なぜならドラマが始まるからです!!
8-12はオマケがあるのでそっちもよろしくな! http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi8-12.htm
https://www.youtube.com/watch?v=0tlFefMLRnE
8章後半EDはミスター◎ルドレンの「口笛」でお願いします! 前半EDのセカオワとえらいちがいですね!
この曲は本当に本当に本当に本当に大好きな曲ですし、大好きなミスチルの中の本当に大切な曲なので自作に当てるのちょっと尻込みするところでもあるんですが、ここは ここだけは この曲じゃないですか 絶対この曲なんですよ 分かります 分かります!!
完全に描写が引っ張られてる場所が一か所ありますがどっちかっていうと寄せました。決してアローラに寄せた訳ではありません(813投稿した後にゲームのあのシーン見て恥ずかしくなっちゃった……ヘッ)
アローラ旅行記はまた今度!ムーンクリアしました!!めっちゃ良かったです!!
デカイ
8章はそもそもこの表紙絵でいくつもりだったんですよ。何でやめたかってポケ徹の表紙絵サイズすっごい小さいじゃないですか 色々と収まりきらないので
まああの恒例の嘘表紙絵なんですけどね 現行表紙絵もじゃっかん嘘表紙絵でしたね!楽しいね!
8-1くらいのイメージで。実際にはとうやはたけひろの首に傘つっこむんですが
傘持ってるのに全員濡れてるやんみたいな感じです 濡れてる表現ができねえなと思ってやめたのもありますしがんばって髪の毛をへにょってさせようとすると思った以上に誰だてめえらになるのでやめたっていうのもあります。
追記からちょっとだけ話を ちょっとだけ
8-13くらいまでのネタバレが含まれます
8章は本当に色々と悩んだり 色々と悩んだり自信を無くしたり完全に自信を無くしたりやる気を失ったり死のう!!消そう!!って思ったりスッゴイ色々と心が乱高下だったんですがだいたいトウヤのせいでしたね
ミソタケ回に見せかけたトウヤのメンタルジェットコースター回でありグレンくん大活躍回だったんですが実はトウヤとタケヒロが喧嘩して仲直りするっていうのが8章のメインテーマだった(過去形)んです。予定してた表紙絵はそういうことです。
なんにしろ8章は本当に思い出深い章になりました。内容もだし、書いてた時の状態もだ。ホントに。腹立つので若宮トウヤは私が100回殴ります。
*
えーっと今回は811~812のはんせいかいなので 全体としての話はまた今度 全部反省会してもいいんですが
■811
ここね!
多分ここ あれなんですよ 一番盛り上がるところのはずなんですよ ここを一番盛り上がるところに持ってこれないといけない構成の章だったんです!
811~812の構成の中で、決まってた事って
・タケミソが戦ってツーが進化してミソラが勝つ
・その裏でトウヤとグレンがテラの話をする
・このシーンをアズサ目線で描写する
・トウヤVSミソラ戦は淡々と書く
これだけなんです。
810~811の間が空いたのって、811の構成が凄い面倒なことになってたからなんですよ
まず戦闘プロットを組む
トウヤとグレンの会話シーンプロットを組む
それをイイカンジに繋ぎ合わせる っていう感じだったんですが、
多分、スタンドでのパートをよそでやってタケミソ戦をストレートに描写すれば、
もっとこう、ストレートに、こう、なんていうか……強いものが、書けたはずなんですよね。
でもしたくなかったんですよね。
811っていうのはトモダチ戦って銘打って出したんだけど、それはみそらとたけひろの戦いでありながら、とうやとぐれんの戦いでもあるし、ここ二組の友人観の違いって言うのを8章通してやってきた訳で。ここをやっぱり同時進行で、対比して書かないと、意味がないなあと思って
結果としてどうなんだろうなあというのはまだ冷静に見れてないんですけれども、
一つ分かるのは 結果としてタケヒロ側の描写は結構おざなりにしてしまったなあと思うんです。が。
でもタケヒロの考えてることってさあ、多分分かるんですよ、書かなくても。多分ね。多分だけどね。分かってもらえてたらいいよね。たけひろってまっすぐだから
だから敢えて書く必要もないかなあと思った 書いたら必ず盛り上がるパートではあったんですよ 本当はもっと上手に構成できたかもしれないそしたらタケヒロ側の描写もできたかもしれないし盛り上げられたかもしれないし
でも書き上げてみて思ったのは、一番最後のタケヒロが通用路で膝を抱えて泣いてる、あのシーンで全部事足りたかなあと 思うのね 事足りてなかったら辛いけどそうだと信じたい 811のタケヒロの見せ場を戦闘中には書かずあの嗚咽に集約したことには意味があったと信じたい
タケヒロは頑張ったけどさあ、頑張ったんだけど、結局何もしてないっちゃしてないんだよな。なんか、そうだろ。それを自覚したんだということが伝わればよかったんだけどなあ。どうかなあ。
まあどっちにしろツーの進化シーンを踏み台的にしたのはちょっとアレでしたと思います
進化したら「ぼうふう」を覚えるんだと勘違いしてたんですよ! ぼうふうって「雨の時はかならず命中する」っていうっょぃ技で一騎打ちさせるには最高だな!!って思ったの!でもピジョットまで進化しないと覚えないんですね!!そこからプロットが崩れ出したんだよ!!
・タケミソパートの話
見たいドラマ(にげはじ)が差し迫っているのでサクッと
>「リナはさ、今までさ、ずっと知らん顔だったじゃない。戦うの、好きでしょ。好きなように、戦ってたでしょ。ねえ、いいんだよ。それだけでいいんだよ。……なのにさあ……」
この「なのにさあ」が凄く好きなんですよね。ミソラはこんなこと言う子じゃなかったんだよ。
>冷凍ビームがトレーナーボックスにあたるあたりのはなし
これ通じたのか?描いてて通じるのか?ってすごい思ってたんですが通じたんですかね
このへんは結構お気に入りなんですがいかんせん書きながら書いた(プロットになかったという意味)のでなんか そうタケミソ戦って全体的に書きながら書けると信じ切ってたんですよねだから難しかったんですよね
ミソラは8章通して同じところをグルグル巡っている感じはしますよね。書いてみてこんなにグルグル巡って同じところに戻るのかあと思わざるをえませんでした。でも回る過程っていうか、このめぐる輪の中に入っていった、その工程は、見せられたかなと思います。そうだったらいいな。ミソラがグルグル巡ってる間に事は動いたんですけどね。
戦闘描写は全体的にお気に入りかと言われるとそうでもないんですよね。でも今の限界がこれだなあきっと。
・テラの話
これがやりたかったんですよ。811は実はこっちがメインだったんです私の中では。物語的にはたけみそ戦がメインにならなきゃいけなかったんですけどね。
これは本当にすっごく昔から存在しているパートで、何度もイメトレを繰り返してきたところだったはずなんですがいざとなるとトウヤが全然台詞が出てこなくて本当に焦りました。プロットにもしたためてたんですがしっくりこないというか
8章はたけみその裏でとうやとぐれんの仲がいいのか悪いのかみたいな話を延々と忍ばせてきた章で、その全部がこのシーンを書くためにあったと言わざるをえない訳なので 本当に難しかった
スタンド会話パートの後半をアズサ視点で描写したのは「二人を客観的に見れる人が要る」っていうのが一点だったんですが まあトウヤもしくはグレンにここを語らせると何とは言いませんが大変まずいので無理だったんです
タケミソ戦に入る前の部分のミソラの「……なのにさあ……」も非常に厭らしくて好きなんですが、グレンの「それで? それだけか?」にからの三言に関しては 色々と決定的で本当に好き トウヤの言いたいことも分かるけどさ、グレンはとっても正しいでしょ。どちらだけが正しいとも言わないし、どっちも間違ってる部分もあるんですが、ずっと言いたかったことをグレンが言ってくれたって感じでしょ 私はこの人が大好きです
アズサはいるけどさ、彼女は年下だし自分でも気付かぬうちにトウヤに寄っている部分はあって、こうやってトウヤに物を言えた人ってここのグレンが初めてなんじゃないかなあと思う この人はそういう点で本当に重要人物ですよね。ね。
> テラはバトルに夢中になって我を忘れるような、そんな子じゃない。ポケモンの本性の全てが戦闘狂いだと思っているなら大間違いだ。戦わせたことがなくたって、数日付き合っていれば分かる。本性が見抜けないお前の目が腐っているのだと、数か月鍛えて心変わりしたのだろうと、そう言いたければ、言えばいい。だが、心はそんなに簡単に、変わるものか。少なくとも僕は、ずっと信じていたものに、騙されていたと気付いても、嫌いになんてなれなかった。
ここまで含めてずっとイメトレしてた部分でした。なんだかんだで楽しかった。
もっと喋れるんですがドラマが
■8-12
ここはトウヤ側から書くと決めていて、その上で「トウヤの心理描写は極力排除して淡々と試合を終わらせる」という感じでずっとイメージしてた部分です
812の推敲は楽しかった~。久々に推敲らしい推敲をしたという感じです。最近の私の趣味傾向としてなるべく難しい言葉を使わずに、とりあえず伝わる文章で書こう、って思って書いてるんですが(そうなってたらいいな)、ここに関してはもう音や漢字のイメージとリズム感だけで文章を組み上げていったってカンジ。本当に楽しかった~!!
ここ文章すきなとこ上げていったらキリがないんですが
>泥濘になったフィールドをぐしゃりぐしゃりと踏みしめる、痛いほど突き刺さる雨、跳ね返る中、薄墨を流した、虚ろな世界で。
>ふわりと軽やかな金糸の髪は、今はただただ重力に倣い、底へ向かって、すとんと落ちて、若しくは身体に貼り付いている。
>こんなものと、二人きりで、真っ暗な冬の砂漠の中へ、踏み出していくのだと思った。
このへんのリズム感が好きですね 声に出して読みたいすいむ語
バトルが終わってからは思ったより心情描写が入ったなって感じです。何を謝ってるんですかって聞いて欲しかったですよね、ミソラにね。でもトウヤはその問いに今日はちゃんと答えられたんだろうな。
・後半
ノーコメント!
■8-12.5 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi8-12.htm
あずにゃんクッソかわいくないですか クッソかわいいです アズサが敬語を喋ってる所がもうちょっと読みたくてこれを付け加えたんですが、なんてことはない、あずにゃんかわいいよー!!!!っていうただそれだけの回になりました。我が子ながら本当にかわいいです。
*
8-13と8章総括はまたこんど語りますね!!なぜならドラマが始まるからです!!
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え~こんばんは、ペンタブが壊れました
実は心優しい方が現在使ってらっしゃらないものを譲って下さるそうなので本当にありがたい……でもお絵かきできないのツライです いつもペンタブ埃積もってるのに、使えないとなると使いたくなる。試験中に執筆意欲高まるのと同じ現象ですかね。おえかきして~~デジタルでお絵かきして~~。
そんでお絵かきが出来ないので、昨日5作ほど読んで感想投げるという試みをして、もう一年以上きちんとした感想を書いてなかった自分が本当に申し訳なくて、申し訳なさのあまり突然自分で自分の小説に感想を付けたらどうか???という天才的なひらめきをしたので
突然ですが反省会です
突然ですが反省会です
!!!月蝕8-5&8-6反省会!!!
・長い 具体的に言うと14870字くらいあります
・語彙力が低い
・何一つ反省してない
・自画自賛がヤバい
・すっごい長い
・作者の感想文(??)を参考にして感想を書こう!って仰ってた方がいらっしゃいましたが冗談だとは思いますが凄いモンニョリするのでいやですよ(;;)後述してますが解釈違いみたいなのってむしろ凄く有り難いしなにより感想乞食みたいじゃないか私!!違うんだよ~~~8586を自分で成仏させるためにこれを書いたんだよ~~~違うんだあああ~~~
いやホントに。今ツイッターで私感想乞食みたいじゃないですか?大丈夫か?そういう意図じゃないんだけどなあ。考えすぎかな。難しい。。。
追記から~~。
なんで突然8-5&8-6反省会を始めるのか???という話ですが
好きだからです
以外の何物でもありません お気に入り!!!!イッツお気に入り!!大正義!!
82~83あたりも非常にお気に入りなんですが、このあたりは気に入りポイントについて拍手やツイであらかた触っていただいた気がするので(自分で創作垢で呟き尽くしたの間違いかもしれない)成仏してるんです。
8586は気合入ってた分呟いても呟いても成仏しないな!?っていう感じなのでガッツリお気に入りポイントを垂れ流して成仏させたいと思います 反省……?知らんな
・8-5-1 あずにゃんがぽやぽやするとこ
えーーーーっとねえ色んな人にアズサかわいいって言われてこの辺は成仏してるんですけど
え~っと小話。冒頭のポエムなんですが
>砂の楼閣。そんな風に言ってしまえば、この三年と少しの期間は、随分と脆く無味乾燥に思われる。今の自分を誰が認めてくれるだろうか。身内を他人を欺いて、勝手に作り上げた『強固な己』の幻影を、勝手に蹴り壊して、嘆いて、それで。
ここは照風めめさんに頂いた詞「風」の中から一部(砂の楼閣を蹴り壊して嘆いても、という部分)使わせていただいたんですよね。5章と6章の間に挟んでる話の「砂上の楼」というタイトルもそうなんですけど、この砂の楼閣(本来的には砂上の楼閣なのかな?)というワードは月蝕の物語とは非常に親和性高いなあ。せっかく文章を頂いたんだからどこかでコラボらせていただきたい、と思ってたので、自己満足ではありますがコラボれて良かったです。ありがとうございました!
>あの人たちの期待してる、そんな自分を演じるのは、いつの間にか、もう『演技』ではなくなっていたのだ。
ミス〇ルですね。「Forever」ですね。「君の好きな僕を演じるのはもう演技じゃないから」ですね。大好きですね。はい。パクリ多いぞ
保科晴臣(ほしな はるおみ)に関しては、8章通してやりたいと思ってる「外伝キャラをとりあえずぶっこむ」の中の一人なので、本編上物語に絡んでくるかと言われると別にそんなことはありません でも好き。良い子なんです。レンジャー三人組みんないい子なんだよなあ。
なんかツイッターのネタの中で色々と動かし過ぎて今更何を書けばいいのかよく分からないんですが、アズサは「恋人同士のはずのユキとホシナが、二人の間をとびきりの居場所としてアズサに空けてくれるのが、彼女の何よりの後ろ盾だった。」と思ってるんですが、ちょっと違うんだよね。これネタバレじゃないんですけど裏設定だから隠しますね。この二人の関係性は間にアズサがいるからこそ成り立ってるんです。アズサ自身は気付いていないけどね。ここまで
そういえばこの間「最近ワカミヤくんってめっちゃ言いますよね」って言われて、わかみやくんって言うの好きなんですよねって返しながらもそんなに言ってたっけ……?て思ってたんですが ここですね ワカミヤくん言いすぎですね しかし私のワカミヤくんって言いたい欲はここで完全に浄化した
>アズサは目を逸らした。その体中に――いつの間に油を撒かれていたのか、と思った。友人と穏やかにしていたはずなのに。ホシナが起こした小さな火花が、足元にひょっと引火した。全身を逆撫でながら猛烈な勢いで駆けあがった。躍る火の海。乙女は方策なし。ただ顔面を焼かれるだけ。たまらず冷たさだけを欲して、ジュースを内に流し込む。
こことにかく好き(語彙力が下がり始める音)「ひょっ」てところが好き。「躍る火の海。乙女は方策なし。ただ顔面を焼かれるだけ。」のリズム感も好き。
> ――勝手に脳内再生される声に、耳から吹き込まれる炎が脳神経の冷静な部分を焼き殺していく。唇をきつく引いてアズサは顔をそむけ続けた。ちょっと待って。ホントやめて。ホシナ、こっち見るな。お願いだから永遠によそ向いてて。
> けだるげな返事は右から左。替わりに流れ込むのは幻聴ばかり。壊れたコンポのように何度も何度も再生して、虚勢の崩落直後で穴ぼこだらけのこの胸の、あらゆる隙間に沁み込んでいく。耳を塞げば反響する、身体の奥をもどかしく擽る低い声。十八年目の人生で直面した全く未知の現象に、アズサは本気で戸惑っていた。あたしおかしくなったのだろうか。別れ際にかわした言葉。のろいか、まほうか。頭の中をぐるぐる渦巻いて、むくむくむくと、膨らんでいく。
あ~~~~~あずにゃんはかわいいなああ~~~~~~後ろの方ちょっとエロくないですか?ちょっとエロく書きました。むくむくむく。アズサの脳味噌のイカレ具合が伝わればなによりです
ユキが出てきてからのあたりもかなり描写軽快に頑張ってますね。ちょっと比喩が多すぎですかね。意味が取りづらかったらすいませんでした。
凄く苦戦して何度も書き直したんですよね、ここだけでなく8-5は全体的に、なんですけど。だから描写は私は凄く気に入ってるけどスマートでない部分が多くて、ちょっとアレだったかもな。でもあずにゃんがカワイイことだけ伝わってればいいんです。恋する乙女はかわいいなあ(棒読み
> 淡い青春色のパッケージを、空き缶入れに放り込む。
……恋。恋だって。何それ。笑える。
ここが最強に好きですね ここ最強ですよね!!!!いや~~~最高だな!!!!とらとは天才だな!!!!よかったよかった!!!!はい次!!!
・8-5-2 魚と電話の話
ここは苦労しましたね。いやホントに 8章難産率高すぎですからね 勘弁してほしいですよね
ここはねええ……8-5-1もそうなんですがほんっっっっとうに前からずっとイメージし尽くしてた部分だったので……イメージ通りに摺り寄せるのに……というか書いてるうちにイメージと離れていく現象と葛藤するのに必死って言うか……もう必死で……
ここばかりはどう思われるのか本当に心配だったので(すが誰も教えてくれなかったので)、恥ずかしながら某様とお会いしたときに「ここのとうやくんどうやったんですか?」って聞いたんですよ。
私「私はあ~こいつこんなことで泣くんだ?って思って欲しかったんですけど」
某様「いや、泣くだろうなあって思いましたよ」
これはね。本当に嬉しかった。
これはおそらく、「トウヤがカナミのことをどれだけ大事に思っているか」が、私が想定している以上に読者様に汲み取っていただけていたということなんです。多分ね。都合のいい解釈なんですけどね。これはねえ本当に嬉しかった、良かったなあって。。トウヤくんよかったね。。本当によかった
頭からいこう。。食べ物を美味しそうに書けないことに関しては途中で諦めました。
>メグミは刺身が好きな件
伏線ですよ(いいえ
ご飯を食べないトウヤ。彼がわりかしご飯を食べないっていう設定は1章くらいからちまちま出してるとは思うんですが、このへんは殊更食べてないってことが伝わっていればいいのですが
魚の目の比喩は「死んだ魚の目」って書くの面白すぎてかなり悩んだんですが、他に気味の悪い例えが思い浮かばない語彙貧だったので仕方なかった。最近は死んだ魚の目を見る度にトウヤのことを思い出します。
トウヤの女事情を心配するハギ。お母さんみたいですね。ハギに関しては思ったより出番作れてなかったなってのが正直なところで、だから8章ちょっと色々してもらってます。親っぽいことを。頭拭くとか。「親」なんだよなあ、敬語で話してたって。きっと今となってはミソラにとっても。全然関係ないんですけど、私夏〇友人帳が好きなんですよね。関係ありますね。
> おばさん。トウヤの背中から目を逸らし、ハギを手招きして、顔を引き寄せる。耳に手を当てて、極限まで音量を絞る。これならバレまい。
「実は、お師匠様とカナミさんって――」
「――ええっ!?」
ハギが驚く前に、トウヤが叫んだ。
8-5-2に関しては、入り組みすぎてて、あんまり描写で気に入ってるとこってないんですが、ここは好きかもしれない。さっき読み返してて自分でびっくりしたので多分いい感じになってると思います。多分。
トウヤの様子を描写すべきか、ミソラの心情を描写すべきか。これはねえ悩みました。結果としてはトウヤの様子を描写して、ミソラの心情は8-6に回そうって決めて、書いたんですけど、読み直したら案外がっつりミソラの心情を描写してて驚いた。ミソラの心情については8-6のターンでお話します
泣き描写~~はあんまり苦戦しなかったな。イメージ固めてたと言っても、ここに関しては音と映像のイメージしかなくて、言葉を作ってた訳じゃなかったのですが。泣きはじめてからミソラの心理描写が入るまでの部分は初稿と殆んど変わってないしするする書いたしそれなりに気に入ってるんですよね。
成人男性を泣かせること、泣き所。に関して、色々と思う事があります。きっと「ここぞ」って一回の効力は物凄い。そこに取っておくからこそ良いんだと思う。だからこそ、「こんなところで泣かせるの?」と思って欲しかったんです。(だから「泣くやろ」と思って貰えたのなら、トウヤという人を思いの外分かってもらえてるなと思って、それ以上に嬉しい~……)でもまだこれ語れるところまで来てないんだな。月蝕の中でトウヤ(成人)はもう2回泣かせて1回半泣きにさせてるんですけど、よく泣く成人男性キャラとしてなんかもう頑張ってほしいです。悪いな。ガンバレ。
彼が嗚咽を漏らして(これ途中まで嗚咽を上げてって書いてて、今も嗚咽を上げてって書きたいなと思ってるんですけど、誤表現?なんだなあ)泣いている時のポケモン達の反応も見て欲しかった~。真っ先に「駆け寄って」スキンシップでご機嫌を取ろうとするのがハヤテ。「ゆっくり」歩いて、手先や鼻でなく、尻尾を使って慰めよう(?)とするのが、ヴェル。こんな時にハリは突っ立って眺める事しかできない。メグミはともかく。こんな時に、今のハリは、突っ立って眺める事しかできないんです。そうなんです。
ところで、ちょっと前後しますが
>「お前なら、大丈夫だよ。お婆さんも、お母さんも、アキトさんだって、いるじゃないか」
トウヤの涙腺が決壊する瞬間がこの台詞の中だってことが
もう彼女を支える人物の中に自分を含められない、言いながらそれを悟ってしまう、それで。色々な感情がこみあげていて、けれど結局のところ、自分のために泣いたのかもしれないなあこの人は。
トウヤとカナミの話は、もうちょっと本編で触れるタイミングがあるので、その時にもう少し語らせてください……何が悲しくて泣いたんや???と思ってる人は 5-9.5 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi5-9.htm を読んでいただいたらちょっとは分かるかも……分からないかも……
結婚。妊娠。それを聞いて大層喜ぶミソラ。8-6に続く。
結婚式ナァ~~~~~私ちょっと前の月9のラ〇ソングっていうドラマがだーーーーーーーーーーーーーーいすきだったんですけど最終回にめっちゃくそ憤ってて、それって結婚式エンドに最高に憧れがあったからなんですよね。
良いよね。
結婚式エンド、良いよね。
閑話休題。
>「悔しくはないよ。嬉しくて仕方ない」
「本当ですか?」
「……まあ、正直、ちょっと後悔はしてるけどな」
このトウヤは本心。どっちも本心。恥ずかしい程、真っ裸の本心。彼は今酔っているからね。
さあ8-6ですよ奥さん!!!!!!!!!!!こんなところまで読まないでください!!!!!!!!!!!
8-6はねえ何百回でも言いますが本当は全部まとめて8-5に入るはずだったんです っていうか8-6-1に関してはそもそも7月入るまでくらいは存在さえしていないパートだった ということは蛇足っちゃ蛇足なんです 今となってはウルトラお気に入りなんですけどね!!!雨に感謝!!!
・8-6-1 ふたりぼっちの雨夜歩きシーン
>あの魚の目を、また見てしまった。
この導入が好きでな!! のっけから語彙力3くらいですいません 比喩を使い回す(?)の好きです
>静かにベッドへ尻を沈めると、背中の髪がさらさらと鳴る。明日は降らないですかね、雨が降ったら試合できないですよね。そうだな。ぽつり、ぽつり。軒先から不規則に滴る雫のように、会話はぎこちない。
ワシすっごい上手くないですか??????情景と会話のぎこちなさを音を挟んで重ねて表現する私がスッゴイ天才やなと思いませんか 思います 好き はい 次
>雨の音はもう聞こえなかった。話も途切れて、しばらく屋外の何かへ視線をやっていたトウヤは、すぐには寝そうにもなかった。それどころか、おもむろに立ち上がって、窓の方へと歩いていった。闇に身を乗り出す。雨の残り香に鼻を鳴らす。彼の双眸に、中央通りの街灯が煌めく。
「ミソラ」
心が読まれたようにどきりとして、身を縮めて目を丸めたミソラに対して、振り向いたトウヤは、笑っていた。冷やかな夜風が、その短い黒髪を揺らした。
「遊びにいくか」
子供みたいな、印象的で、混じりけのない笑顔だった。
好き
死んだ魚の目に「煌めく街灯」。どきりと、ぞっと、するミソラと対称的に、能面だったトウヤの表情は「笑顔」。吹き込む風、揺れる髪。「遊びにいくか」。「子供みたいな、混じりけのない」―――なんかもうチグハグすぎて恐ろしいdesune"!!!!!イヤ~~~!!!!天才かよ!!!!!天才現る~~~!!!!抱いて~~~!!!!!はい
ちぐはぐ。ちぐはぐだ~。イッてますね完全に。壊れてますね。さっきも言いましたがトウヤはこの時点でまだ酔っています。
8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー1、「遊びにいくか」。
ミソラはきっとこの言葉をすぐに理解できなかったろうな。不思議で不可解でおかしくて、そして少し救われたんだろうな。でもトウヤは、何を思って、そんないつにない、らしくないことを、らしくない時間に言ったんだろうな。何を思って……いや、「本当に何かを思って?」 そんな。
あのね~~~~~~夜のシーンで、屋外を書く事って、いままで殆んどなかったんですよ実は。夜に外歩いてるシーンって多分一回しか書いてないんですよねって言ったら「鼻歌のところですね」って即答された某様には頭上がらないしなんで覚えてるんですかって思うんですけどこれがまた5-9.5なんですよね。はい
ここの描写は、どこをとってもお気に入り、というか、冒頭からなんですけど全体を通した空気感が本当に好きだな。8章はここまで全体として何だか怪しくて不穏でっていう感じなんですけど、8-6-1はそういう不穏さも受け入れて、ひっくるめて、全部諦めて、透明になっていく、裸になっていく、そんな感じ。トウヤが酔ってなければ多分こうはなりませんでした。お酒に弱くいてくれてありがとう。
トウヤが屋根の上にびよ~ん!って上がるところなんですが
Q、ありえなくないですか?
A、わたしもわかんないですけど今更じゃないですか???
だって何回も上がってますからね!!雨漏りつなげるの楽しみでした しょうもないけど 雨漏りを直すために屋根を破壊していくスタイル 多分のぼりやすいようになんか細工をしてるんだと思います……V〇嵐のク〇フクライムみたいに……
運動神経、悪くないんですけど、めちゃくちゃ良くはないんです。10人で徒競走したら多分4位か5位くらいです。どっちにしろちょっと筋トレしてるくらいでびよ~んできるとは思えないのでやっぱりクリ〇クライムだと思います。
このへん好きな文章多すぎて困惑しますね 何を取り上げようか とりあえず雨の描写と空の描写を頑張ったんです 全部好きってくらい 一部を取り上げると言うよりやっぱ全体として好きなんだな 褒めて下さい よくできてます アリガトウ~~~!!!!
>閑寂な闇の中だから、いつになく、ふたりぼっちに思えた。
でも、8-6-1はやっぱりここだな~。
8-4のとうみそシーンの終わりで
> 重い足音が、廊下に響き、もうひとつの足音は少し間をあけてついてきた。そのふたつと、リナの欠伸だけ反響する暗い廊下から、外の世界の雨音は。
少しずつ、少しずつ遠ざかっていく。
こういう文章があるんです。これつまるところ「外の世界」から「二人(とリナ)」が「遠ざかっていく」って遠まわしに書いてるんです。二人の世界。
8-6-1の視点はミソラなので「ふたりぼっち」だと感じているのはミソラなのですが、8-5-2で「トウヤとカナミが二人きりの世界にいる」ということに嫉妬を覚えたミソラは、こうやってトウヤが自分を連れ出して二人の世界にしてくれたことに、とっても陶酔しているんですね~。
> どこに向かっているのか、トウヤは言わなかったし、ミソラも聞かなかった。聞かなくてもよかった。行き先はどこでも構わなかった。夜は滲んでいて、そこには他に誰もいなくて、たまに一人で抜け出す場所に、トウヤがミソラを連れ出した。それだけが、ミソラの全てだった。
こんな風にね。
>エトの家出をけしかけたのは自分なのだと、頼んでもいないのに、トウヤは白状を始めた。
>頼んでもいないのに、
ミソラは本当に今、そんな話には興味ないんですよね。
全体としてこのパート、この次のパートのミソラの台詞にかなり棘があるのが、私はとても好きです。ずっと良い子良い子でカワイイ~♡キャラだったミソラの中で頭角を現していく嫉妬心や、皮肉や嫌味を言いたい気持ち、ミソラはちょっとずつ確実に、大人になっていってるんです。
>「お師匠様のせいじゃないですよ。……これからはアキトさんもいらっしゃるんですから」
8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー2
お師匠様はもうフジシロ家には関係ない人間なんですよって遠まわしに言ってるんです。遠まわしに。トウヤ気付いたかな?
風景描写はいいんですけど会話文はけっこう書く事多くて正直結構参ってました。まだ終わらねえ……書いても書いても終わらねえ……!きっと読者様もまだ終わらないのか……!?って思ってた事でしょう。まだまだ続く
>「今から話すことを、夢でも見たんだろうと思って、一緒に墓まで持っていってくれないか」
8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー3
トウヤは罪作りな男だと仰っていただいたことがあるんですが本当に罪作りな男だと思います
これすげ~~好きだなあ。こういうクサい台詞をサラッと言っちゃうのがわかみやとうやという男なんですよ。でもこの台詞がミソラだけに対して持つ甘美さにトウヤは気づいていない。ミソラはふたりぼっちだって思ってるけどさあ、トウヤはさあ、ずっとカナミのことを考えているからね。今ね。そうだね。
一緒に墓にね。そうだね。二人だけの秘密、だね。二人だけ。それはミソラがとってもとっても欲しかったものだ。そうだね。。。
>「今年、カナに、もう一度付き合おうって言ったら付き合ってくれるのか、って聞かれたんだ」
お願いですから5-9.5を読んでください
>「……あの子は幸せにならないとだめなんだ」
8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー4
カナミさんの話は~~~まだできないんだ~~~あああしたいなあ。もうちょっとなんだ。「不幸にしているのは、誰なのか。それを願っているのが、あなたの心で、それを通して見ているから、そういう風に見えている、それだけの話ではないのだろうか。」ミソラがここで考えていることが本当なのかどうなのか、多分きっとそりゃあトウヤに聞いても分からなくて。カナミさんが今幸せなのかどうかは、言及するのは、粋じゃないかな。「花の形のいかりを上げて」の終わりのあたりで、なんとなく察していただきたいなあと思います。
ごめんこっから好きすぎるから引用は無意味だと知りつつ全部貼らせてね 何度でも読みたい 私が
> その時、世界が、ほうと明るさを帯びた。あやふやな境界が背中から、光の線で縁取られていく。二人は揃って空を見上げた。また雲間から現れた月が、彼の頭上で、煌々と輝き続けていた。
きっともっとこの情景をうまく表現する言葉はあったんだけど今の私の描写力では限界なんだああ~~~想像してくれ!!頼む!!トウヤがどれだけ気を揉んだって!月は!煌々と!輝き続けるんだよ!!
> なれますよ。微笑んで、温かい気持ちで、心の底から、ミソラは言った。なれるかな。ええ、きっと。そうかな。幸せになれるのかって、電話で聞いてたじゃないですか。トウヤはぎょっとしてミソラを見て、照れくさそうにはにかんだ。
こ こ が 好 き で な もうな……もうな……無理だ……ここを語れったって無理だよ
ミソラ視点なのにここまでハシリイの現在の事情に心配したり心を寄せるような描写は何一つないんです ミソラは 興味ないんだ だから 『微笑んで』 『温かい気持ちで』 『心の底から』 なれますよと 言うんです トウヤに 念を押して 言うんです ええきっと、と カナミは幸せになれるんだって あなたがいなくたって しあわせになれるんだって あなたはいらないんだって ミソラは 言うんです 分かりますか
>「聞いてたのか」
「聞こうとしなくても、聞こえたんです」
「はは。……もう、幸せなんだとさ。そうだな。ココウで気を揉んでたって、もう、僕にできることは、何もない」
目を逸らして、再び顔を上げた。湿気を孕んだ朧な月が、青白い光彩で、彼の感傷を迎え入れた。
「あの家に、僕はもういらないんだろうな」
さくさくと歩が早まる。ミソラは否定しなかった。トウヤも次を言わなかった。二人だけの秘密になって、月光が描き出す無数の深淵の中に、言葉は吸い込まれていった。静謐な時間は、殊の外、心地がよかった。
雪道を掻き分けて向かう、華やかな結婚式で。他の男と手を組んで、幸せに微笑む、彼女の可憐な花嫁姿を。焼き切れるほど焼き付けて、そしてもう二度と、トウヤはあの家に行かないのだろう。
あ~~~ もうあれだな 月蝕は最高だよな
トウヤは分かってるんだ 分かってるけど、ずっと分かってたけど、きっと「もしかしたら」という淡い希望もずっと持っていて、例えばカナミが「ずっと家にいなよ」「ハシリイなら職はある」と言っていた言葉を己で退けつつもそれはどうしようもなく嬉しくて 今は「あの人の存在」が枷になって彼女を受けきれなかったけど でもいつか って でも現実はもう動かしようもなくなって それを前にして、分かってるのに、分かってたのに、どうしても飲み込めきれない、その最後の悪あがきに、ミソラがとどめを刺したんです そんなことないよとミソラが言えば きっと変わっていたんです
このパートはミソラ視点であって、地の文が全部ミソラが思ってる事だってのが、ポイントなんです。よ。8-6-2で決定的に書いているから多分伝わったかな?大丈夫かな?
とりあえずめっちゃウェブリオ駆使したとだけ言っておきます いいなあココ 凄く良いぞ
大事な事なのでもう一度言っておきますが結婚式エンドいいですよね いやでも結婚式エンドに出来ると思いますか?私はちょっと厳しいと思うな……
この先の会話文に地の分を挟まないことだけが、ここを書きはじめる前に文章的にイメージしていたことの全てでした 考えない方が上手くいくよね 感覚字書きだからね ブースト掛かる瞬間ってのはだいたい何も考えてないもんだ
この先の4つの会話文は完全に余談なんだけどね
>「手厳しいな。……笑うなよ。可愛かったんだよ。笑った顔も、泣いてる顔も、なにもかも。真面目で、一生懸命で、気遣いが出来て、明るくて、くるくるとよく働いて……僕なんかを、あんなに手放しに気に入って。馬鹿だなあと思って、本当に、可愛かったんだ」
これを思い付いた時、余談でも入れといたほうがいいなと思ったんです。8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー5
書かないとね、伝わらないかもしれないじゃん。賢い読者様の中には察してくださる方もいらっしゃるけど、やっぱここだけは、トウヤがカナミのことが人間としても女の子としても大好きだったことは、彼がカッコつけたいミソラやおばさんの前で声も忍ばず泣いてしまったことへの理由づけとしても、書いとかないといけなかったんだ。多分。
このセリフの何が好きかはもう言わないけど、私馬鹿とかアホとか言わせるの、すごい好きですよね。この話前もしたな。ミソラも言ってるけどね。
愛情深い人なんだよなあ。彼だけじゃなくて。
・8-6-2 みそらがナデナデするとこ
こっからが問題のシーンかなと思います(こっから私に若干お酒が入っているので何言ってんだコイツ度が上昇すると思いますがあまり気にしないで下さい)
さっきも言いましたが8-6-1て8-5補うためにあとから追加したシーンなんです、本当は「……まあ、正直、ちょっと後悔はしてるけどな」からすぐ飲酒シーンにつなげてめっちゃ後悔してるじゃねえかっていう繋がりだったんですけど
そして「飲めや騒げや」の部分をかなり具体的に書いてたんですけどね最初は。もう消したんで覚えてないんですけどトウヤが潰れるまで多分1000文字くらいは書いてたと思います。なかなか潰れてくれなかったので冒頭でぶっ潰しましたがこっちの方がすっきりしてよかったかな。
ここね、長いんですよ。べらぼうに。前のシーンも長かったんですけどここもめちゃくちゃ長いんです。グレンに状況説明をしながらここまでの振り返り(8-4からの総集編(笑)の流れ)をやったんですが、いやぁこれが長かった。ナデナデシーンで想像以上に字数を使ったのでできるだけサクサク書いたんですが、ちょっと置いてきぼり感があったかもですね。反省。
主人公たちの友人ポジとしてのタケヒロとグレン、すごいお気に入りです。この二人がいてくれるおかげで月蝕は回ってるようなモノ。
二組の友人の間の距離感の違い、これが、書きたかったんですよね。大人と子供、一見すればその象徴としての距離感の差でもあるのかもしれないけど、トウヤとグレンは今のミソラタケヒロと同い年の時から知り合いなんですよね。月蝕って、「トウヤとアズサ・アズサとタケヒロが共に五歳差」というのと同じように、「ミソラとタケヒロ・トウヤとグレンが共に三歳差」なんですよね。同じ年の差。何が面白いかって、この年の差の一致がどちらも全く偶然の産物だってことなんですよね。面白いよね。
語る順番がかなり前後しますが、
>「それって、友達って言えるのかよ」
>「友達だと思ってるのは、俺だけかもしれんなあ」
この台詞は本当に随分と昔に生まれたもので、それをやっと書けたってのは私の中でも結構達成感があるな。グレンとトウヤの微妙な関係性をようよう語り始められるなという。まだ全然喋れることないんですけどね。心の底から無二の親友とか相棒とか言えるような間柄では、まるでないんですよね。けれど、なあ。早く書かなきゃな。だから創作垢で呟いていたようなのはまったくもって月蝕本編の話ではないんです。信じてください
友達、というものの形式に執拗に拘っているタケヒロは、友達が間違ってたら、全力で止めなきゃならねえし、いつも全力で殴り合わなきゃいけねえと思ってる。タケヒロにとってミソラは年下だけど、弟分って上下関係はなくて、ただ年下の我儘に付き合ってあげられる懐を持ってるって意味で自分は年上と思ってる。たまに忘れてムキになるけど。でもグレンは違う。
>何もできない。十二年掛けて紡ぎあげた『友人』なんて繋がりは、堪らないほど、無力だった。
これがグレンの友人の形なんだ。ミソラは、トウヤは、どうだろうな。
後半のグレンとハリのシーン、どうだったんだろう。ここは「???」って思いながら、でもなんかグレンがトウヤのことでモヤモヤしてるわ、みたいな受け取り方をされた方が多いのかなあ。多分ねここ分からないと思います。でもいつか分かると思います。ただ、グレンが「ミソラとの会話の結果何かに気付いたこと」、「それについてトウヤに怒ってること」「何もできないと思っていること」、そして「ハリはグレンが嫌いなこと」が伝わってればオッケーかな。
ここはどこまで書くか本当に悩みました。ここを書くかどうかで悩んだんです、と引用すればなんかボロボロとバレそうなのでやめときますが、>「『私の主はとんだロマンチストだ』と、その阿呆に言ってやれ」、この台詞が全部を物語っているかなと思う。う~ん伝わってなさそうな気もする。察しのよい方は、「グレンが何に気付いたか」なんとなく察しておられるかもしれない。どうなんだろう。
ハリ、ここにきて、結構活躍気味ですよね。ね。しばらく、出番はあってもポケモンの気持ちは疎かにしがちだったので、八章はポケモンもちゃんと活躍していただこうと思ってます。こんな活躍の仕方でごめんな。
えーっとナデナデシーンに戻って良いですか?
ミソラがトウヤの手に触れるシーン。どうやって書くか、どうやったらじわじわと気味悪くなっていくか、考えて、とにかくすーーーごく楽しかったあ。
>その、彼の隠しごとの象徴のようなそれに触れるのは、どんなに劇的な瞬間なのだろうと思っていた。けれどそれは、拍子抜けしてしまうくらい、色が違うだけの、普通の手だった。
これなあ そうなんだ 劇的な瞬間なんてなあ 月蝕にはいらねえんだよ だって日常小説だからさあ
ミソラの視線を意識しながらじゅんぐりにトウヤを描写していくんだけど、何度も言うけど楽しかった。綺麗な言葉で綴っているから綺麗なキャラなのだと思われたかもしれませんが、これは「ミソラが見ているから」そういう風に見えているだけで。もうミソラはダメなんだ。二の腕に触り始めたあたりからもう完全にダメなんだ。しかも >その時、鼻にかかる声を微かにあげて、トウヤが身を捩った。 この瞬間から作者も完全にダメだったんだ。
別にミソラがトウヤを性的な目で見ている訳ではないのでエロくならないように気を遣ったんですが、ちょっとでも「ミソラヤバい」と思って下さった方がいらしたようで、僥倖です。
>硬くて、押し返すような僅かな弾力があって、自分のものとはやはり違った。短いのに、意外と量があるなと感じた。ふわふわとして、雨のせいだろう、手に馴染むように少し湿って、やはり温かくて、酒でない、トウヤの匂いがして、まるい後頭部の形を撫でると、愛おしくて、息が詰まった。どうしようもなく幸せな気がした。
一連のおさわりパートではここが一番好きだな。どうしようもなく幸せな気がした、それはもしかして征服感かな?。。。
前設定画を描いたときにトウヤの後頭部の毛量に萌えるという意味不明な事を言っていたと思うんですが、完全にココの影響です。
ここ地の文めったら多いけど結構好きですね私は むしろ会話パート入ってからグダってる感じはしますね まあ説明パートだったから 反省
>「私も、嬉しいです。カナミさんが結婚してくれて」
ここに触れて下すった方がいらして本当に嬉しかった。8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー6。
8-5-2の泣いてるトウヤを見たミソラの不可解な心理描写に対する、ここが決定的な部分ですね。さっき後で語るっていったんだっけ?もう語ったっけ?忘れちゃった。でもここに関しては全部地の文に放り込んでるはずだからもう語ることはないはずです。
>これで、よかった。だってあの人は、ミソラの身内でさえない。ミソラの身内じゃない人が、トウヤの心を手に入れてしまうなんて、なんだか癪で、たまらないのだ。どうしても嫌だ。自分がこんなに入れ込んでいるんだから、トウヤだって、もっと自分に入れ込めばいい。自分のものにならなくたって、せめて手の届く範囲にあってほしい。そう思うのは、何か、悪いですか。ねえ、お師匠様。全部を知っておきたい。知れない領域なんて、あっちゃいけない。あの話は、ふたりだけの秘密だから、お墓までは持って行くんですけど、一緒に辛がってはあげられなかった。それでも別に、いいですよね。
いやあ気持ち悪いね。気持ち悪いと言って下さい。この子はもうだめなんです。誰のせいでだめになったかって、それはもう1000%トウヤが悪いんです
グレンが子供苦手っていう地味な設定があるんですが、グレンみたいなガハハ太陽キャラが、ミソラ相手に凍り付いたり、狼狽を隠せなかったり、声がかすれたり、言葉を探したり、もう、いいよな。年長ぶって話を聞いてはみたもののこれアカンやつやと途中で遮ったり、意気地なしと言われたり。グレンはねえ、良い奴なんです。ミソラのことを目の前で全否定しないし、タケヒロのことも否定しないし、よく分かんないけどトウヤの立場をフォローしてあげようとする。大人なんです。でも酔ってるからな~~。。
>「つうか、殺しを応援してくれるから優しいって……そういうの優しいって言わねえだろ」
そしてタケヒロも良い奴なんです。いくら気持ち悪い雰囲気に陥っていたとしても、タケヒロはいつも世間的に正しいことを考えて、言ってくれる。良い奴。かわいい。これを言ってくれる人がいなければ話成り立ちませんし、重要、かわいい。私も酔ってるのでよく分からなくなってきました。
>「その女への愛情と、トウヤや坊主との日常と。どちらが大事かは、それを見極めてから、ミソラが決めるべきことだ」
愛情と日常。
タイトルに関する台詞はトウヤに言わせる予定だったんですが、なんか気付いたらグレンが言ってました。まあいいや。8-5を読んで、ほのぼのですね、「愛情と日常」ですね、と仰って下さった方がいらしたんですが、きっとその解釈も正しい。しかし私の中では、どっちかっていうとタイトルの「愛情と日常」は、そのどちらかをミソラが選ぶんやでという、そういうアレなんですよね。今章のタイトルはほのぼのチックなようで、今までのどのタイトルより重い。愛情、っつうとミソラのトウヤに対する感情は愛情以外の何になるんやという感じですが、ここでは「恋愛感情」のことだけを愛情だと呼ばせてください。さっきトウヤが愛情深い人だって言ってたのと矛盾してるぞワレ。すまんな。記憶を失う前の強い愛情を取るか、記憶を失てからこっちの、愉快な毎日を取るか。もっと簡単に言うなら、殺すか、やめるか。ってかんじか。アレ。酔ってるなコレ。ダメだな。だからデジ〇ンの歌とはあんまり関係なかったです。タイトル頂いただけです。ありがとうございました。
>……『ナナナオーレ』、とわずかに読み取れるパッケージを渡されて、タケヒロが先にタブを開けた。うっわ、すっげ、泥みてえに甘い。こんなん飲む奴いるのかよ。気が知れねえわ……
トウヤとカナミの可能性をへし折った作者ですが、ここで地味にタケヒロとアズサの円満な結婚生活の可能性もへし折りました。味覚がかけ離れてる相手と毎日一緒にごはん食べれるわけないでしょうが。
トウヤのことになるとグレンが急にガチになってるなって思われるかもしれませんが、まあそうかもしれません。事が事だってのが強いんですけどね。何も説明できない。ホモじゃないのは確かです。
・8-6-3 エッタン・ミヅキと遭遇
いい加減終わりたくなってきたのでサクッといきます
>「ばーか。やりすぎ、アサギ」
8-6作者の好きなセリフ選手権エントリーナンバー7!!!!!!!1すぐ馬鹿って言う~!!さすがきょうだいですね!!ミヅキのこともっと早くいっぱい書きたいな~!!!
ここが1-1のトウヤとミソラの遭遇シーンと被ってることに気付いていただいた方がいらしてマジで大感動でした……!!だからってなんてことはないんですけどね……!!
ここはあんまり書くことないですね、次話ですね!!次話書いたらリューエルについていっぱい話したいことあります!!また聞いて下さい!!なんでここまで読んでるんですか?!
以上。。。読む価値ありましたか??私は楽しかったです。。お粗末さまでした。。。
はいどうも!5章反省会その2を始めますよ!
その1→ http://kogu.blog.shinobi.jp/Entry/1369/
・何を言っているのか分からないと思いますが察しの良い方は未更新分のネタバレをしてしまう可能性があります
ついきから~~~
5-1&5-2のときより長いよ!!
■5-3
「よかった……」
約9800字。
パート1
いや~これは正真正銘全力の繋ぎパートなんですけど、何が楽しかったって風景描写なんですよ。風景描写なんですよ(大事二回
この章のポイントの一つは砂漠の街である点なんですよね。このハシリイという町は周りを砂漠に囲われている訳なんです。ココウもそうなんですけど違うのはこの辺は本当に一般的にイメージされる砂の砂漠であるっていう点。ココウって岩石砂漠なんですよ。砂丘とかないんです。ないんですよ。多分砂の砂漠だと思われてるけど岩石砂漠なんです実は。
そのハシリイの砂漠描写の何が楽しかったって、これ私が学生時代に中国の砂漠に研究調査に行った時の経験がまんま生きてる部分なんです。例えばモコシ畑であるとか、
>再びさっさと進んでいくのは、踏み固められた砂地の上。行く手には馬車らしき轍が畑に沿って続いている。
とか(やっぱり砂漠の中にも人が住んでると歩きやすい通用路があるんですよ)
>向こうには、砂色のなだらかな山地と、ぽつぽつと等間隔に立つ樹木。
とか(本当に防砂の意味があるのか疑わしい防砂林)
>堅そうな葉をもつ草本が這っていたり、
とか(痛い)
>何らかのポケモンの糞だろうか、乾燥した黒い小さなものがぽつぽつと転がっている。
とか(羊です)
しょうみ明らかに 無 駄 な 情 景 描 写 多 す ぎ な事は 書 い て る 当 時 か ら 分 か っ て ま し た が (必死)それでも僕は書きたかったの!!!!分かって!!!!!でもなぜかカナミの家は日本家屋でしたね!!!!!
リグレーの名前をつけるパート。リグレーの名前をつけるパート。。。ここ凄いお気に入りです 分かってもらえるように描写してるつもりですがいっちゃん最初にトウヤがミソラの名前を考えるところをオマージュしてる訳なんです ミソラの名前考えるときは日が落ちるまで黙って悩み続けた人がポケモンの名前は3秒でつけるっていうところが凄い好きです トウヤのネーミングセンスが割と死んでるっていうすっごい無意味な設定
どうでもいいんですがこのへんのリグレーの動きが我ながらかわいすぎですね。。。こんなちょろまかしたかわいいポケモン書くことはもうあんまりないんじゃないかな。。。
*
そして三秒で考えた名前を物凄い速さで改めているトウヤ
最初はテレで行くつもりだったような気がするんですがなんでテラにしたのかはあんまり覚えてませんみたいな話はしたんでしたっけ?なんかレイコさんにテレかな???って言ったからテラにしたんですよねみたいなニュアンスのことをこないだブログクラップで仰られたような気がするんですが当人全く覚えておりませんのですがそうなら多分そうなんですかね……?(
なんでテラにしたんだろう。地球。まぁなんかこう宇宙的なポケモンなんでいいんじゃないですかね。トウヤが呼びやすいように呼びやすいように改造していって紆余曲折あってテラになったという設定です。。
ハシリイの町に到着~この町の様子が中国に行った時のアレを反映しているのかと言うと割とそうでもありません。。だから町の外の描写は気合入れてたんです。活かせる部分だったから。分かりますか。。。
テレポート便!この設定は割と好きなのでそのうちげっしょく外ででも短編が書けたらいいなあと思います。そういえば以前どなたかに「受け付けているのは『物資』のみで人間の輸送サービスは存在せず、というのもポケモンの力加減と気分次第では、転送した物資が行方知れずとなったり、また転送先で原型を留めていない状態になっていたりすることがあるからだそうで」というのがハリーポッターの影響ですかみたいなことを言われた気もしますが私はハリーポッターには全く詳しくないので違います。白状すると某Hさんが書かれたオリジナル小説の影響です。丸パクしてすいませんきっとHさん月蝕もブログも読まれてないと思うから気付いてない……(ニコッ
ハシリイはココウよりかなり裕福で発展した町です。ココウより「砂漠のオアシス」って言葉が似合う町。気候はココウとあまり変わりませんが寒いも熱いもやや穏やかで、農耕もかなり盛んです。『砂漠の中の水の町』っていう台詞が出てきますし、のちのマリルパートでも説明してますが、湧水地なんですね。噴水とかあるしね。それで「走井」です。大阪に同じ地名があるらしい。水が湧き出る場所だってさ。
> それでヴェルは、と早口に問うのを聞くと、ミソラもその小さな声にかじりついた。はい、はい、と、何度かの応酬。それから、トウヤの表情がふっと緩むのを見て、ミソラも今度こそ、ほっとした。
「よかった……」
この「よかった……」が凄い好きなんですよ これがトウヤとミソラのどっちが発した言葉と読者様が捉えられていたのかとても気になりますが私は決めていません しいて言えばどっちも!こういう台詞の書き方はあんまりしたことなかったからとても好きです
*
町ブラしながらお話。
・ヴェルに孫がいるって書くとおばあちゃんにも感じますがポケモンで孫って別にそんなにおばあちゃん感ないですよねよく考えれば。まぁその辺月蝕はゲーム踏襲してないので勘弁してください。ひ孫くらいにしとけばよかったな。
・>興味をそそられる数々の景色の中に、必ずと言っていいほど映り込む青くて丸い物体の存在に、ミソラはそのあたりで気付きはじめる。
人々と寄り添うようにして、小さなあんよでてちてちと歩いていく、ぷにっとした丸耳の獣。体を覆う細やかな体毛は短く明るい青色で、腹の部分だけが眩しい位の白さ。特徴的なのはその尻から伸びる尻尾なのだが、ぎざぎざとくねる細い尾の先端に、用途不明の水球らしきものがひっついてぽよんぽよんと跳ねている。顔と体が一体となった真ん丸の顔面、きゅっと口角を上げて前を見据える黒々した瞳を見つめながら、ミソラはそのポケモンとすれ違った。
情景描写の話の時も書きましたがこの回本当にこういう無駄な描写が多いんですよね( こんなに容姿を描写したの月蝕の中では初めてなはずです。私マリル好きすぎ。
・言っときますがリードは最後のリナに引っ張られてミソラが走るところがやりたいがために登場した無駄設定です
・>「なぜ、ここでマリルか」
この設定がまた凄い無駄でしたね!!マリルVSテッカニンをやることは決めてたのでそのフラグでもまいとこうかみたいな気持ちだったんだと思うんですが明らかに回収しきれてません本当にありがとうございました
・>「お師匠様もマリル好きなんですか?」
私が好きなポケモンは基本全部好きなはずです
・調子づいたお師匠様、あえなく落水
*
テラ暴走後の落水パート。水も滴る良いお師匠様状態のお師匠様書くの三回目ですよ。二回目はまだしも一回目がどこなのか思い出せる人は本当にありがとうございます。んなもん読むんじゃない。
>「……帰ったら……」
「帰ったら?」
「グレンを痛い目に遭わせよう……」
更新当時ここが結構ウケてとらとは笑っていました
・無駄な色違い登場
・幼 女 登 場
■5-3裏
「ちんちくりんじゃなあい!」
約2900文字。
★ハヤテすっごいかわいい★ ハヤテ担当回ですがハヤテすごいかわいい つうかこの更新分ポケモン全員かわいいじゃないですか なんかもう全部かわいすぎて全部引用したいので逆に何話したらいいか分かりません
特にちんちくりんのくだりが最高ですね!!ちんちくりんのくだり最高ですね!!!!自分で言うのも最高ですがちんちくりんのくだり最高ですね!!!!!!ちんちくりんじゃなあい
>「あああ思い出した! じゃあキミ、あのときの、あれだ! 丸くてちんちくりんの!」
「ちんちくりんじゃない!」
「そう、そういえばまだフカマルだったな、丸くてちんちくりんの」
「ハリまでぇ」
「ちんちくりん……」
「もーメグミー!」
「ちんちくりんってなによ、おちえてよ」
リナの声。ちんちくりんと言うのは、と真面目に説明しようとしたハリを、あーあーっと鳴いておれは防いだ。
「あー思い出したよすっきりした、そうだまずキミが来たんだ、そんでマイダーリンがお腹がすいて今にも死にそうになって生死の淵を彷徨っていたボクを見つけて駆け寄ってきて……」
「お腹がすいて今にも死にそうになってピーピー泣いてたちんちくりんのハヤテを見つけて……」
「ちんちくりんじゃない!」
「おもむろにボクを抱きしめて」
「ちんちくりんの頭を殴って」
「ちんちくりんじゃない!」
「『なんと、なんと愛らしい姿! おお可哀想にマイハニー、今宵目覚めし愛の力で、僕は必ずや! 君を魔の手から救ってみせよう……!』」
「『ちょっと朝食も昼食も夕食も抜かしたくらいで逃げるんじゃない、手を煩わせるなこのちんちくりんめが!』」
「ちんちくりんじゃなあい!」
騒いでいる間に、ハヤテのおかげでハリが機嫌良くてよかったぁ、というメグミの間延びした声が聞こえた。
ハヤテいぢりでストレス発散してるハリと必死なハヤテもかわいいし最後のハリのことしか考えてないメグミとか最高にかわいい
>けろりとしているテラを肩車したまま、知らない人の笑いものにされたマスターは一人でしょげているだけなのだ。あれがおれだったら絶対殴られている。三回殴られて、五回は蹴られているはずだ。
マスターがDV男みたいになってますが多分だいたいそんな感じです コツンくらいだけどな!一応言っとくけどな!
>「おれ、考えたんだけど……」
「ない頭で?」
「うん」
肯定の即答 かわいい
>「マスターって、おれがオスだから怒るのかな」
この疑惑に意味があるのかないのかはさておき事実ではあるような気はします ポケモンとはいえ女の子には遠慮してるんじゃないかな(棒読み
いや違うんですよ本当は 本当は違うんですけどね ここで詳しく話すのは憚られますがトウヤが気兼ねなく蹴ったり殴ったりじゃれあったりできるのは実はハヤテだけじゃないですか 意外と ね?
>あーあ。もっと早く言ってよ、ハリー。
か わ い い (結論)
■5-4
「はぁちゃんが生まれたときー!」
13,400文字。
さあ問題の回ですね!!
~パート1 幼女登場~
・>「ブ、ブリッジができるようになった!」
これを書いた後6歳の女の子の身体能力がいかほどのものかとか糞気持ち悪いことを必死に検索していたのを昨日のことのように思い出します
幼女!!!!!!!!!月蝕でおにいさん×幼女という展開をまさかやるとは私も予想してなかったんですが思いついた瞬間にあー書かなきゃ(使命感)と思って爆誕したはあちゃんというキャラなんですがぶっちゃけ本編にはあんまり存在が関わらないじゃないですか????でもいいんです マスコットです 幼女も書きたかったし幼女にいちゃつかれて困ってる師匠も書きたかったしそれを見て嫉妬してるミソラも書きたかった
ミソラの嫉妬具合はマジで書きながらゴロンゴロンしてました お前そんなに幼女に嫉妬できるのかよ
・カナミが自転車に乗って登場する件
これアニポケリスペクトなんですけど誰か気付いてくれたんですかね???一回ツイッターでも呟いた気がするんですけどケンジがマリルを自転車の前かごに入れてる話があったはずなんですよ あれがあまりにもかわいかったので無意味に再現しました
・カナミに既視感を覚えるミソラ
ここものごっつい伏線なので何も語れませんが
>目の前にきゅっと止まる車輪、サドルに跨ったまま、今年は来ないのかと思った、とニッと見せる歯の並びや、高く伸ばして、まるで子供にするように男の頭を掻き撫でる手の動き
ここでミソラの動揺にかまけてこっそりトウヤの頭を撫でさせてることに気付いて欲しい ミソラごめんと思いながら僕は一人で悶えていた
あと
> 『ミソラ』という人が立つ、ぽっかりと浮かぶ円形の陸地の、その外の。風も息吹も何もない海だと思っていた暗闇の、一点、それはきっと紛れもなく、得体の知れない『自分』と言う、陸続きの一部分だ。
この描写がすっごい好きなんですよ すっごい好きなんですよ 解説するのもどうかと思いつつ、つまり「ミソラがいつも端から無いモノとしている『記憶を失う以前』にも、本当に『自分』というのが存在していて、それは今の『ミソラ』と繋がっている」ということです あーわかりづら!この遠まわし間凄い好き!!伝わってなくても好き!!!
>「い、いえ……あの……」
移ろう視線は、名前も知らない女の方へ。……聞くことを一瞬躊躇したのがなぜなのか、その時はまだ、ミソラは分からないが。
「……どこかで私と会ったことがありますか?」
この『聞くことを一瞬躊躇した』理由や『その問いかけに対するカナミの反応を見ることに怯えていた』理由は、この時点ではまだ自覚がなくて、つまり過去を知ってしまうと今の幸せな毎日がどうなってしまうかということで、その辺6章に繋がってくるお話
あともうお分かりかもしれませんが
>「髪が長かったことって……」
「髪?」
「ありましたっけ」
「……え、えと……?」
「このくらい……」
ギャグパートに扮してますがこれも伏線なのでよろしくお願いします このネタバレ反省会
*
~パート2 嵐の前のなんとやら~
そういえば藤白さんちの諸事情についてあんまり話してなかったなと思うんですが
話さなかったら話さなかったでいつかどっかで書くような気はしてるし(7年前番外とか(か、書かないかな……))どうしよっかな~って感じなので伏字にしときます、こんなところを読んでる稀有な人はあんまりいないと思いますがネタバレ回避したいひとは反転スルーで
***
入退院を繰り返している現在の母親はハヅキの母親で、カナミとエトの母親ではありません。カナミとエトの母親はエトが8年前くらいに病気で他界していて、母親が死んだ直後に父親が別の女を連れ込んで、ハヅキを作って、んでその一年後に父親が事故で死ぬと。あれこれ書いたっけ。書いたよね。6章で書いたんだわ。藤白の父親とトウヤは面識があるんですが、知り合って二年目の年に行こうとしたら向かってる間に事故で死んだって話。だから現在病気がちで入退院を繰り返し、カナミに家事を背負わせている母親は、彼女と血を繋げていない。実母が死んだ直後に連れ込まれてきた女ですから、もうその辺の事情が分かる年頃になっていたカナミは実は現母のことをあまりよく思っていない。でもかわいい妹の実母であることに代わりは無いし良い姉でいたいから、現母にも良い顔をして面倒を見なければならない。という状況。5-9.5でカナが疲れてるのはそういう事情があってなんです。そういう環境で育っていたから、同じく普通の幸せな家庭での生活から途中で放り出されてしまったトウヤには親近感を覚えた。みたいな。本当は流されただけのトウヤよりカナは苦労してるんです。作中で一番苦労してるのはきっとカナです。一番かわいそうなのはグレンだけど。
どうでもいいんですがカナミ(香波)とエト(江斗)にはさんずいが入ってて、ハヅキ(葉月)には入ってないのは、上二人は死んだ母親が付けた名前で、はあちゃんだけ父親がつけた名前だから、ってのがあったりとか。とか。
***
以上どうでもいい裏設定でした。日本語不自由ですいません。
じゃあ中身の話をします
>「お師匠様も一緒にいてくださいますし……」
そうなんですかお師匠様、とニヤニヤしながらカナミはトウヤへ顔を向けるが、そういう扱いも慣れたとばかりにトウヤは取り合う様子もない。
元カノの前でクールぶってるお師匠様かわいい
藤白の女の子、特にカナは非常に笑顔の表情が印象的な人です。私の中で。いつもけらけら笑っている幸福な人。でも(上記のネタバレ)裏で重い家庭事情を抱えながらもいつも幸せであろうとする、そういう幸福感のあるところがとても素敵だと思うんです。そういうところにトウヤは惹かれたんじゃないですかね。そうであってくれ。
そういえばマリルの機嫌が悪い理由は裏読まないと理解できない仕様になっていたらしいですね。いつだか読者様に指摘されて気付きましたが。それはちょっと申し訳なかった。まぁ同時掲載だったのでそういうのがあってもいいんじゃないかと思います。
> でも大変だったねぇ、トウヤも、と再び無理矢理に頭を撫でられると、トウヤは嫌そうに首を縮めた。けれども合間に聞こえた、久しぶりに労(ねぎら)われた、というささやかな声に、ミソラは彼らの関係性をほんの少し覗いたような気分になる。
あーたまんねえな 労うにふりがなをふるかどうか小一時間悩んでいたのも記憶に新しい このたまんねえなーと思ってるシーンでこれなんて読むんだ??と思われたくなかったのでふりがなつけました
>腕にぶら下がるくらいの勢いで大喜びするハヅキに、無茶言うなよ、と呆れるトウヤ、声を上げて笑うカナミ。……一緒に来てよかったのだろうか、という思いが一瞬頭をよぎり、慌てて払拭する。うきうきと上下する小さな掌を宥めるように、不慣れな動きでそっと包み込む、男の大きな右手。ちくりというくらいの些細な痛みが胸をついた。
おにいさん×幼女に激しく嫉妬するミソラ しばらくってどれくらい?三時間くらい?とか幼女の台詞考えるのは難しくもありめっちゃ楽しくもあった!!このへん楽しかったな~
家についてからの会話のくだりは誰にもリアクションもらえなかった記憶がありますが自分では凄く気に入ってる!おどおどしてるミソラを前にして、一年振りに再会したばかりのトウヤとカナが早速息が合ってるところがお気に入りです!!褐色の小瓶はイメージ的にはウコンの力です!!!!
~パート3 宴会シーン~
問題のパートですね!!!!!!!!他にもたくさん大事なこと(ミソラの記憶とか嫉妬とかトウカナのそこはかとないイチャイチャ感とか)があった回なんですがこのパートがあったおかげでいい感じにカモフラージュされた感はありました!!!!!!!
このパートについて何を書かなければいけないかというと
この部分も私の中国での体験を元に書いているという点なんですよ!!ね!!!
我々の一団が宴会に連れて行かれてゲロッパになった場所では『パイチュー』という字面に起こすと非常にアレなお酒を飲まされてたんですがこれがアルコール度数で言えば5~60度くらいある猛烈に強い酒なんですよ おちょこみたいなサイズのちいさいコップに入れていただくんですが私くらい弱いと舐めるだけでファーーーーwwwwレベルなのでもう一杯目から相当クラックラ来ます トウヤが飲まされてる消毒液同前の液体はそれに近いものと考えていただければ
>わざとらしく器の中身を茶碗にひっくり返しながら、
飲みたくない時はこういう風に茶碗に入れたり口に含んでお茶を飲むふりをしてお茶の中に戻したりして回避するそうです(でもそうするとその後お茶さえ飲めなくなる
酔っ払い描写にはちょっとこだわり(?)がある昨今なんですが、一番のお気に入りは9.5なんですが
>男に笑顔で勧められて例の透明で強い奴を酌まれ、半分以上ぼたぼた零しながらちまっとした器を空にすると、悲鳴じみた声を上げながらトウヤは机に伏せる。伏せている間に器にはまた例の奴が盛られた。
「もうだめだ」
「だ、大丈夫ですか……」
「帰りたい」
「どこへ……?」
ここもそれっぽくて凄い好きです(
>「良い子なんです、自慢の弟子です、僕なんかには勿体無い」
ミソラは前半しか聞いてませんがトウヤが言いたかったのは『僕なんかには勿体無い』の部分なんですよねっていうちょっとした齟齬
エト初登場! なんでエトというキャラが生まれたのかはこれまたいまいち覚えてませんが僕はこの人がごっつい好きです エトの話はまた今度します
そういやここで藤白のじいちゃんが出てきてるんですがこの後じいちゃんとばあちゃんの存在を抹殺したのはわざとですっていうか無理でした。ただでさえこれ以上長引かせる訳にはいかないかった。というかじいちゃんばあちゃんがいるってことを書いたのがそもそもよくなかった。
>「こんだけの人数の前でやれんもんが、本番務まる訳なかろうが」
「やれぃ、やれぃ!」
広島弁なんですかね……?(
水陣VS地陣の舞いの話。えーっと何から話そうかな
> 誰かの呼名を受けて、トウヤは徐に顔を上げた。そこに広がる、己へ向けられた幾多の、酔っ払いたちの、期待の眼差し。男はまた一瞬で事を解した。差し出された例の杯をぼんやりと受け取って、虚ろな手つきで流し込んで――これ以上飲んで大丈夫だろうか。ミソラの心配をよそに、その表情から急に眠気が吹き飛んだ。
再び巻き起こる手拍子。背中側に並べてあった空の酒瓶を薙ぎ倒しながら、トウヤはふらりと立ち上がった。そして低くする姿勢、鋭さを増す眼差し、但し充血している。対峙するエトの眼鏡の奥の瞳が不意に恐怖と狼狽を帯びた。ぽかんとしたルリリを小脇に抱え、恍惚の表情で抱き着いているリグレーを首にひっつけたまま、トウヤは雑な包帯の左腕を、すっ、とエトに向けて伸ばす――酔拳、という言葉がミソラの脳裏に一瞬浮かんで、消えた。
ここの描写、描写の移り方とかがそこはかとなく映像浮かんでくるっぽくてなんか好きです
>「飄々乎として、世を遺(わす)れて独り立ち……」
冷静沈着、覇気はなく、細く震える歌い調子の声色に――トウヤは大きく息を吸うと、カッと目を開き、
「――羽化して登仙するが如しィッ!」
叫んだ。そして跳んだ。
えーとまずは原典について話をしますね(目を逸らしながら
蘇軾の『前赤壁賦』。そこから来てる四字熟語で『羽化登仙』。だいたい『お酒飲んでめっちゃ幸せ』 って意味です。
漢検準1を受けた時に照風さんから頂いた教材の中に乗ってたや~つなので原典は照風さんとも言えます。感謝。。
そういえばものかきさんのポケべんさんとよっぱらいコラボをさせていただいたのこのあたりでした。このへんのトウヤを読まれてものさんが書かれたあの凄い潰れてるトウヤが生まれたということです ものさん恐ろしい子!(感謝
>多分リグレーの念力であろう、明らかに人外モノの可視オーラを纏いながら再び臨戦態勢を取るトウヤに、エトもまた震えながら、もう少し大きな声で何か言う。それに普段の十倍くらいの声量で喚き返す呂律の回らない師匠を、
この辺とか読み返しながらいつも頭抱えるんですが我ながらカオスすぎてwww普段の十倍の声量ってどんなだよって思いますが普段がいかに小さいかということです 普段の声量が小さいことは5-3だかでも書いてます どうでもいい
>手拍子を打っていた人たちが立ち上がり意味不明なダンスを始めて
これ5章ラストあたりのえったんの舞いパートで書かなきゃいけなかったのに書くの忘れてたからくやしい~~~~~!!!!!!!!
いや~しかし5章を代表するパートともいえるかも知れませんが、それにしたって地の分多いですね。こんなん読ませてすいません。。
~パート4 入浴シーン~
宴会に紛れてますがこの回幼女の裸体も書いてますからね!?!?!??!?!
はあちゃんがトウヤのことをお父さんだったらいいのになあと思っていることは実はトウヤは気付いているんですよ実は 自分が全くお父さんになれないことも知りつつ はあちゃんは自分のおかあさんのこともお母さんだと思っているし、実は歳の離れた姉のこともお母さんだと思っている カナとトウヤが付き合えばトウヤは必然的にお父さんと言うことになる訳です でもカナははあちゃんのこと妹としか思ってないしトウヤだってはあちゃんを自分の娘だと思える訳ないじゃん、懐いてもらえてそう言う風に思ってもらえるのは本人的にはもう心が千切れるくらいとってもとっても嬉しいんだけど みたいな
そして嫉妬するミソラ
>ミソラは何も返さなかった。返せなかった。道すがら、ぎこちなく繋ぎあっていた大小の掌をふと思い出す。こうやって一緒にお風呂に入ったりも、もしかしたらしたのかもしれない。……でもね、お師匠様は。はぁちゃんだけのものじゃないんだよ――そんな思いは、ミソラのぶくぶくの中に紛れさせて、お湯にこっそり溶かしてしまった。
ここ危なすぎるからね?????というか5章のミソラ全体的にお師匠様愛が強まりすぎてもはやきもいからね
~パート5 ベッドシーン(意味深)~
まぁ布団なんですけどね この回5パートもあったのか
仕方なく主人を介抱しようとするハリとそれを抱きしめるトウヤと抱きしめられて抵抗しようとするハリと寝ぼけて名前を呼ばれて抵抗するのやめて身を委ねるハリに対して「電気消した方がいい??」って聞く空気読めすぎなミソラだけで僕は結構このシーンお腹いっぱいなんですが
このあとの このあとの
>「ミソラ」
低い声。無防備になっていた心にふっと触れられたみたいで、どきっとして目を開けた。
ここからが ここからが 僕は凄い月蝕っぽいなあというか トウヤとミソラっぽいなあと思って すごく好きと言うか いつもの月蝕に戻った的な切り替えのシーン あーこのシーンは……いいですね……良いですね……糞茶番だけの宴会シーンのせいで完全に日陰だったけどな……
■5-4裏
「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
約3900文字。
マリーかわいすぎやろ……(頭抱え 全然反省しないどころかかわいいかわいい好き好き言ってるだけの反省会に成り下がってますがもういいんですちょっと急いでます(
マリルは僕♂ばっかり書いてるんですがたまにはメスも書いてみたいところですね。しかしマリーのこのキャラクターは凄いお気に入りです。テラよりお気に入りです。この自分が一番正しいと思ってるわがまま感がすごい私の中のマリル像に合致してて良い。
>「だからマリオぼくはマリオだと言ってるだろうがっていうかもううるさいうるさいこのサボテン女めその口だかなんだか分からない奇々怪々なミステリーホールに腐ったモコシ突っ込もがーっ」
このセリフとか凄い好きwwww
あとハリメグ回にしてハヤリナ回でもあります 前のハヤテ語りのあたりでわざとらしく出したハヤテがリナ好きをわざとらしくすぐさま回収
ハリとメグミは凄く通じ合ってる的なところがあって、どちらかというとメグミの方がハリに拠っているところがあるのですが、実はうわ手なのはハリよりもメグミなんですよね~そういう関係性が好きです。とても強いけど不安定はメグミ。とても大人だけどどっか意固地で子供っぽさもあるハリ。すごい好き。
> 離れろ、と体を動かしてもテラは一向に落ちる気配もなかった。これは、なるほど、見た目より重い。
これは、なるほど見た目より重い(からトウヤいつも大変なんだな)。
> トウヤに纏わりつき始めた二匹をじっと睨んでいると、何を思ったのか、ハリも行ってくれば、とメグミが言った。少し笑いながら。ハリがいくならおれも、とハヤテ。わたしは首を振る。行くものか、あんな所。……わたしが行ったところで、あれのために、何が出来る訳でもない。
立ち上がり、何か(多分水陣祭の催しの関係だろうが)喚いて、品も理性もなく酒と料理の上を跳び越えていく主人。そこでどっと倒れ、倒れていればいいものをテラに念力で引き起こされて、また茶番を始める主人。酒の力で無理をして。
節々に全力で心配してる様子が滲み出ているハリが好き
>「心配?」メグミが問う。
「当然だ」それは主人だから。
ああ主人だからな!!!!!!!
> すっ、と念が消えて、力尽きたと言わんばかりに崩れ落ちそうになるトウヤを、あの女が、笑いながら抱きとめる。……そのあたりで顔を戻すと、当たってた、とメグミが囁いた。
「……何が」
「ハリの好きな人」
他の女とイチャついているの見たくなくて目を背けたからな
>「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
それは、自分に確かめるように。
あああああーーー(ペッタンペッタン
> 不毛かなぁ、とメグミは言う。何を。そうだよ。決まっている。
溜め息も出る。わたしは天を仰いだ。月は無情に輝くばかり。
なぜだろう。
この町に来ると、なぜだか、とても、いらいらするのだ。
ここの四行くsssっそお気に入りなので本当にお気に入りなのでよろしくお願いします 月は無情に輝くばかり
ここが好きここが好きって延々言い続けるだけの反省会~
■5-4.5(幕間)
「おかえり。トウヤ」
http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi5-4.htm ここです
約2600字
これね
読んでない人けっこういらっしゃるんだと思うんですけど
本当は本編理解するにあたって凄い重要な部分?ではなくて
でもトウヤがハシリイや藤白の家について何を思っているのかについての補完になっていて
それは9.5や5章末で事足りなくはないんですけど
ここ私の中でけっこうたまらないので
本当は読んでくださいと声を大にして言いたいんですが
いかんせん こ の 更 新 分 恥 ず か し い の で
あんまりwwwww大声でwwwwwwww読んでくださいってwwwwwwww言ってるけどwwwwwwww今言ってるんだけどwwwwwwwwwふっwwwwwwwwwwww
表でミソラの話、裏でハリの話、幕間でトウヤの話っていう5-4関連は凄いたっぷりな更新分で申し訳なかったんですがいや~それにしてもこの幕間は これ反省かい書いてないということを知った時愕然としました 今更この恥ずかしい話について語らねばならないのかと いや語らなくてもいいんですけどね!?読めよって言えればそれでいいんですけど恥ずかしすぎて言えないので
ちなみにここの酔っ払い描写はあんまりリアリティない。けど酔っぱらってないとモノローグ(?)だってとうやはこんなこと言えないと思うから別にいいや
>それから、とカナミは顔を上げた。
「言うの忘れてた」
「何?」
ふふん、とカナミはいつにない笑い方をして。
「おかえり。トウヤ」
そう言ってまた、子供みたいに、わしわしと頭を撫でられる。
心臓がぎゅうと締まった。
(……馬鹿が)
黙って背を向けた。ふらふらしてるよ、気をつけなよ、と笑う声が聞こえる。こんなやりとりに、そんな毎年の言葉にさえ、いちいち動じるほどに、ここにいるのが、好きで、好きで。
大きく息をついた。全部吐き出すみたいに。暗くて冷たい廊下へ歩いていく。懐かしい景色。――ああ、帰ってきた、と。そんな風に思ってしまえるのが辛い。いつまでいるの、なんて言われるのが、ずーっと居てくれるって、なんて、言われるのが、凄く、辛い。
そんな事、叶うはずもないのに。
その人たちに、こんなにも家族にしてもらえるのが、凄く、怖い。
ここね
もうね
本当にね
「馬鹿が」 っていうのも
「好きで 好きで」 も
帰ってきたと思える場所に言えなかった「ただいま」も
大好きで気兼ねないはずなのに
もう七年も伝えられないとうやが
なんつうかもう切ないので
親ばかですいません次の反省会につづく!!(死
その1→ http://kogu.blog.shinobi.jp/Entry/1369/
・何を言っているのか分からないと思いますが察しの良い方は未更新分のネタバレをしてしまう可能性があります
ついきから~~~
5-1&5-2のときより長いよ!!
■5-3
「よかった……」
約9800字。
パート1
いや~これは正真正銘全力の繋ぎパートなんですけど、何が楽しかったって風景描写なんですよ。風景描写なんですよ(大事二回
この章のポイントの一つは砂漠の街である点なんですよね。このハシリイという町は周りを砂漠に囲われている訳なんです。ココウもそうなんですけど違うのはこの辺は本当に一般的にイメージされる砂の砂漠であるっていう点。ココウって岩石砂漠なんですよ。砂丘とかないんです。ないんですよ。多分砂の砂漠だと思われてるけど岩石砂漠なんです実は。
そのハシリイの砂漠描写の何が楽しかったって、これ私が学生時代に中国の砂漠に研究調査に行った時の経験がまんま生きてる部分なんです。例えばモコシ畑であるとか、
>再びさっさと進んでいくのは、踏み固められた砂地の上。行く手には馬車らしき轍が畑に沿って続いている。
とか(やっぱり砂漠の中にも人が住んでると歩きやすい通用路があるんですよ)
>向こうには、砂色のなだらかな山地と、ぽつぽつと等間隔に立つ樹木。
とか(本当に防砂の意味があるのか疑わしい防砂林)
>堅そうな葉をもつ草本が這っていたり、
とか(痛い)
>何らかのポケモンの糞だろうか、乾燥した黒い小さなものがぽつぽつと転がっている。
とか(羊です)
しょうみ明らかに 無 駄 な 情 景 描 写 多 す ぎ な事は 書 い て る 当 時 か ら 分 か っ て ま し た が (必死)それでも僕は書きたかったの!!!!分かって!!!!!でもなぜかカナミの家は日本家屋でしたね!!!!!
リグレーの名前をつけるパート。リグレーの名前をつけるパート。。。ここ凄いお気に入りです 分かってもらえるように描写してるつもりですがいっちゃん最初にトウヤがミソラの名前を考えるところをオマージュしてる訳なんです ミソラの名前考えるときは日が落ちるまで黙って悩み続けた人がポケモンの名前は3秒でつけるっていうところが凄い好きです トウヤのネーミングセンスが割と死んでるっていうすっごい無意味な設定
どうでもいいんですがこのへんのリグレーの動きが我ながらかわいすぎですね。。。こんなちょろまかしたかわいいポケモン書くことはもうあんまりないんじゃないかな。。。
*
そして三秒で考えた名前を物凄い速さで改めているトウヤ
最初はテレで行くつもりだったような気がするんですがなんでテラにしたのかはあんまり覚えてませんみたいな話はしたんでしたっけ?なんかレイコさんにテレかな???って言ったからテラにしたんですよねみたいなニュアンスのことをこないだブログクラップで仰られたような気がするんですが当人全く覚えておりませんのですがそうなら多分そうなんですかね……?(
なんでテラにしたんだろう。地球。まぁなんかこう宇宙的なポケモンなんでいいんじゃないですかね。トウヤが呼びやすいように呼びやすいように改造していって紆余曲折あってテラになったという設定です。。
ハシリイの町に到着~この町の様子が中国に行った時のアレを反映しているのかと言うと割とそうでもありません。。だから町の外の描写は気合入れてたんです。活かせる部分だったから。分かりますか。。。
テレポート便!この設定は割と好きなのでそのうちげっしょく外ででも短編が書けたらいいなあと思います。そういえば以前どなたかに「受け付けているのは『物資』のみで人間の輸送サービスは存在せず、というのもポケモンの力加減と気分次第では、転送した物資が行方知れずとなったり、また転送先で原型を留めていない状態になっていたりすることがあるからだそうで」というのがハリーポッターの影響ですかみたいなことを言われた気もしますが私はハリーポッターには全く詳しくないので違います。白状すると某Hさんが書かれたオリジナル小説の影響です。丸パクしてすいませんきっとHさん月蝕もブログも読まれてないと思うから気付いてない……(ニコッ
ハシリイはココウよりかなり裕福で発展した町です。ココウより「砂漠のオアシス」って言葉が似合う町。気候はココウとあまり変わりませんが寒いも熱いもやや穏やかで、農耕もかなり盛んです。『砂漠の中の水の町』っていう台詞が出てきますし、のちのマリルパートでも説明してますが、湧水地なんですね。噴水とかあるしね。それで「走井」です。大阪に同じ地名があるらしい。水が湧き出る場所だってさ。
> それでヴェルは、と早口に問うのを聞くと、ミソラもその小さな声にかじりついた。はい、はい、と、何度かの応酬。それから、トウヤの表情がふっと緩むのを見て、ミソラも今度こそ、ほっとした。
「よかった……」
この「よかった……」が凄い好きなんですよ これがトウヤとミソラのどっちが発した言葉と読者様が捉えられていたのかとても気になりますが私は決めていません しいて言えばどっちも!こういう台詞の書き方はあんまりしたことなかったからとても好きです
*
町ブラしながらお話。
・ヴェルに孫がいるって書くとおばあちゃんにも感じますがポケモンで孫って別にそんなにおばあちゃん感ないですよねよく考えれば。まぁその辺月蝕はゲーム踏襲してないので勘弁してください。ひ孫くらいにしとけばよかったな。
・>興味をそそられる数々の景色の中に、必ずと言っていいほど映り込む青くて丸い物体の存在に、ミソラはそのあたりで気付きはじめる。
人々と寄り添うようにして、小さなあんよでてちてちと歩いていく、ぷにっとした丸耳の獣。体を覆う細やかな体毛は短く明るい青色で、腹の部分だけが眩しい位の白さ。特徴的なのはその尻から伸びる尻尾なのだが、ぎざぎざとくねる細い尾の先端に、用途不明の水球らしきものがひっついてぽよんぽよんと跳ねている。顔と体が一体となった真ん丸の顔面、きゅっと口角を上げて前を見据える黒々した瞳を見つめながら、ミソラはそのポケモンとすれ違った。
情景描写の話の時も書きましたがこの回本当にこういう無駄な描写が多いんですよね( こんなに容姿を描写したの月蝕の中では初めてなはずです。私マリル好きすぎ。
・言っときますがリードは最後のリナに引っ張られてミソラが走るところがやりたいがために登場した無駄設定です
・>「なぜ、ここでマリルか」
この設定がまた凄い無駄でしたね!!マリルVSテッカニンをやることは決めてたのでそのフラグでもまいとこうかみたいな気持ちだったんだと思うんですが明らかに回収しきれてません本当にありがとうございました
・>「お師匠様もマリル好きなんですか?」
私が好きなポケモンは基本全部好きなはずです
・調子づいたお師匠様、あえなく落水
*
テラ暴走後の落水パート。水も滴る良いお師匠様状態のお師匠様書くの三回目ですよ。二回目はまだしも一回目がどこなのか思い出せる人は本当にありがとうございます。んなもん読むんじゃない。
>「……帰ったら……」
「帰ったら?」
「グレンを痛い目に遭わせよう……」
更新当時ここが結構ウケてとらとは笑っていました
・無駄な色違い登場
・幼 女 登 場
■5-3裏
「ちんちくりんじゃなあい!」
約2900文字。
★ハヤテすっごいかわいい★ ハヤテ担当回ですがハヤテすごいかわいい つうかこの更新分ポケモン全員かわいいじゃないですか なんかもう全部かわいすぎて全部引用したいので逆に何話したらいいか分かりません
特にちんちくりんのくだりが最高ですね!!ちんちくりんのくだり最高ですね!!!!自分で言うのも最高ですがちんちくりんのくだり最高ですね!!!!!!ちんちくりんじゃなあい
>「あああ思い出した! じゃあキミ、あのときの、あれだ! 丸くてちんちくりんの!」
「ちんちくりんじゃない!」
「そう、そういえばまだフカマルだったな、丸くてちんちくりんの」
「ハリまでぇ」
「ちんちくりん……」
「もーメグミー!」
「ちんちくりんってなによ、おちえてよ」
リナの声。ちんちくりんと言うのは、と真面目に説明しようとしたハリを、あーあーっと鳴いておれは防いだ。
「あー思い出したよすっきりした、そうだまずキミが来たんだ、そんでマイダーリンがお腹がすいて今にも死にそうになって生死の淵を彷徨っていたボクを見つけて駆け寄ってきて……」
「お腹がすいて今にも死にそうになってピーピー泣いてたちんちくりんのハヤテを見つけて……」
「ちんちくりんじゃない!」
「おもむろにボクを抱きしめて」
「ちんちくりんの頭を殴って」
「ちんちくりんじゃない!」
「『なんと、なんと愛らしい姿! おお可哀想にマイハニー、今宵目覚めし愛の力で、僕は必ずや! 君を魔の手から救ってみせよう……!』」
「『ちょっと朝食も昼食も夕食も抜かしたくらいで逃げるんじゃない、手を煩わせるなこのちんちくりんめが!』」
「ちんちくりんじゃなあい!」
騒いでいる間に、ハヤテのおかげでハリが機嫌良くてよかったぁ、というメグミの間延びした声が聞こえた。
ハヤテいぢりでストレス発散してるハリと必死なハヤテもかわいいし最後のハリのことしか考えてないメグミとか最高にかわいい
>けろりとしているテラを肩車したまま、知らない人の笑いものにされたマスターは一人でしょげているだけなのだ。あれがおれだったら絶対殴られている。三回殴られて、五回は蹴られているはずだ。
マスターがDV男みたいになってますが多分だいたいそんな感じです コツンくらいだけどな!一応言っとくけどな!
>「おれ、考えたんだけど……」
「ない頭で?」
「うん」
肯定の即答 かわいい
>「マスターって、おれがオスだから怒るのかな」
この疑惑に意味があるのかないのかはさておき事実ではあるような気はします ポケモンとはいえ女の子には遠慮してるんじゃないかな(棒読み
いや違うんですよ本当は 本当は違うんですけどね ここで詳しく話すのは憚られますがトウヤが気兼ねなく蹴ったり殴ったりじゃれあったりできるのは実はハヤテだけじゃないですか 意外と ね?
>あーあ。もっと早く言ってよ、ハリー。
か わ い い (結論)
■5-4
「はぁちゃんが生まれたときー!」
13,400文字。
さあ問題の回ですね!!
~パート1 幼女登場~
・>「ブ、ブリッジができるようになった!」
これを書いた後6歳の女の子の身体能力がいかほどのものかとか糞気持ち悪いことを必死に検索していたのを昨日のことのように思い出します
幼女!!!!!!!!!月蝕でおにいさん×幼女という展開をまさかやるとは私も予想してなかったんですが思いついた瞬間にあー書かなきゃ(使命感)と思って爆誕したはあちゃんというキャラなんですがぶっちゃけ本編にはあんまり存在が関わらないじゃないですか????でもいいんです マスコットです 幼女も書きたかったし幼女にいちゃつかれて困ってる師匠も書きたかったしそれを見て嫉妬してるミソラも書きたかった
ミソラの嫉妬具合はマジで書きながらゴロンゴロンしてました お前そんなに幼女に嫉妬できるのかよ
・カナミが自転車に乗って登場する件
これアニポケリスペクトなんですけど誰か気付いてくれたんですかね???一回ツイッターでも呟いた気がするんですけどケンジがマリルを自転車の前かごに入れてる話があったはずなんですよ あれがあまりにもかわいかったので無意味に再現しました
・カナミに既視感を覚えるミソラ
ここものごっつい伏線なので何も語れませんが
>目の前にきゅっと止まる車輪、サドルに跨ったまま、今年は来ないのかと思った、とニッと見せる歯の並びや、高く伸ばして、まるで子供にするように男の頭を掻き撫でる手の動き
ここでミソラの動揺にかまけてこっそりトウヤの頭を撫でさせてることに気付いて欲しい ミソラごめんと思いながら僕は一人で悶えていた
あと
> 『ミソラ』という人が立つ、ぽっかりと浮かぶ円形の陸地の、その外の。風も息吹も何もない海だと思っていた暗闇の、一点、それはきっと紛れもなく、得体の知れない『自分』と言う、陸続きの一部分だ。
この描写がすっごい好きなんですよ すっごい好きなんですよ 解説するのもどうかと思いつつ、つまり「ミソラがいつも端から無いモノとしている『記憶を失う以前』にも、本当に『自分』というのが存在していて、それは今の『ミソラ』と繋がっている」ということです あーわかりづら!この遠まわし間凄い好き!!伝わってなくても好き!!!
>「い、いえ……あの……」
移ろう視線は、名前も知らない女の方へ。……聞くことを一瞬躊躇したのがなぜなのか、その時はまだ、ミソラは分からないが。
「……どこかで私と会ったことがありますか?」
この『聞くことを一瞬躊躇した』理由や『その問いかけに対するカナミの反応を見ることに怯えていた』理由は、この時点ではまだ自覚がなくて、つまり過去を知ってしまうと今の幸せな毎日がどうなってしまうかということで、その辺6章に繋がってくるお話
あともうお分かりかもしれませんが
>「髪が長かったことって……」
「髪?」
「ありましたっけ」
「……え、えと……?」
「このくらい……」
ギャグパートに扮してますがこれも伏線なのでよろしくお願いします このネタバレ反省会
*
~パート2 嵐の前のなんとやら~
そういえば藤白さんちの諸事情についてあんまり話してなかったなと思うんですが
話さなかったら話さなかったでいつかどっかで書くような気はしてるし(7年前番外とか(か、書かないかな……))どうしよっかな~って感じなので伏字にしときます、こんなところを読んでる稀有な人はあんまりいないと思いますがネタバレ回避したいひとは反転スルーで
***
入退院を繰り返している現在の母親はハヅキの母親で、カナミとエトの母親ではありません。カナミとエトの母親はエトが8年前くらいに病気で他界していて、母親が死んだ直後に父親が別の女を連れ込んで、ハヅキを作って、んでその一年後に父親が事故で死ぬと。あれこれ書いたっけ。書いたよね。6章で書いたんだわ。藤白の父親とトウヤは面識があるんですが、知り合って二年目の年に行こうとしたら向かってる間に事故で死んだって話。だから現在病気がちで入退院を繰り返し、カナミに家事を背負わせている母親は、彼女と血を繋げていない。実母が死んだ直後に連れ込まれてきた女ですから、もうその辺の事情が分かる年頃になっていたカナミは実は現母のことをあまりよく思っていない。でもかわいい妹の実母であることに代わりは無いし良い姉でいたいから、現母にも良い顔をして面倒を見なければならない。という状況。5-9.5でカナが疲れてるのはそういう事情があってなんです。そういう環境で育っていたから、同じく普通の幸せな家庭での生活から途中で放り出されてしまったトウヤには親近感を覚えた。みたいな。本当は流されただけのトウヤよりカナは苦労してるんです。作中で一番苦労してるのはきっとカナです。一番かわいそうなのはグレンだけど。
どうでもいいんですがカナミ(香波)とエト(江斗)にはさんずいが入ってて、ハヅキ(葉月)には入ってないのは、上二人は死んだ母親が付けた名前で、はあちゃんだけ父親がつけた名前だから、ってのがあったりとか。とか。
***
以上どうでもいい裏設定でした。日本語不自由ですいません。
じゃあ中身の話をします
>「お師匠様も一緒にいてくださいますし……」
そうなんですかお師匠様、とニヤニヤしながらカナミはトウヤへ顔を向けるが、そういう扱いも慣れたとばかりにトウヤは取り合う様子もない。
元カノの前でクールぶってるお師匠様かわいい
藤白の女の子、特にカナは非常に笑顔の表情が印象的な人です。私の中で。いつもけらけら笑っている幸福な人。でも(上記のネタバレ)裏で重い家庭事情を抱えながらもいつも幸せであろうとする、そういう幸福感のあるところがとても素敵だと思うんです。そういうところにトウヤは惹かれたんじゃないですかね。そうであってくれ。
そういえばマリルの機嫌が悪い理由は裏読まないと理解できない仕様になっていたらしいですね。いつだか読者様に指摘されて気付きましたが。それはちょっと申し訳なかった。まぁ同時掲載だったのでそういうのがあってもいいんじゃないかと思います。
> でも大変だったねぇ、トウヤも、と再び無理矢理に頭を撫でられると、トウヤは嫌そうに首を縮めた。けれども合間に聞こえた、久しぶりに労(ねぎら)われた、というささやかな声に、ミソラは彼らの関係性をほんの少し覗いたような気分になる。
あーたまんねえな 労うにふりがなをふるかどうか小一時間悩んでいたのも記憶に新しい このたまんねえなーと思ってるシーンでこれなんて読むんだ??と思われたくなかったのでふりがなつけました
>腕にぶら下がるくらいの勢いで大喜びするハヅキに、無茶言うなよ、と呆れるトウヤ、声を上げて笑うカナミ。……一緒に来てよかったのだろうか、という思いが一瞬頭をよぎり、慌てて払拭する。うきうきと上下する小さな掌を宥めるように、不慣れな動きでそっと包み込む、男の大きな右手。ちくりというくらいの些細な痛みが胸をついた。
おにいさん×幼女に激しく嫉妬するミソラ しばらくってどれくらい?三時間くらい?とか幼女の台詞考えるのは難しくもありめっちゃ楽しくもあった!!このへん楽しかったな~
家についてからの会話のくだりは誰にもリアクションもらえなかった記憶がありますが自分では凄く気に入ってる!おどおどしてるミソラを前にして、一年振りに再会したばかりのトウヤとカナが早速息が合ってるところがお気に入りです!!褐色の小瓶はイメージ的にはウコンの力です!!!!
~パート3 宴会シーン~
問題のパートですね!!!!!!!!他にもたくさん大事なこと(ミソラの記憶とか嫉妬とかトウカナのそこはかとないイチャイチャ感とか)があった回なんですがこのパートがあったおかげでいい感じにカモフラージュされた感はありました!!!!!!!
このパートについて何を書かなければいけないかというと
この部分も私の中国での体験を元に書いているという点なんですよ!!ね!!!
我々の一団が宴会に連れて行かれてゲロッパになった場所では『パイチュー』という字面に起こすと非常にアレなお酒を飲まされてたんですがこれがアルコール度数で言えば5~60度くらいある猛烈に強い酒なんですよ おちょこみたいなサイズのちいさいコップに入れていただくんですが私くらい弱いと舐めるだけでファーーーーwwwwレベルなのでもう一杯目から相当クラックラ来ます トウヤが飲まされてる消毒液同前の液体はそれに近いものと考えていただければ
>わざとらしく器の中身を茶碗にひっくり返しながら、
飲みたくない時はこういう風に茶碗に入れたり口に含んでお茶を飲むふりをしてお茶の中に戻したりして回避するそうです(でもそうするとその後お茶さえ飲めなくなる
酔っ払い描写にはちょっとこだわり(?)がある昨今なんですが、一番のお気に入りは9.5なんですが
>男に笑顔で勧められて例の透明で強い奴を酌まれ、半分以上ぼたぼた零しながらちまっとした器を空にすると、悲鳴じみた声を上げながらトウヤは机に伏せる。伏せている間に器にはまた例の奴が盛られた。
「もうだめだ」
「だ、大丈夫ですか……」
「帰りたい」
「どこへ……?」
ここもそれっぽくて凄い好きです(
>「良い子なんです、自慢の弟子です、僕なんかには勿体無い」
ミソラは前半しか聞いてませんがトウヤが言いたかったのは『僕なんかには勿体無い』の部分なんですよねっていうちょっとした齟齬
エト初登場! なんでエトというキャラが生まれたのかはこれまたいまいち覚えてませんが僕はこの人がごっつい好きです エトの話はまた今度します
そういやここで藤白のじいちゃんが出てきてるんですがこの後じいちゃんとばあちゃんの存在を抹殺したのはわざとですっていうか無理でした。ただでさえこれ以上長引かせる訳にはいかないかった。というかじいちゃんばあちゃんがいるってことを書いたのがそもそもよくなかった。
>「こんだけの人数の前でやれんもんが、本番務まる訳なかろうが」
「やれぃ、やれぃ!」
広島弁なんですかね……?(
水陣VS地陣の舞いの話。えーっと何から話そうかな
> 誰かの呼名を受けて、トウヤは徐に顔を上げた。そこに広がる、己へ向けられた幾多の、酔っ払いたちの、期待の眼差し。男はまた一瞬で事を解した。差し出された例の杯をぼんやりと受け取って、虚ろな手つきで流し込んで――これ以上飲んで大丈夫だろうか。ミソラの心配をよそに、その表情から急に眠気が吹き飛んだ。
再び巻き起こる手拍子。背中側に並べてあった空の酒瓶を薙ぎ倒しながら、トウヤはふらりと立ち上がった。そして低くする姿勢、鋭さを増す眼差し、但し充血している。対峙するエトの眼鏡の奥の瞳が不意に恐怖と狼狽を帯びた。ぽかんとしたルリリを小脇に抱え、恍惚の表情で抱き着いているリグレーを首にひっつけたまま、トウヤは雑な包帯の左腕を、すっ、とエトに向けて伸ばす――酔拳、という言葉がミソラの脳裏に一瞬浮かんで、消えた。
ここの描写、描写の移り方とかがそこはかとなく映像浮かんでくるっぽくてなんか好きです
>「飄々乎として、世を遺(わす)れて独り立ち……」
冷静沈着、覇気はなく、細く震える歌い調子の声色に――トウヤは大きく息を吸うと、カッと目を開き、
「――羽化して登仙するが如しィッ!」
叫んだ。そして跳んだ。
えーとまずは原典について話をしますね(目を逸らしながら
蘇軾の『前赤壁賦』。そこから来てる四字熟語で『羽化登仙』。だいたい『お酒飲んでめっちゃ幸せ』 って意味です。
漢検準1を受けた時に照風さんから頂いた教材の中に乗ってたや~つなので原典は照風さんとも言えます。感謝。。
そういえばものかきさんのポケべんさんとよっぱらいコラボをさせていただいたのこのあたりでした。このへんのトウヤを読まれてものさんが書かれたあの凄い潰れてるトウヤが生まれたということです ものさん恐ろしい子!(感謝
>多分リグレーの念力であろう、明らかに人外モノの可視オーラを纏いながら再び臨戦態勢を取るトウヤに、エトもまた震えながら、もう少し大きな声で何か言う。それに普段の十倍くらいの声量で喚き返す呂律の回らない師匠を、
この辺とか読み返しながらいつも頭抱えるんですが我ながらカオスすぎてwww普段の十倍の声量ってどんなだよって思いますが普段がいかに小さいかということです 普段の声量が小さいことは5-3だかでも書いてます どうでもいい
>手拍子を打っていた人たちが立ち上がり意味不明なダンスを始めて
これ5章ラストあたりのえったんの舞いパートで書かなきゃいけなかったのに書くの忘れてたからくやしい~~~~~!!!!!!!!
いや~しかし5章を代表するパートともいえるかも知れませんが、それにしたって地の分多いですね。こんなん読ませてすいません。。
~パート4 入浴シーン~
宴会に紛れてますがこの回幼女の裸体も書いてますからね!?!?!??!?!
はあちゃんがトウヤのことをお父さんだったらいいのになあと思っていることは実はトウヤは気付いているんですよ実は 自分が全くお父さんになれないことも知りつつ はあちゃんは自分のおかあさんのこともお母さんだと思っているし、実は歳の離れた姉のこともお母さんだと思っている カナとトウヤが付き合えばトウヤは必然的にお父さんと言うことになる訳です でもカナははあちゃんのこと妹としか思ってないしトウヤだってはあちゃんを自分の娘だと思える訳ないじゃん、懐いてもらえてそう言う風に思ってもらえるのは本人的にはもう心が千切れるくらいとってもとっても嬉しいんだけど みたいな
そして嫉妬するミソラ
>ミソラは何も返さなかった。返せなかった。道すがら、ぎこちなく繋ぎあっていた大小の掌をふと思い出す。こうやって一緒にお風呂に入ったりも、もしかしたらしたのかもしれない。……でもね、お師匠様は。はぁちゃんだけのものじゃないんだよ――そんな思いは、ミソラのぶくぶくの中に紛れさせて、お湯にこっそり溶かしてしまった。
ここ危なすぎるからね?????というか5章のミソラ全体的にお師匠様愛が強まりすぎてもはやきもいからね
~パート5 ベッドシーン(意味深)~
まぁ布団なんですけどね この回5パートもあったのか
仕方なく主人を介抱しようとするハリとそれを抱きしめるトウヤと抱きしめられて抵抗しようとするハリと寝ぼけて名前を呼ばれて抵抗するのやめて身を委ねるハリに対して「電気消した方がいい??」って聞く空気読めすぎなミソラだけで僕は結構このシーンお腹いっぱいなんですが
このあとの このあとの
>「ミソラ」
低い声。無防備になっていた心にふっと触れられたみたいで、どきっとして目を開けた。
ここからが ここからが 僕は凄い月蝕っぽいなあというか トウヤとミソラっぽいなあと思って すごく好きと言うか いつもの月蝕に戻った的な切り替えのシーン あーこのシーンは……いいですね……良いですね……糞茶番だけの宴会シーンのせいで完全に日陰だったけどな……
■5-4裏
「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
約3900文字。
マリーかわいすぎやろ……(頭抱え 全然反省しないどころかかわいいかわいい好き好き言ってるだけの反省会に成り下がってますがもういいんですちょっと急いでます(
マリルは僕♂ばっかり書いてるんですがたまにはメスも書いてみたいところですね。しかしマリーのこのキャラクターは凄いお気に入りです。テラよりお気に入りです。この自分が一番正しいと思ってるわがまま感がすごい私の中のマリル像に合致してて良い。
>「だからマリオぼくはマリオだと言ってるだろうがっていうかもううるさいうるさいこのサボテン女めその口だかなんだか分からない奇々怪々なミステリーホールに腐ったモコシ突っ込もがーっ」
このセリフとか凄い好きwwww
あとハリメグ回にしてハヤリナ回でもあります 前のハヤテ語りのあたりでわざとらしく出したハヤテがリナ好きをわざとらしくすぐさま回収
ハリとメグミは凄く通じ合ってる的なところがあって、どちらかというとメグミの方がハリに拠っているところがあるのですが、実はうわ手なのはハリよりもメグミなんですよね~そういう関係性が好きです。とても強いけど不安定はメグミ。とても大人だけどどっか意固地で子供っぽさもあるハリ。すごい好き。
> 離れろ、と体を動かしてもテラは一向に落ちる気配もなかった。これは、なるほど、見た目より重い。
これは、なるほど見た目より重い(からトウヤいつも大変なんだな)。
> トウヤに纏わりつき始めた二匹をじっと睨んでいると、何を思ったのか、ハリも行ってくれば、とメグミが言った。少し笑いながら。ハリがいくならおれも、とハヤテ。わたしは首を振る。行くものか、あんな所。……わたしが行ったところで、あれのために、何が出来る訳でもない。
立ち上がり、何か(多分水陣祭の催しの関係だろうが)喚いて、品も理性もなく酒と料理の上を跳び越えていく主人。そこでどっと倒れ、倒れていればいいものをテラに念力で引き起こされて、また茶番を始める主人。酒の力で無理をして。
節々に全力で心配してる様子が滲み出ているハリが好き
>「心配?」メグミが問う。
「当然だ」それは主人だから。
ああ主人だからな!!!!!!!
> すっ、と念が消えて、力尽きたと言わんばかりに崩れ落ちそうになるトウヤを、あの女が、笑いながら抱きとめる。……そのあたりで顔を戻すと、当たってた、とメグミが囁いた。
「……何が」
「ハリの好きな人」
他の女とイチャついているの見たくなくて目を背けたからな
>「人間を好きになるなんて、不毛な事、わたしはしない」
それは、自分に確かめるように。
あああああーーー(ペッタンペッタン
> 不毛かなぁ、とメグミは言う。何を。そうだよ。決まっている。
溜め息も出る。わたしは天を仰いだ。月は無情に輝くばかり。
なぜだろう。
この町に来ると、なぜだか、とても、いらいらするのだ。
ここの四行くsssっそお気に入りなので本当にお気に入りなのでよろしくお願いします 月は無情に輝くばかり
ここが好きここが好きって延々言い続けるだけの反省会~
■5-4.5(幕間)
「おかえり。トウヤ」
http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/gi5-4.htm ここです
約2600字
これね
読んでない人けっこういらっしゃるんだと思うんですけど
本当は本編理解するにあたって凄い重要な部分?ではなくて
でもトウヤがハシリイや藤白の家について何を思っているのかについての補完になっていて
それは9.5や5章末で事足りなくはないんですけど
ここ私の中でけっこうたまらないので
本当は読んでくださいと声を大にして言いたいんですが
いかんせん こ の 更 新 分 恥 ず か し い の で
あんまりwwwww大声でwwwwwwww読んでくださいってwwwwwwww言ってるけどwwwwwwww今言ってるんだけどwwwwwwwwwふっwwwwwwwwwwww
表でミソラの話、裏でハリの話、幕間でトウヤの話っていう5-4関連は凄いたっぷりな更新分で申し訳なかったんですがいや~それにしてもこの幕間は これ反省かい書いてないということを知った時愕然としました 今更この恥ずかしい話について語らねばならないのかと いや語らなくてもいいんですけどね!?読めよって言えればそれでいいんですけど恥ずかしすぎて言えないので
ちなみにここの酔っ払い描写はあんまりリアリティない。けど酔っぱらってないとモノローグ(?)だってとうやはこんなこと言えないと思うから別にいいや
>それから、とカナミは顔を上げた。
「言うの忘れてた」
「何?」
ふふん、とカナミはいつにない笑い方をして。
「おかえり。トウヤ」
そう言ってまた、子供みたいに、わしわしと頭を撫でられる。
心臓がぎゅうと締まった。
(……馬鹿が)
黙って背を向けた。ふらふらしてるよ、気をつけなよ、と笑う声が聞こえる。こんなやりとりに、そんな毎年の言葉にさえ、いちいち動じるほどに、ここにいるのが、好きで、好きで。
大きく息をついた。全部吐き出すみたいに。暗くて冷たい廊下へ歩いていく。懐かしい景色。――ああ、帰ってきた、と。そんな風に思ってしまえるのが辛い。いつまでいるの、なんて言われるのが、ずーっと居てくれるって、なんて、言われるのが、凄く、辛い。
そんな事、叶うはずもないのに。
その人たちに、こんなにも家族にしてもらえるのが、凄く、怖い。
ここね
もうね
本当にね
「馬鹿が」 っていうのも
「好きで 好きで」 も
帰ってきたと思える場所に言えなかった「ただいま」も
大好きで気兼ねないはずなのに
もう七年も伝えられないとうやが
なんつうかもう切ないので
親ばかですいません次の反省会につづく!!(死
突然ですが5章反省会を始めます前の記事で予告してますからね!一応ね!
ばーっと書く時間も気力もないのでちょっとずつやります。もうめんどくさいので定例の前置きとかBGMのコーナーとかなしでそのまま各話ふりかえりします
今回は5-1表裏と5-2表裏~追記から~ネタバレ注意
とはいえ表紙絵くらいは貼りましょう
いっぱい……かいたね……!
何気にトウヤ表紙絵に描くの初めてだったんじゃなかったっけ?主人公って何だっけ?
なんかコミック的な感じにしたかったのを覚えてます(キャラ多すぎて途中で飽きて塗りとか糞適当になってたことも)。もしくは、最後のテッカニン騒動が新聞に載ってそれにトウヤonメグミがちいさく写ってる(っていうオチだった、当初は)っていうのをイメージに描いてみようとも思ってたけどいかんせん画力が。画力と手間の問題でいつも表紙絵投げますがその中でもかなり投げた方なんじゃないかな~。3章の方が投げてるけどな。
(※三章の表紙絵→ )
テラとマスカとマリーとメグミ(マリルリ)。まぁこんなシーンないんですけどね。どうやってテッカニン戦やるのかほぼ考えてなかったんですよね。でもテレポート使うんだろうなって思ってこういう絵になった。まさか口で説得するとか思ってもみなかった
ミソラの帽子とか、カイスとか、転がってる飲料(酒です)とか、まぁね。そんな感じですよ。リナのリード忘れてたけどね。
あととうやの服が借物だっていう糞どうでもいい設定をどっかで書いてたような気がします。ピンク系とか多分普段は着ないね。これどっかで喋ったっけ?
っさあ各話振り返り~いつもどおり最初に挙げる台詞がどのシーンのものか全て分かった方には素敵な景品をプレゼントしますん
この頃は更新おまけらくがきみたいな誰得制度をまめにやっていた
■5-1表 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5-1.htm
「意外と『いいとこ』の育ちなのかもよ?」
約6500字。
そもそもこの章っていうのは番外編の派生なんですよ。「トウヤがミソラをつれて別の町に行く」っていうのがコンセプトのただの番外編だったわけなんです。
それがどうしてこう本編に入れ込んだかっていうと
①トウヤとミソラが一緒にココウから出て旅をしたことがあるっていうのを本編中で今のうちにやっておく必要性があった
②ミソラと外人を邂逅させる為に観光地が必要(まぁココウも旅の中継地っていう設定だから別に良かったんだけど
主立ってこの二点な訳なんですよ。
①……何回も話してるんですが、本来月蝕って言うのは、それこそ1章のラストの方みたいな、トウヤとミソラがぶらぶら旅する話を各話完結の短編形式でやる予定だったんですよ。それが今やトウヤが春先から夏にかけてココウを一回も出ないという異常な事態(※私が忘れていた)に陥っていて、その上で急に「そういえばトウヤくんとミソラさんはたまにぶらっと二人で旅に出て旅先で面白いものをみたりしていたんですが」みたいなことを言いはじめたらそれはもう、ね。今後の展開の上でそういう設定にすることが必要になってくる(かもしれない)ので、どっかで二人で旅する話を書いておいてワンクッション置きたかった。はじめてってさらっと流せないですよね。さらっと流せなさすぎて1章10万字とかそういう事態になったんですけどね。ああ(頭抱
②……まぁ本編中でやったから、そういうことですよね。そういう邂逅からのミソラの心境の変化っていうか、乗り越える場面を作らなければならなかった。
何故ここまでダラダラとこの章の有用性について弁明するのかというとこの章も章頭気に入ってないんです、でも番外からの格上げ章だから章頭説明だらけでグダグダでも仕方ないかなって言いたかった!!!!それだけ!!!!!
さあまずはヴェルの体調不良から。正直これ書いたの2012年11月なので殆んど何も覚えてないに等しいんですが、何を反省すればいいのかという感じなのですがここのヴェル体調崩す意味あったの???ありますよ?????
この部分説明すぎてあんまり話す事ないんですけど
>「道が例年通りならここから十日くらい……いやでも、ぶっ飛ばしていけば」
三日で行けますよ、な? とポケモンたちに話を振ると、ハヤテだけが何度も何度も頷いて返す。ぶっ飛ばして、なんて言わせるくらいには師匠を興奮せしめる事の次第をミソラは見守るに徹していたが、~
ここの「ぶっ飛ばして」なんて言いはじめるトウヤの地味なテンションの上がり方が結構好き
ミソラを誘って一緒にハシリイに行くことに。誘い方があんまりにもたどたどしすぎて見てられませんね。5章くらいからトウヤさんのあざとさが目につくようになって私もたびたび読んでて一人で恥ずかしくなります。トウヤさんあざとい。
*
箇条書きにします
・レンさん宅にて恒例の愚痴タイム
・レンさんとの二人旅の話もまたいつか書きたい(って言ってるものは多分絶対書かない)んですがあれすっごい長いんですよね!すっごい長いんですよ!七年前番外なんかよりめちゃめちゃに長い!だから多分書かない!!
・今後の展開に関わってくるのかと思いきやさらっと流される4章の捻挫(正直なんで私も捻挫させたのかいまいち分からないっていうか扱いに困った
・>それが、一人で楽しんできてくださいね、とあんなに危うい笑顔をして言うのは、……こんな言葉で表すのは勝手が過ぎると分かっているが、『卑怯』だ。
レンジャーさんが言ってますがトウヤさんミソラの策にまんまと嵌っています
・>「あの子、目上の人と喋る時とそうでない時とで、一人称変えるのよ」
「え?」
「私、僕、って。普通、あのくらいの歳の男の子が、自分の事『私』なんて言う?」
……トウヤは真っ直ぐレンジャーを見据えた。大人っぽい目つきをしていたその子の色は、今度はころりと悪戯に染まる。
「意外と『いいとこ』の育ちなのかもよ?」
いつ回収できるかな???
本当に話す事なかったな
■5-1裏 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5u-1.htm
「だって、『みちょら』がだっこちてくるんだもん」
約3600字。
んでなんでポケモンパートみたいなこういう意味不明なことをやろうかとしたかってね????????
正直もう覚えてないですよ???????????????いやでもこれきつかった 断片的に書きたいとこがあって(テラとマリーVSハリとハリの「好きですけど何か」なんですけど)、いつもポケモンパート書くときサラサラッだしいけるやろ~と思いながらなんとなく思いつきで始めたら割と本当に大変でした
ハシリイにいた名前付きポケモンに関しては全員語りをやらせられたかな?いやまぁ楽しかったですけどね。慣れないことはするもんじゃないですよ本当に。慣れないことはちょっとだけやるのが楽しいんです。継続してやると死にます。
つことで5-1裏 5-1表の最初のパートのリナ視点からでした。ハヤテがうろうろしてるあたり表裏で結構おや?ってなるところがあるんですがご愛嬌です(適当
もう次のテラが書きたいのであってここは割とどうでもいいやってのが見え見えの文章になってて、自分でもあんまり読み返したくない更新分のひとつだったんですが、めっちゃ久々に読んだら意外といける……のでは……(自画自賛
> そんな運動不足でご機嫌ナナメなあたちの前で、第二のアホがものすごいアホ面でご飯を平らげた。
こことか ものすごいアホ面でご飯を平らげるってどういう状況だよ
リナの喋り方書いたのってここが初めてだったんですっけ? みちょらとか 舌ったらずで自分の事お姫様だと考えてるツンデレデレ的な何か アクロアイトのにゃんこさんみたいにどの音が「にゃ」になるみたいなのをしっかり決めてないので(地の分はオールスルーだし)微妙にやりきらない感じになってますがそれもまたリナっぽいと思います。あざといのにあざとくなりきれないこの感じ
みちょらのことをリナは自分の家来だと思っているんですよね 立場的には自分の方が上 最近ポケモンパート書いてないですが7章頭段階ではまだその関係性に変化はありません
あとリナから見たハリがどんなかっていうの書けたのが凄く楽しかったですね良い人そうなのに見た目と喋り方で損をしている……かわいい……(顔覆)食べ残したご飯をハリに処分してもらうメグミ、このへんから私がハリメグを意識しすぎです。ハリメグ。メグミのハリ好きっぷりがめっちゃかわいい。ハヤテもアホかわいい。
>「トウヤもう嬉しそう」
「……」
「……ハリ、もう不機嫌?」
「うるさい」
※トウヤが元カノに会いに行けるのでウキウキしだしたからハリは嫉妬して不機嫌になっています
>「……さっさと腹を決めろ」
「トウヤ、がんばれ」
「マスターいけー!」
アホ面と愉快な仲間たちがわいいいいいいいいいいいいいい(自画自賛
■5-2表 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5-2.htm
「聞いて後悔するような秘密とかな」
約6400字。このタケヒロの台詞フラグですからねまだ回収してないけど
この更新分はわりと優秀な出来の更新分ですね!なんか読んでて安定感があるので私は好きです!
シーン1~タケミソ。ミソタケ。ウキウキで旅行の話をするミソラを寂しく見守るタケヒロ……タケヒロがね……かわいく書けましたね……ここはね……うん……
>あの男の挙動ひとつひとつに一喜一憂する友人は、見ていて面白くもあるが、もやっとした不安のようなものも時にタケヒロは感じたりする。けれど、レンジャーの姉ちゃんに対してなら、自分もこんな風にコロコロ顔色変えてんだろうなぁ……と思うと、それもまぁ、そんなものか。
お前の恋愛感情と話を混同させるととてもややこしいからやめなさい
>「背を伸ばすためには何を食べたらいいかとか、足が速くなるためには何を食べたらいいかとか」
ミソラの台詞ですが、このセリフ読んでピンと来た方がいらっしゃったら私は凄く嬉しい 別にフラグとかじゃありませんが7-4~5くらいで回収します(覚えてたら…
>「……べ、べ、べべ別に……」
熱に火照ったのかそうでないのか、出会った頃に比べると随分と日焼けした浅黒い少年は、赤くなりながら顔を背けた。
「別に引き止めたくて言ってる訳じゃねえんだからな。ここんとこ毎日遊んでたからって、お前なんかいなくたって、ちっとも寂しくなんかねぇし……」
「……うん」
「俺にはツーもイズもいるし。お前が来るまではずっと一人だったんだからな、別に全然、寂しくなんてねぇんだからな」
「うん」
「俺は強いんだ。孤高のピエロだ。……姉ちゃんだっているし、お前なんかちょっとくらいいなくたって別に」
別にどってことないけど気をつけろよ、言いたいことはちゃんと言えよ、あいつが気利かねぇからって一人で無茶すんなよ、安全第一で怪我なく帰ってこいよ、と言いながら、タケヒロも――汗が沁みるのだろうか――目頭をぐしぐし拭うものだから、ミソラも一抹の寂しさを覚えざるを得ないのであった。
素直になれない素直なガキって凄くかわいいよね(引用が長い
*
そんで次のシーン!テラ初登場!
多分仰った当人は覚えておられないので書きますが「グレンが出てきただけで神回になる」と言っていただいた回でしたwwwここから連載期間にして1年以上登場機会がないと誰が予想できただろうか……私も予想できなかった……
グレンさんに全力で振り回されるトウヤを書くのはとても楽しい。グレンの前だとトウヤが女性の前に居る時以上に意地を張りたがるので書き手はとても愉快です。
冒頭から胸に頭突きをかまされるお兄さん スッゴイどうでもいい話をしますけど
>丁度心臓の真上あたりにそれがダイレクトに突っ込むと人体からは聞き慣れない音がして
っていう描写があるんですけど、ここ最初は「決して厚くはない胸板にそれが~」みたいな感じで胸板っていう単語を使ってたんですよ、でもその胸板っていうワードがあまりにも私の中で恥ずかしかったので変えましたっていうのを凄く覚えています
>「あ、あばら」
あばらって響きエロくないですか。このセリフも変えるかどうか凄く悩んで変えませんでした。あばらとかいうトウヤくんあざとい……え?エロさが伝わらない?なんで?
>「いや、いや待て」
「元はと言えばお前が拾ってきたんだしなぁ。ボールもお前が買ったボールだったろ、確か」
「でもそいつはお前に」
「リグレー自身の意志としても、トウヤの所に居たいみたいだし」
軽く尻を跳ねさせながらリグレーは何度も頷いた。
「動くな、重い」
「まぁ俺としてもそっちに行ってくれると助かるな。ポケモン達の餌代も洒落にならん状態だし、テレポートやエスパーの要員は他にも育ててる、出所もなくずっとボールに閉じ込めてるのも可哀想だ」
「じゃあそっちのテレポート要員を貸してくれ!」
「それは断る」
ここの掛け合いお気にいり 「じゃあそっちのテレポート要員を貸してくれ!」「それは断る」が特にお気に入り
この辺書きながらトウヤってでもグレンと一緒にいるときって台詞短い傾向があるよな~って思ったことも覚えてる 気のせいかな?
>こりゃあうっかりうっかり、ちょっと待ってろと言いながらグレンはのんびりと家の中へ戻っていく。
こないだグレンさんはどじっこってぴかりさんが呟いてくれていましたがグレンさんどじっこは私の中でとても重要な設定なのでよろしくお願いします★
*
シーン3・ミソラがニヤニヤしてるところに落下してくるトウヤさん
このシーンについてはもう
>お師匠様。私のお師匠様。
このミソラに尽きます 私 の お 師 匠 様 と は このへんのミソラの黒さはなかなか本編内では表し切れないところ!
>「お前情けでうちを経由してくれたのか知らないがちょっとそこまで行くんじゃないんだからそんな簡単に準備、ええと待ってくれ本当に頼むから……」
あとこのへんのトウヤのテンパり具合でこの後の5章の雰囲気とか色々出来るようになったと思う
■5-2裏 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5u-2.htm
「あー、ウソだったんじゃない?」
約2900字。
ここどうして私自分でこんな文章が書けたのか本当に謎いんですけどなんだったんですかね???後にまた出てきたテラ語りの裏パートのときこの文章が再現できなくて本当に困りましたから なにこのセンス 羨ましいわ(過去の自分が
後にテラと命名されるこのリグレー子さんですが、この子が生まれた瞬間に5章が生き始めたと言っても過言ではないくらい、やっぱり5章の雰囲気を作ったのはこの人 でも後半から影薄くなりますね。結局活躍シーンをあまり作ってあげられなくて、存在意義が案外疑問で、私は少し心苦しかった。
>ボクはご主人様と呼んでいるから
呼んでない ここまでこのリグレー子はトウヤと関わってた期間が短すぎたからここから呼び名変わってもてんで不思議ではないという設定 ゲットされてグレンに預けられるまでの期間よりハシリイで一緒に居た期間の方が長いんです……罪作りな男よ……
>この、無駄にでかくて、声もでかくて、例えようもなくじょりじょりとした顎を持つこの生き物
もう自分で読んでて鼻水ふきます自文大好きでごめんなさい 例えようもなくじょりじょりとした顎って何???
> ハヤテとかいう間抜け声がボクの心にドラゴンダイブをキめた。
かわいい
> ああ待ってちょっと意味が分かんない、なんで? なんで? ボクらは愛し合って、え、そうだよねそうに決まってるそうだった! ああそうだ! 愛に試練はつきものなんだきっとこれにも訳があったに違いないさフフ、そうだボクが信じなければ、ご主人様の愛を信じなければ誰が信じると言うのさフフフ。ああいい感じに力がみなぎってきたぞ! 思えば思う程ボクの力は加速する、ラブいパワーがこれほどまでに強いということを実感する瞬間だ。ボクはキミが好きで、そしてキミはボクが好き。これほどまでに力強い事象があるだろうか、過去に未来にそして現代に! ふらっとご主人様が立ち上がる、頭の重いボクがちょっと一緒にふらっとすると、そっとボクへと手を添えてくれる、ああ! これが! 愛! 以外の! 何であろう! 違うと言うなら教えて欲しい!
さあ飛ぶぞ。エネルギーはマンタンだ。飛べるぞ、キミが望むなら。お望みとあらば、待ったはなしだ!
キミが好きだから、チカラがみなぎって、ボクはどこまでも飛んでゆく!
(引用が長い)
ここ月蝕の全ての中で好きな文章ランキングの上位10くらいにはランクインするんじゃないかっていうくらい好……いや20くらいにしとこうかな……上位20くらいには……(小声
月蝕でこういう文章を書くのは今までは結構勇気のいる作業だった訳ですが、企画が企画でノリがノリなだけにかなりドヤァという気持ちで出せた部分だった
ちなこの最後の部分がミスチルの楽曲に影響されていると言うのは私の中ではかなり有名な話ですね。ましゅまろでい。睡眠不足が続く日でも君に会えるなら飛んでく♪ しかし睡眠不足なのは実際は誰かな?つづく!
ばーっと書く時間も気力もないのでちょっとずつやります。もうめんどくさいので定例の前置きとかBGMのコーナーとかなしでそのまま各話ふりかえりします
今回は5-1表裏と5-2表裏~追記から~ネタバレ注意
とはいえ表紙絵くらいは貼りましょう
いっぱい……かいたね……!
何気にトウヤ表紙絵に描くの初めてだったんじゃなかったっけ?主人公って何だっけ?
なんかコミック的な感じにしたかったのを覚えてます(キャラ多すぎて途中で飽きて塗りとか糞適当になってたことも)。もしくは、最後のテッカニン騒動が新聞に載ってそれにトウヤonメグミがちいさく写ってる(っていうオチだった、当初は)っていうのをイメージに描いてみようとも思ってたけどいかんせん画力が。画力と手間の問題でいつも表紙絵投げますがその中でもかなり投げた方なんじゃないかな~。3章の方が投げてるけどな。
(※三章の表紙絵→ )
テラとマスカとマリーとメグミ(マリルリ)。まぁこんなシーンないんですけどね。どうやってテッカニン戦やるのかほぼ考えてなかったんですよね。でもテレポート使うんだろうなって思ってこういう絵になった。まさか口で説得するとか思ってもみなかった
ミソラの帽子とか、カイスとか、転がってる飲料(酒です)とか、まぁね。そんな感じですよ。リナのリード忘れてたけどね。
あととうやの服が借物だっていう糞どうでもいい設定をどっかで書いてたような気がします。ピンク系とか多分普段は着ないね。これどっかで喋ったっけ?
っさあ各話振り返り~いつもどおり最初に挙げる台詞がどのシーンのものか全て分かった方には素敵な景品をプレゼントしますん
この頃は更新おまけらくがきみたいな誰得制度をまめにやっていた
■5-1表 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5-1.htm
「意外と『いいとこ』の育ちなのかもよ?」
約6500字。
そもそもこの章っていうのは番外編の派生なんですよ。「トウヤがミソラをつれて別の町に行く」っていうのがコンセプトのただの番外編だったわけなんです。
それがどうしてこう本編に入れ込んだかっていうと
①トウヤとミソラが一緒にココウから出て旅をしたことがあるっていうのを本編中で今のうちにやっておく必要性があった
②ミソラと外人を邂逅させる為に観光地が必要(まぁココウも旅の中継地っていう設定だから別に良かったんだけど
主立ってこの二点な訳なんですよ。
①……何回も話してるんですが、本来月蝕って言うのは、それこそ1章のラストの方みたいな、トウヤとミソラがぶらぶら旅する話を各話完結の短編形式でやる予定だったんですよ。それが今やトウヤが春先から夏にかけてココウを一回も出ないという異常な事態(※私が忘れていた)に陥っていて、その上で急に「そういえばトウヤくんとミソラさんはたまにぶらっと二人で旅に出て旅先で面白いものをみたりしていたんですが」みたいなことを言いはじめたらそれはもう、ね。今後の展開の上でそういう設定にすることが必要になってくる(かもしれない)ので、どっかで二人で旅する話を書いておいてワンクッション置きたかった。はじめてってさらっと流せないですよね。さらっと流せなさすぎて1章10万字とかそういう事態になったんですけどね。ああ(頭抱
②……まぁ本編中でやったから、そういうことですよね。そういう邂逅からのミソラの心境の変化っていうか、乗り越える場面を作らなければならなかった。
何故ここまでダラダラとこの章の有用性について弁明するのかというとこの章も章頭気に入ってないんです、でも番外からの格上げ章だから章頭説明だらけでグダグダでも仕方ないかなって言いたかった!!!!それだけ!!!!!
さあまずはヴェルの体調不良から。正直これ書いたの2012年11月なので殆んど何も覚えてないに等しいんですが、何を反省すればいいのかという感じなのですがここのヴェル体調崩す意味あったの???ありますよ?????
この部分説明すぎてあんまり話す事ないんですけど
>「道が例年通りならここから十日くらい……いやでも、ぶっ飛ばしていけば」
三日で行けますよ、な? とポケモンたちに話を振ると、ハヤテだけが何度も何度も頷いて返す。ぶっ飛ばして、なんて言わせるくらいには師匠を興奮せしめる事の次第をミソラは見守るに徹していたが、~
ここの「ぶっ飛ばして」なんて言いはじめるトウヤの地味なテンションの上がり方が結構好き
ミソラを誘って一緒にハシリイに行くことに。誘い方があんまりにもたどたどしすぎて見てられませんね。5章くらいからトウヤさんのあざとさが目につくようになって私もたびたび読んでて一人で恥ずかしくなります。トウヤさんあざとい。
*
箇条書きにします
・レンさん宅にて恒例の愚痴タイム
・レンさんとの二人旅の話もまたいつか書きたい(って言ってるものは多分絶対書かない)んですがあれすっごい長いんですよね!すっごい長いんですよ!七年前番外なんかよりめちゃめちゃに長い!だから多分書かない!!
・今後の展開に関わってくるのかと思いきやさらっと流される4章の捻挫(正直なんで私も捻挫させたのかいまいち分からないっていうか扱いに困った
・>それが、一人で楽しんできてくださいね、とあんなに危うい笑顔をして言うのは、……こんな言葉で表すのは勝手が過ぎると分かっているが、『卑怯』だ。
レンジャーさんが言ってますがトウヤさんミソラの策にまんまと嵌っています
・>「あの子、目上の人と喋る時とそうでない時とで、一人称変えるのよ」
「え?」
「私、僕、って。普通、あのくらいの歳の男の子が、自分の事『私』なんて言う?」
……トウヤは真っ直ぐレンジャーを見据えた。大人っぽい目つきをしていたその子の色は、今度はころりと悪戯に染まる。
「意外と『いいとこ』の育ちなのかもよ?」
いつ回収できるかな???
本当に話す事なかったな
■5-1裏 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5u-1.htm
「だって、『みちょら』がだっこちてくるんだもん」
約3600字。
んでなんでポケモンパートみたいなこういう意味不明なことをやろうかとしたかってね????????
正直もう覚えてないですよ???????????????いやでもこれきつかった 断片的に書きたいとこがあって(テラとマリーVSハリとハリの「好きですけど何か」なんですけど)、いつもポケモンパート書くときサラサラッだしいけるやろ~と思いながらなんとなく思いつきで始めたら割と本当に大変でした
ハシリイにいた名前付きポケモンに関しては全員語りをやらせられたかな?いやまぁ楽しかったですけどね。慣れないことはするもんじゃないですよ本当に。慣れないことはちょっとだけやるのが楽しいんです。継続してやると死にます。
つことで5-1裏 5-1表の最初のパートのリナ視点からでした。ハヤテがうろうろしてるあたり表裏で結構おや?ってなるところがあるんですがご愛嬌です(適当
もう次のテラが書きたいのであってここは割とどうでもいいやってのが見え見えの文章になってて、自分でもあんまり読み返したくない更新分のひとつだったんですが、めっちゃ久々に読んだら意外といける……のでは……(自画自賛
> そんな運動不足でご機嫌ナナメなあたちの前で、第二のアホがものすごいアホ面でご飯を平らげた。
こことか ものすごいアホ面でご飯を平らげるってどういう状況だよ
リナの喋り方書いたのってここが初めてだったんですっけ? みちょらとか 舌ったらずで自分の事お姫様だと考えてるツンデレデレ的な何か アクロアイトのにゃんこさんみたいにどの音が「にゃ」になるみたいなのをしっかり決めてないので(地の分はオールスルーだし)微妙にやりきらない感じになってますがそれもまたリナっぽいと思います。あざといのにあざとくなりきれないこの感じ
みちょらのことをリナは自分の家来だと思っているんですよね 立場的には自分の方が上 最近ポケモンパート書いてないですが7章頭段階ではまだその関係性に変化はありません
あとリナから見たハリがどんなかっていうの書けたのが凄く楽しかったですね良い人そうなのに見た目と喋り方で損をしている……かわいい……(顔覆)食べ残したご飯をハリに処分してもらうメグミ、このへんから私がハリメグを意識しすぎです。ハリメグ。メグミのハリ好きっぷりがめっちゃかわいい。ハヤテもアホかわいい。
>「トウヤもう嬉しそう」
「……」
「……ハリ、もう不機嫌?」
「うるさい」
※トウヤが元カノに会いに行けるのでウキウキしだしたからハリは嫉妬して不機嫌になっています
>「……さっさと腹を決めろ」
「トウヤ、がんばれ」
「マスターいけー!」
アホ面と愉快な仲間たちがわいいいいいいいいいいいいいい(自画自賛
■5-2表 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5-2.htm
「聞いて後悔するような秘密とかな」
約6400字。このタケヒロの台詞フラグですからねまだ回収してないけど
この更新分はわりと優秀な出来の更新分ですね!なんか読んでて安定感があるので私は好きです!
シーン1~タケミソ。ミソタケ。ウキウキで旅行の話をするミソラを寂しく見守るタケヒロ……タケヒロがね……かわいく書けましたね……ここはね……うん……
>あの男の挙動ひとつひとつに一喜一憂する友人は、見ていて面白くもあるが、もやっとした不安のようなものも時にタケヒロは感じたりする。けれど、レンジャーの姉ちゃんに対してなら、自分もこんな風にコロコロ顔色変えてんだろうなぁ……と思うと、それもまぁ、そんなものか。
お前の恋愛感情と話を混同させるととてもややこしいからやめなさい
>「背を伸ばすためには何を食べたらいいかとか、足が速くなるためには何を食べたらいいかとか」
ミソラの台詞ですが、このセリフ読んでピンと来た方がいらっしゃったら私は凄く嬉しい 別にフラグとかじゃありませんが7-4~5くらいで回収します(覚えてたら…
>「……べ、べ、べべ別に……」
熱に火照ったのかそうでないのか、出会った頃に比べると随分と日焼けした浅黒い少年は、赤くなりながら顔を背けた。
「別に引き止めたくて言ってる訳じゃねえんだからな。ここんとこ毎日遊んでたからって、お前なんかいなくたって、ちっとも寂しくなんかねぇし……」
「……うん」
「俺にはツーもイズもいるし。お前が来るまではずっと一人だったんだからな、別に全然、寂しくなんてねぇんだからな」
「うん」
「俺は強いんだ。孤高のピエロだ。……姉ちゃんだっているし、お前なんかちょっとくらいいなくたって別に」
別にどってことないけど気をつけろよ、言いたいことはちゃんと言えよ、あいつが気利かねぇからって一人で無茶すんなよ、安全第一で怪我なく帰ってこいよ、と言いながら、タケヒロも――汗が沁みるのだろうか――目頭をぐしぐし拭うものだから、ミソラも一抹の寂しさを覚えざるを得ないのであった。
素直になれない素直なガキって凄くかわいいよね(引用が長い
*
そんで次のシーン!テラ初登場!
多分仰った当人は覚えておられないので書きますが「グレンが出てきただけで神回になる」と言っていただいた回でしたwwwここから連載期間にして1年以上登場機会がないと誰が予想できただろうか……私も予想できなかった……
グレンさんに全力で振り回されるトウヤを書くのはとても楽しい。グレンの前だとトウヤが女性の前に居る時以上に意地を張りたがるので書き手はとても愉快です。
冒頭から胸に頭突きをかまされるお兄さん スッゴイどうでもいい話をしますけど
>丁度心臓の真上あたりにそれがダイレクトに突っ込むと人体からは聞き慣れない音がして
っていう描写があるんですけど、ここ最初は「決して厚くはない胸板にそれが~」みたいな感じで胸板っていう単語を使ってたんですよ、でもその胸板っていうワードがあまりにも私の中で恥ずかしかったので変えましたっていうのを凄く覚えています
>「あ、あばら」
あばらって響きエロくないですか。このセリフも変えるかどうか凄く悩んで変えませんでした。あばらとかいうトウヤくんあざとい……え?エロさが伝わらない?なんで?
>「いや、いや待て」
「元はと言えばお前が拾ってきたんだしなぁ。ボールもお前が買ったボールだったろ、確か」
「でもそいつはお前に」
「リグレー自身の意志としても、トウヤの所に居たいみたいだし」
軽く尻を跳ねさせながらリグレーは何度も頷いた。
「動くな、重い」
「まぁ俺としてもそっちに行ってくれると助かるな。ポケモン達の餌代も洒落にならん状態だし、テレポートやエスパーの要員は他にも育ててる、出所もなくずっとボールに閉じ込めてるのも可哀想だ」
「じゃあそっちのテレポート要員を貸してくれ!」
「それは断る」
ここの掛け合いお気にいり 「じゃあそっちのテレポート要員を貸してくれ!」「それは断る」が特にお気に入り
この辺書きながらトウヤってでもグレンと一緒にいるときって台詞短い傾向があるよな~って思ったことも覚えてる 気のせいかな?
>こりゃあうっかりうっかり、ちょっと待ってろと言いながらグレンはのんびりと家の中へ戻っていく。
こないだグレンさんはどじっこってぴかりさんが呟いてくれていましたがグレンさんどじっこは私の中でとても重要な設定なのでよろしくお願いします★
*
シーン3・ミソラがニヤニヤしてるところに落下してくるトウヤさん
このシーンについてはもう
>お師匠様。私のお師匠様。
このミソラに尽きます 私 の お 師 匠 様 と は このへんのミソラの黒さはなかなか本編内では表し切れないところ!
>「お前情けでうちを経由してくれたのか知らないがちょっとそこまで行くんじゃないんだからそんな簡単に準備、ええと待ってくれ本当に頼むから……」
あとこのへんのトウヤのテンパり具合でこの後の5章の雰囲気とか色々出来るようになったと思う
■5-2裏 http://nekoanizya.hishaku.com/text/gessyoku/g5u-2.htm
「あー、ウソだったんじゃない?」
約2900字。
ここどうして私自分でこんな文章が書けたのか本当に謎いんですけどなんだったんですかね???後にまた出てきたテラ語りの裏パートのときこの文章が再現できなくて本当に困りましたから なにこのセンス 羨ましいわ(過去の自分が
後にテラと命名されるこのリグレー子さんですが、この子が生まれた瞬間に5章が生き始めたと言っても過言ではないくらい、やっぱり5章の雰囲気を作ったのはこの人 でも後半から影薄くなりますね。結局活躍シーンをあまり作ってあげられなくて、存在意義が案外疑問で、私は少し心苦しかった。
>ボクはご主人様と呼んでいるから
呼んでない ここまでこのリグレー子はトウヤと関わってた期間が短すぎたからここから呼び名変わってもてんで不思議ではないという設定 ゲットされてグレンに預けられるまでの期間よりハシリイで一緒に居た期間の方が長いんです……罪作りな男よ……
>この、無駄にでかくて、声もでかくて、例えようもなくじょりじょりとした顎を持つこの生き物
もう自分で読んでて鼻水ふきます自文大好きでごめんなさい 例えようもなくじょりじょりとした顎って何???
> ハヤテとかいう間抜け声がボクの心にドラゴンダイブをキめた。
かわいい
> ああ待ってちょっと意味が分かんない、なんで? なんで? ボクらは愛し合って、え、そうだよねそうに決まってるそうだった! ああそうだ! 愛に試練はつきものなんだきっとこれにも訳があったに違いないさフフ、そうだボクが信じなければ、ご主人様の愛を信じなければ誰が信じると言うのさフフフ。ああいい感じに力がみなぎってきたぞ! 思えば思う程ボクの力は加速する、ラブいパワーがこれほどまでに強いということを実感する瞬間だ。ボクはキミが好きで、そしてキミはボクが好き。これほどまでに力強い事象があるだろうか、過去に未来にそして現代に! ふらっとご主人様が立ち上がる、頭の重いボクがちょっと一緒にふらっとすると、そっとボクへと手を添えてくれる、ああ! これが! 愛! 以外の! 何であろう! 違うと言うなら教えて欲しい!
さあ飛ぶぞ。エネルギーはマンタンだ。飛べるぞ、キミが望むなら。お望みとあらば、待ったはなしだ!
キミが好きだから、チカラがみなぎって、ボクはどこまでも飛んでゆく!
(引用が長い)
ここ月蝕の全ての中で好きな文章ランキングの上位10くらいにはランクインするんじゃないかっていうくらい好……いや20くらいにしとこうかな……上位20くらいには……(小声
月蝕でこういう文章を書くのは今までは結構勇気のいる作業だった訳ですが、企画が企画でノリがノリなだけにかなりドヤァという気持ちで出せた部分だった
ちなこの最後の部分がミスチルの楽曲に影響されていると言うのは私の中ではかなり有名な話ですね。ましゅまろでい。睡眠不足が続く日でも君に会えるなら飛んでく♪ しかし睡眠不足なのは実際は誰かな?つづく!
更新ですーまたげっしょくですが
5-9と9裏と5-9幕間という三本立ての2万二千字くらいでお届けしているので本当に暇なときにどうぞ
幕間9.5って書きましたが5-8のそのあとの話なので正確には8.5ですよね
えええーーーーっとちょっと章末まで待っても良いんですが幕間なので5-9.5の反省会をしてもいいですか
ネタバレ注意
~5-9.5プチ反省会~
これは酷い幕間ですねでも楽しかったんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
そういうことですわかりますか
まずええっとね文章が酷いのが電車の中でスマホで書いたからなのか(ずっと書いてたやつこれ)と思ってたんですがなんとなくトウヤ目線だからという気も5-10を書いてたらそんな気がしてきました
あと長いね!!!!!!!!1どうしたっていうくらい長いね!!!!!!!!!!!!!!!!私もびっくりしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!普通に一更新分じゃないですかやだ!!!!!!!!!!!!!!!!!こんなはずじゃなかった!!!!!!!!!!!!!!!
5-4.5の酒飲みさんたちがうだうだやるやつの拡大版(?)でした
あれなんですよこれを書くにあたってですね
http://www.youtube.com/watch?v=Lfn0155VHL8
ポルノの「素敵すぎてしまった」
この曲を
私執筆しながら歌聞けないので作業用BGMにはしてなかったんですがもうイメージソング的な何か
どこのって
話してるシーンじゃなくて
トウヤが最初に坂道のぼってるところです
でもですね
トウヤが歌ってるのは
斉藤和義さんの「ずっと好きだった」
です三日前くらいに決めました、まぁそれはいいんですが
誰が????????
あ~の~夜が夢のように少し素敵すぎてしまった
どの夜ですかね?????????
トウヤとカナさんがどこまで行ってたかっていう話は章末反省会でしようと思ってるんですけど
ヒーーーーーーーイイイイーーーーーーーーーー(by素敵すぎてしまった)
……いやえっとねなんの話をしようとしてたんだっけ(
文章はね!酷いんですけど!中身も非常に長ったらしくてだらだらしてるんですけどこのだらだらしてる感じが私もう最高にアレで
まず
> 昼間とはまるで違うすんと冴えた空気が、心地よく火照りを冷ましてくれる。どこからか籠った、丸い音形の鳴き声。ホーホーか。ココウでも、森のあった頃には聞けていた。ふと頬が弛む。やけに大きな気持ちだ。絶対、酒のせいだ。珍しくハリさえ傍にいない、と考えると、だんだん楽しくなってきて、普段なら気が違えてもやらないだろうに、歌なんて、口ずさんでみて。それがあんまりにも酷すぎて、トウヤは一人で笑った。
あああああああああああああああ(※ここから暫く私がいかに自己愛に満ちているのかについてお楽しみください
このね登って行くシーンがすっごいなんかアレなんですよ彼の公式音痴設定をここでさらっと使ったことにはなんの意味もないっていうかその設定自体に何の意味もないんですけど
もう一回言いますが「ずっと好きだった」です
> トウヤは一度席を立つと、ひとつグラスを取ってきて、すっかり温くなったビールをそれに注いだ。それから、主を欠いている相手方のビールグラスへ、カチン、と無言で縁を交わした。
ここから
> 飲み直しながら、眺める女の顔は、去年よりまた少し、痩せているような気がする。
ここも最高に好きっていうかこの幕間ここまででよかったんですけど正直
ほんでね!1?!?!
>そういう顔を見る度に込み上げてくる感情は、『同情』という名を与えてしまえばあまりにも冷ややかで、けれど多分それだけでないことは、無意味だと知りつつ、自分でもよく分かっている。
未練タラタラじゃねえかっていうね
私あれなんですよトウヤは……本当に未練はないと……思ってたんですよ……でも書いてみたら普通に未練タラタラでした……物書きとしてこんなんでいいのかってこんなに把握できてなくていいん思うんですけどまぁ彼がそういうならそうなんじゃないんですかね……わろた……
> 一瞬、鼻の奥がつんとした。
もう私書きながらどうしたの????君どうしたの?????って思ったもん
> 悪かったな、彼氏じゃなくて
屑すぎるかわいい(ペッタンペッタン
こっからが長くてですね……(反省
そもそもこの幕間はあれなんですよ、5-9でトウヤがいかにしてあのクサい台詞でミソラを落とすか夜すっごい悩んでたっていうパートを書きたかったんですがカナさんがいきなり泣きはじめるのでトウヤも困ったでしょうが私ももっと困ったんですよ分かりますか
> 「酔ってるな、珍しく」
「うん……」
子供のするように、カナミはこっくりと頷いた。
「非常に眠い、です」
5-9と9裏と5-9幕間という三本立ての2万二千字くらいでお届けしているので本当に暇なときにどうぞ
幕間9.5って書きましたが5-8のそのあとの話なので正確には8.5ですよね
えええーーーーっとちょっと章末まで待っても良いんですが幕間なので5-9.5の反省会をしてもいいですか
ネタバレ注意
~5-9.5プチ反省会~
これは酷い幕間ですねでも楽しかったんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
そういうことですわかりますか
まずええっとね文章が酷いのが電車の中でスマホで書いたからなのか(ずっと書いてたやつこれ)と思ってたんですがなんとなくトウヤ目線だからという気も5-10を書いてたらそんな気がしてきました
あと長いね!!!!!!!!1どうしたっていうくらい長いね!!!!!!!!!!!!!!!!私もびっくりしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!普通に一更新分じゃないですかやだ!!!!!!!!!!!!!!!!!こんなはずじゃなかった!!!!!!!!!!!!!!!
5-4.5の酒飲みさんたちがうだうだやるやつの拡大版(?)でした
あれなんですよこれを書くにあたってですね
http://www.youtube.com/watch?v=Lfn0155VHL8
ポルノの「素敵すぎてしまった」
この曲を
私執筆しながら歌聞けないので作業用BGMにはしてなかったんですがもうイメージソング的な何か
どこのって
話してるシーンじゃなくて
トウヤが最初に坂道のぼってるところです
でもですね
トウヤが歌ってるのは
斉藤和義さんの「ずっと好きだった」
です三日前くらいに決めました、まぁそれはいいんですが
誰が????????
あ~の~夜が夢のように少し素敵すぎてしまった
どの夜ですかね?????????
トウヤとカナさんがどこまで行ってたかっていう話は章末反省会でしようと思ってるんですけど
ヒーーーーーーーイイイイーーーーーーーーーー(by素敵すぎてしまった)
……いやえっとねなんの話をしようとしてたんだっけ(
文章はね!酷いんですけど!中身も非常に長ったらしくてだらだらしてるんですけどこのだらだらしてる感じが私もう最高にアレで
まず
> 昼間とはまるで違うすんと冴えた空気が、心地よく火照りを冷ましてくれる。どこからか籠った、丸い音形の鳴き声。ホーホーか。ココウでも、森のあった頃には聞けていた。ふと頬が弛む。やけに大きな気持ちだ。絶対、酒のせいだ。珍しくハリさえ傍にいない、と考えると、だんだん楽しくなってきて、普段なら気が違えてもやらないだろうに、歌なんて、口ずさんでみて。それがあんまりにも酷すぎて、トウヤは一人で笑った。
あああああああああああああああ(※ここから暫く私がいかに自己愛に満ちているのかについてお楽しみください
このね登って行くシーンがすっごいなんかアレなんですよ彼の公式音痴設定をここでさらっと使ったことにはなんの意味もないっていうかその設定自体に何の意味もないんですけど
もう一回言いますが「ずっと好きだった」です
> トウヤは一度席を立つと、ひとつグラスを取ってきて、すっかり温くなったビールをそれに注いだ。それから、主を欠いている相手方のビールグラスへ、カチン、と無言で縁を交わした。
ここから
> 飲み直しながら、眺める女の顔は、去年よりまた少し、痩せているような気がする。
ここも最高に好きっていうかこの幕間ここまででよかったんですけど正直
ほんでね!1?!?!
>そういう顔を見る度に込み上げてくる感情は、『同情』という名を与えてしまえばあまりにも冷ややかで、けれど多分それだけでないことは、無意味だと知りつつ、自分でもよく分かっている。
未練タラタラじゃねえかっていうね
私あれなんですよトウヤは……本当に未練はないと……思ってたんですよ……でも書いてみたら普通に未練タラタラでした……物書きとしてこんなんでいいのかってこんなに把握できてなくていいん思うんですけどまぁ彼がそういうならそうなんじゃないんですかね……わろた……
> 一瞬、鼻の奥がつんとした。
もう私書きながらどうしたの????君どうしたの?????って思ったもん
> 悪かったな、彼氏じゃなくて
屑すぎるかわいい(ペッタンペッタン
こっからが長くてですね……(反省
そもそもこの幕間はあれなんですよ、5-9でトウヤがいかにしてあのクサい台詞でミソラを落とすか夜すっごい悩んでたっていうパートを書きたかったんですがカナさんがいきなり泣きはじめるのでトウヤも困ったでしょうが私ももっと困ったんですよ分かりますか
> 「酔ってるな、珍しく」
「うん……」
子供のするように、カナミはこっくりと頷いた。
「非常に眠い、です」
このへんの酔っ払いの書き方とかすっごいなんっていうか私酔っ払いの書き方上手くなったなとすっごい思ったんですけどどうですか??
>「……いい人だよ、アキトさんは。僕と付き合うよりも、あの人と一緒にいた方が、君が幸せになれる。だから付き合わない」
あと今回5-9本筋でもそうだったんですがトウヤってこういうクサい台詞をわりと恥ずかしがらずにしれっとさらっとポンポン言ってくれるタイプだと思ってたんですが意外とそうでもないということが判明しました けっこう恥ずかしい(無論私が
どうでもいいんですけどアキトさんの名前を「アキヒトさん」から取った事はちょっと言うまでもありまwwwwwwせwwwwwwwwwwwふぇっwwwwwwwwwwwwwwwwww
>「誰かさんと違ってイケメンだし」
「ほっとけ」
「でも私嫌いじゃないよ、トウヤの顔」
「……もう寝ろよ、本当に。酔いすぎだ」
「あー、照れた、照れた。好きとは一言も言ってないのに」
にやにや笑いながら指差してくるカナミの手を、トウヤは不躾に払いのけた。
あとここなんですよっていうかここなんですけど
照れるトウヤもトウヤなんですが照れた照れたって言われて言葉で否定せずに行動で示す(即ち肯定)ところが最高にツボっていうかもう手をさぁ伝われ~~~~はぁぁぁっぁ
>「あー、あーっ、ごめん! だめだ私、今年は絶対泣かないって思ってたのに」
あとこういうさめざめ泣かないカナさんが私めっちゃ好きになりました 24歳とか25歳とかだと思うんですが カナさんのキャラ設定についてはやっぱり章末反省会で喋るのでアレがアレしたアレなんですけどもうねぇもうねぇ
>「あれ、トウヤが帰ってから、エトに聞かれたんだもん。泣かされたのかって、心配して、あの子姉ちゃんのこと大好きだからさぁ、私が言うのもなんなんだけど」
>「トウヤさぁ、あれからうちに電話してきたでしょ? 私がいない時狙ってさ。あれ、面白かったなぁ。あの日から、エトの奴、見違えたように家の手伝いするようになったんだよ」
えったんかわいい早く5-10を上げたいです(号泣
>賑やかさに起こされたのか、また瞼を上げて、手元の小竜の大きな目がきょとんとこちらを見つめていた。寝ていていいよ、と額から鼻先へ撫で付けると、その獰猛な口元が、幸せそうに緩んだ。
この顎乗せハヤテもでらかわいいくて書きながら身悶えてました
>「トウヤがダメ人間だからかな。見てたら物悲しくなるのかも」
トウヤが屑だからかなって三回くらい書いたけど言い過ぎかなって思って変えた
>「……泣かせてやろうか」
して屑野郎最高
>「疲れたなぁ……」
色々(主にいかに私がトウヤを愛しているかについて)言いましたがこの幕間この一言にすべてが収斂するんですよ 疲れたなぁ 疲れてんのかなぁってその前言ってた彼女はもう本当は凄くこの一言をすっごい内側に秘めているっていうかなんかそういうのあるじゃないですかホラ長女ってそんな感じじゃないですかーーーーーーまぁ私真ん中なんで分かりませんが
カナさんはなんっていうかアレがアレするアレじゃないですかだから苦労してるんですトウヤなんかよりよっぽど苦労してて……凄く苦労してて……なんっていうかこうその家の、家のことでまた色々あったトウヤに親近感を抱いたことが彼らの関係性のはじまりなんですけど
っていうかこの5-9.5書いたことによって七年前番外やる意味正直半分くらいになりましたよね??????多分書くけど……
>「励ますの下手なんだ。知ってるだろうけど」
「――うん、よく知ってる」
>「付き合え!」
「酒にな」
「当然じゃん」
こういう二人がすげぇ好きです なんかいいなぁ でもトウヤとくっついたら確かにカナさんは幸せになれないんじゃないかと思うんですよ
> グラスとグラスのぶつかる音が、小気味よく、月夜に映える。夜はこれからだ。
ほんでこの締め方がね~お気に入り!!!!!!
以上
ちっとも反省してない
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